石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

異国の丘

2006-11-21 22:57:15 | Weblog
延暦寺に行くと言って 早1週間
市議会議員選挙も終わり
 ボジョレーヌーボーも終わり
やっと静かな落ち着いた生活が戻ってきた

延暦寺レポートもしなくちゃいけないのだが
ちょっと劇団四季舞鶴公演について
書かせてください

先日の日曜日、引き揚げの地元舞鶴で
劇団四季ミュージカル「異国の丘」が上演された。

「李香蘭」・「南十字星」と共に
昭和三部作として京都劇場で上演されたもの。
四季ファンの私は 三作すべて観たが
シベリア抑留の「異国の丘」が
舞鶴で上演されると知り大感激
9月から12月の間、全国46都市で公演されるそうだ。

シベリア抑留のミュージカルなんて・・
暗い・・?と思われるかも知れないが
日本の首相近衛文麿の御曹司 近衛文隆と
蒋介石の姪 愛鈴の道ならぬ恋と
和平工作・・・
文隆のアメリカ留学時代なんかも
描いてあるので華やかさもあってすごくいい

2回目だというのに劇中、何度も涙があふれ
戦争で亡くなられたすべての人に
哀悼の念を抱いた
私達の今の幸せは 数え切れない人々の
苦しみから 築かれたのだと思った

シベリア抑留から 解放され
初めて懐かしい祖国の地を踏んだのが
ここ舞鶴なんて・・誇らしいなあ
暖かい受け入れ 暖かい街だったんだ

ミュージカル終演後、満席の観客の
壮大な拍手が鳴り響くなか
主役を演じた 下村尊則さんが挨拶をされた
「舞鶴で演じるのをみんな、本当に心待ちにしていた」
「演じる喜びよりも身の引き締まる思いだった」
そしてそのあと、役者さんたちが
場内に躍り出てきて
劇中、作曲家の吉田正がつくった
「異国の丘」という感動的な曲を
舞台と客席とが 一緒になって大合唱という
ファンが卒倒しそうな 素晴らしい演出があった

「異国の丘」のあまりにも可哀想な詩に
心打たれて 
熱狂的な大合唱のなか
歌いたくても声がつまって
うまく歌うことができなかった

何回も四季劇場で四季のミュージカルを
観ているが こんな演出・・
こんな大サービスを
経験したのは初めてだった
舞鶴ならではの 演出だったんだと思う
娘も行ったのだけど
末永くこの感動を覚えていてほしい



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も観ました。 (Tomoko)
2006-11-22 08:09:19
私も見に行ってました。
アンコールもよかったですね!

久しぶりの舞鶴で、雨がたくさん降ってましたが
良い時間でした(^^)v
返信する
Tomokoさんへ (かおり)
2006-11-22 10:00:45
降幕後が 特にすごかったですね
舞鶴人として 素直に
嬉しかったです
返信する

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