京都・鴨沂会館での
お香の初稽古に出席した。
ヒカゲカズラの蓬莱飾り
シダ科の植物で 地面にざざぁっと
生えるそうだ。
生えている様子を実際に見てみたいな。
今回は新年初の稽古なので
各々のお手前稽古はなくて
先生のお手前での銘香聞きと
それぞれのお役を担当する組香だった。
滅多に拝見することのない、
先生の優美なお手前は香筥手前
まさに今、私がお稽古させていただいている
手前だったので とても勉強になった。
銘香は 伽羅、銘は「緑陰」
緑は 松の緑でお正月らしくお目出たい
組香はあみだくじで
お手前が当たった
本格的組香形式を学ぶことができた。
先生から 1人1人、今年の目標を聞かれ
何も考えていなかった私は
咄嗟に「若い人にお香やお茶を広めたいです」と
言ったのだが
それももちろん そうなんだけど
それ以前に いろいろなことやモノを
見聞きして経験と稽古を積み、
伝えていくだけの技量や器を広めたい。
帰りは、Fさんご夫婦の車に乗せて頂き
舞鶴まで一緒に帰った。
「ふたば」のお餅やサンドイッチにコーヒーを
頂き、いろいろとお話をして
あっという間に舞鶴に到着した。
私は長女で、兄や姉がいないので
Fさんのことを優しいお兄さんお姉さんと
勝手に思っている。
お香や古典のことを
心ゆくまで話せる仲間や先生がいて
心新たに初稽古に参加できて
良い一日だった。