コクーン歌舞伎「天日坊」を観てきた。
亡き勘三郎さんと、串田和美さんとが
立ち上げたコクーン歌舞伎は
従来の古典歌舞伎に新しい解釈をくわえ
斬新で多彩な手法で演出されている。
初演から10年ぶりの「天日坊」、
勘九郎・七之助・獅童が磨きをかけて、
私は初めて観たのだけれど
舞台のパワーにぐいぐい引き込まれてしまった。
脚本は 宮藤官九郎。
話のテーマもしっかりしているし
展開もスピーディーで
よくできた芝居だった。
台詞に「マジかよ!?」の連発(鎌倉時代の話なのに)
三味線や鳴り物の代わりに
トランペットやキーボードの音楽、
とても斬新で良かった。
演じる人も 音楽の人も ほんとに楽しそう。
七之助さんの 女盗賊「人丸お六」が最高にカッコイイです!
若い人達が、こういうカッコいい歌舞伎をみて
日本の古典芸能に 興味をもってくれたらな。と思う。
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