事例紹介コラムです。
去年の今頃は、天皇杯優勝の余韻にひたり、東京でもらった風邪に苦しんでいた頃ですが、今年は黄色いチームについては、特に何も動きがありません。3月頃に横浜出張があるので、ぜひ一度行ってみたかった日立台の練習見学に行きたいと思っているくらいです。今シーズンは監督も変わらず、選手も、ジョルジや澤くらいで大きな入れ替わりはありません。あとは新加入がどうなるのか気になりますね。今シーズンは夏頃に一つ、特別な試合があります。ナビスコ王者のみが出場できる「スルガ銀行チャンピオンシップ」です。今までは全く馴染みがなく、ナビスコ優勝の唯一のメリットだが、南米王者といっても、確かリベルタドーレス杯ではなく、欧州でいう「UEFAヨーロッパリーグ」のような大会王者と戦う試合というくらいしか認識がなかったです。ただ、今回黄色いチームが出場するという事で興味を持ち、個人的に調べてみました。以下どうぞ。
正式には、Jリーグナビスコ杯王者と、「コパ・トタル・スダメリカーナ」の優勝チームが対戦するの国際大会(カップウィナーズカップ)であり、開催時期はJリーグの中断期間中の7~8月。'08年より8回目になり、日本協会によれば、試合会場にはナビスコ杯の近隣にある世界的なスタジアムを使用する事になっている。優勝チームには賞金が3,000万円、準優勝チームには賞金が1,000万円贈られる。
【大会概要】
主催: (公財)日本サッカー協会、南米サッカー連盟、(公社)日本プロサッカーリーグ
対戦: 柏レイソル(2013ナビスコカップ優勝)対CAラヌス(アルゼンチン/コパ・スダメリカーナ2013優勝)
日時: 2014年8月6日(水)ナイトゲーム予定
会場: 日立柏サッカー場
【過去の戦績】
2008年: G大阪 0-1 アルセナル(アルゼンチン) / 会場:長居
2009年: 大分 1-2 インテルナシオナル(ブラジル) / 会場:九石ドーム
2010年: F東京 2-2(PK4-3) LDUキト(エクアドル) / 会場:国立
2011年: 磐田 2-2(PK4-2) インデペンディエンテ(アルゼンチン) / 会場:エコパ
2012年: 鹿島 2-2(PK7-6) ウニベルシダ・デ・チリ(チリ) / 会場:カシマ
2013年: 鹿島 3-2 サンパウロ(ブラジル) / 会場:カシマ
そして、2014年の対戦相手は決まっています。アルゼンチンのCAラヌースです。どんなチームか調べてみました。
1915年に設立された総合スポーツクラブで、愛称はEl Granate(ガーネット)。サッカー部門はアルゼンチン1部にに所属しており、バスケットボール部門も強豪とか。
1995年には国際カップ戦に初参加。1996年にコパCONMEBOLで優勝。2007年(後期?)にアルゼンチン1部で初制覇。2013年にコパ・スダメリカーナ優勝。
CAラヌース公式HP:http://www.clublanus.com/
今回、開催スタジアムで当初ひと悶着あったようです。これまでの慣例によると、「通常のJリーグよりも関係諸室を多く使用することも大きなスタジアムを使う理由の一つ」として、日本国内で国際試合を開催するためには3万人を収容するスタジアムが必要とされ、過去にG大阪が長居を、磐田がエコパを使用した事があった。
柏の場合は、ホームである日立柏サッカー場(日立台)の収容人員が1万5,349人で、これまでの慣例には満たないとされたとか。柏はACLのホームスタジアムとして日立台の使用を希望し、認められた経緯もあったというのがナビスコ優勝時の流れでしたが、12月17日日程と会場として、そのまま日立台での開催が決まりました。
ちなみにこの大会は南米では思いのほか注目を集めるそうです。まあ、これも1冠ですが、今シーズンはぜひ初心に帰って、1ステージ制最後とも言われているJ1リーグ戦の優勝戦線に留まっていて欲しいものですね。
Jリーグ公式HP大会ページ:http://www.j-league.or.jp/surugacs/
日本協会公式HP大会ページ:http://www.jfa.or.jp/match/topics/2013/213.html