夜は 主人と長女と合流して
妙心寺塔頭 退蔵院にて、お月見茶会
副住職が お寺の説明をしてくださった。
ここのお寺は 国宝「瓢鮎図」があることで有名だ。
「瓢鮎図」も見せていただきながら説明を聴いたが
もちろん もちろんレプリカ。
本物は 京都国立博物館に所蔵されているそうだ。
小さな瓢箪で 大きくヌルヌルしたナマズを
つかまえるという禅問答。
たくさんの高僧の禅の答えが びっしりと書いてある。
ちなみに 中国ではナマズのことは「鮎」と書くらしい。
では アユはどう書くかというと 「香魚」・・・だって。
肝心のお月様は 少し見えたかと思うと
すぐ雲に隠れ・・・。でも、「月にむら雲」というように
すべて見えるよりも ちらちら見えるほうが魅力的かも。
お茶会で ナマズの焼印入りのお菓子とお抹茶をいただいたあと
精進料理をいただいた。
お魚やお肉・油を使わずに 湯葉・胡麻豆腐・お野菜などなど使った
美味しいお料理
どれだけ食べても そんなに太らないだろうという安心感で
松茸ごはんやデザートまで お腹いっぱい、たくさんいただいた。
お食事の途中には
お琴と尺八の本格的演奏もあり
初秋の夜を 楽しく過ごせて大満足。。。
秋は 楽しいなあ