茶の湯同好会のイベント「茶室見学会」に参加してきた。
茶の湯同好会のイベントや勉強会は
ほとんど東京で行われる。
毎月の会報誌を見て読んで、いつかは参加してみたいな~と
いう憧れのお茶会や講座。
年に一度開催の茶室見学会は 京都のことが多く
これだけは 都合が合えば参加する。
今回は 京都駅に集合して、大山崎の妙喜庵待庵を見学、
お昼は瓢亭でランチ、午後 有斐彩弘道館を見学。
建築史家の桐浴邦夫先生が ずっと同行して説明してくださるという
素晴らしい企画!
小型マイクロバスで 秋の京都を移動した。
国宝茶室 待庵。
JR大山崎駅のすぐ近くのお寺、妙喜庵に現存する。
妙喜庵のご住職も お寺の説明をしてくださった。
お寺も待庵も 写真厳禁、
待庵は 昔は中に入って見学できたそうだが
今は 外からそーっと覗くのみ。
400年以上も昔の建物だから仕方がない。
写真で見るのと 本物とは、やはり佇まいが違い
見に来れて感激!
瓢亭での松花堂弁当、これに真薯のお吸い物ときのこご飯がついてて
お腹いっぱい。
今回、18名の参加者で お昼は4人ずつ座って
ごはんをいただいた。
せっかくの御馳走だから。。。とみんなでビールを頼み
各テーブル、美味しい御馳走とお喋りで楽しい時間を過ごした。
コロナ禍では 考えられなかった楽しいひととき。
ほとんどが東京近郊の方で、表千家の方が多かった。
でも、お茶をしている。。というだけで
着物や稽古やお道具や お茶の話で盛り上がり
すぐに打ち解けて友達になれるのが ほんとに楽しい。
あ、青森から来た数寄屋建築の社長さん(若い男性)も
いらっしゃった。
デザートを食べて 次は有斐斎弘道館へ。
こちらには 度々来ている私は、東京の方々に
是非 この素晴らしい空間を知っていただきたい、と
ワクワク
この路地を見るだけで 気持ちがシャーンとする。
茶室や庭の説明を聞き、そのあと美味しいお菓子と呈茶。
皆さん、とっても喜んでおられて
私も益々 弘道館が大好きになった。
ちなみに、桐浴先生は、弘道館の理事でもある。
素晴らしい方々が、この趣ある建物と庭を残そうと
一生懸命に活動されていて 頭が下がる思いでいる。
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