J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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Jリーグへの道について10

2007-04-28 01:04:39 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)
 24日の読売新聞の「SOCCERウィークリー『目指せJ』」で塩釜FCヴィーゼの事が載っていました。抜粋して内容を紹介。
             
 現在、東北1部リーグで活躍しており、昨年はあのTDK秋田のライバルチームだったようです。元々は地元スポーツ少年団で、塩釜市内の小学校の少年団を統合して塩釜FCが誕生し、廃部した佐川急便東北を母体に2004年にスタートしたそうです(ファジと同じ年ですね)。トップチームから下部組織を作っていくことが多い中、こちらはその逆という異色の存在です。
 あの加藤久氏も子供の頃に所属したそうです。今はスーパーアドバイザーを務める加藤氏を指導した事があるという理事長さんは、ずっと40年もチームを引っ張ってこられたそうです。「ヴィーゼ」というのはドイツ語で牧草地という意味で、ドイツのスポーツシューレを意識した「芝生から始めたクラブ」としてJリーグも一目置いているとか。
 ユニークなのが「伊保石牧場グラウンド」の生い立ちですね。理事長さんが行政や牧場主と掛け合って完成させ、古くなった電柱をもらってきてポールにしたり、魚網を巻きつけてネットしたり、電力会社の廃材で照明も作ったとか。気持ちがこもった手作りのグランドですね。リサイクル仕様でも、こういう専用グラウンドがあるのはいいでしょう。市内の小学校や幼稚園の芝生化にも協力するなど、「芝生から始めたクラブ」として地域貢献しているようです。

 公式HPを見てみました。「塩釜市内の某幼稚園の園庭を芝生にする工事報告」というページが面白いです。園庭の広さは、約200㎡で工事に掛かった時間は5時間とか。
 TDK秋田のライバルチームだったようですが、詳しく見てみるとなかなかユニークなクラブですね。
社団法人塩釜FC公式HP:http://www5b.biglobe.ne.jp/~shiogama/
応援ページ:
http://www.geocities.jp/omyonichi/
コメント
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