石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

髪は女の命

2014-10-24 22:18:06 | Weblog

若い頃、髪の量が多く、ボリュームがありすぎて、

それが困りごとだった私には

「髪は女の命」という言葉は、ピンとこなかった。

髪の「コシ」というものも よくわからなかった。

が、年齢を重ねるにつれて 髪の重大さがよーくわかってきた。

敬愛する60代の女性で 大変美しい髪の方がおられる。

たっぷりとした 黒く艶やかな髪は、うらやましいほど綺麗。

田辺聖子さんの小説、「昔あけぼの」で、30歳前後の清少納言が、

しきりに髪の少ないことを嘆くのが 気になったけど

今ならよくわかる。

平安時代の30歳・・・もう初老といってもいい。

今より栄養状態も悪く、ヘアトリートメントもヘアパックもない時代、

髪が薄くなるのは 女性にとって切実な問題だったと思う。

美人画家の山本容子さんは、

40過ぎてからの女は 「肌と髪!!」とおっしゃっていた。

目鼻立ちの加減は そうそう問題じゃなくなる。

多少 顔がアレでも、色白で肌と髪が美しければ

リベンジできるのだ。

面白い年代になってきた

 

 

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