ファーストリテイリング会長兼社長 柳井正氏の著書
「現実を視よ」を読んだ。
シャープやパナソニックの大幅な赤字など、新聞の紙面から
なーんとなく日本の衰退を感じてはいた。
だけど、この本を読んで愕然・・・・。
生まれた時から、どんどん成長を続けていく日本に育ち、
若くて華やかなころにバブル絶頂期を迎えた私達世代。
そんな私には信じられないほど悲しい現実が書いてある。
特に、政治に対しての超辛口の意見は
誰もが思っているけどなかなか言えないことだらけ。
机上の空論をかざす評論家が言ってるのではなく、
死に物狂いで「ユニクロ」をグローバル企業に育てようと
着実にすすんでいる柳井氏が書いたものだからこそ、
危機感あふれている。
現実をまっすぐに直視し、ひとりひとりが小さくても
日本を立て直していかないと。。と思った。