今年は 中秋の名月と満月が ぴったり
重なるそうで 8年ぶりのことだそう。
そんな夜に 嵯峨野の「ミュージアム李朝 無動庵」にて
観月の茶事。
徹底した換気と たびたびの手指消毒。
濃茶は もちろん各服点てで
懐石料理は 飯器を回したりせずに
1回目を食べ終わると すべて引き揚げ、
ご亭主が水屋で おかわりを入れてくださる。
煮物なども すべて各々銘々皿に盛りつけて・・・と
手間のかかること、かかること。
お隣の方とは パーテーションが置かれ
なんとも 水臭い。。。
何度も器を持ってらしたり 出ていかれたり、
こちらも マスクをつけたり外したり・・で
大変 忙しく慌ただしい様子だった。
水屋の方々の洗い物の多さを想像すると
気の毒になってくる。
今後 茶道はどうなっていくのだろう?
きっと 時代に合うように変革していくとは思うけど。。
残念ながら 京都市内では たくさんの雲で
お月様が全く見えなかった
でも、お茶を愛する皆様との出会いがあり
楽しいお話ができ 心豊かな時間を過ごせた。
嵯峨野 落柿舎の真ん前にある「無動庵」は
朝鮮由来の陶器や民芸品を展示するミュージアム。
実は ここのオープン時、「家庭画報」のイベントに
当選し、訪れたことがある。
桜の美しい頃、もう9年も前のことだ。
月日が経つのは おそろしく早い!
9年のあいだに「無動庵」は変革を続けてこられた。
また機会があれば 訪れてみたい。
夜も更けて 舞鶴に戻ると 素晴らしい月の輝きが!
北部のほうは 雲が少なかったみたい。
うっとりとするくらい美しい名月だった。