暑さ寒さも彼岸まで とは
よく言ったもので 彼岸の入りの今朝、
寒いくらいだった。
秋らしい爽やかな気候で 過ごしやすい。
百人一首講座は 5番 6番を学んだ。
奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の
声きくときぞ 秋はかなしき
かささぎの わたせる橋に おく霜の
しろきを見れば 夜ぞ ふけにける
七夕のとき 天の川のうえを かささぎが連なって橋となるのが
知られているが この歌は 初冬のうた。
翼の先の 白い部分が 霜を連想させるんだろう。
冷たい空気のなかで 心が凛、とするような歌だ。
百人一首講座に来てる方に
丹波の「白露」という ひやおろしの日本酒をいただいた。
冬に仕込み 春先にできる新酒は
その味が落ちないよう 火入れ(加熱処理)する。
ひと夏過ごすうちに熟成がすすみ、
秋には まろやかな飲み口に。
通常、もう一度 火入れをするんだけど
「ひやおろし」は それを行わず
蔵出しの味や香りを愉しむ 秋のお酒
ネーミングも秋らしくて 素敵。
秋の夜長の 晩酌に
いただきます。。。。
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