J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

カリスマの存在166

2014-09-20 00:02:15 | カリスマの存在

 生観戦レポです。
 少し前になりますが先日、大阪へ行ってきました。ちょうど神戸あたりを歩いていて、「ガ●トでフォアグラ!」の表示に目が行き、「うまそうだなぁ」と思って観ていた時にメールが来ました。岡山の柏バカの方々からで、「フォアグラもいいが、フォルランを喰ってやらないといけんだろ!」と長居での黄色い試合のお誘いを受け、そのまま乗合車に同乗して、長居に向かいました。
 大阪環状線からハルカスを眺めたり、大阪市内の道は狭いなぁ、人が多いなぁ、混んでるなぁと思いながらヤンマースタジアム長居に到着。ノエスタもそうですが、地下の巨大な駐車場があり、県外サポにはうれしい環境です。いつもの顔ぶれに加えて今回、ボランティアでご一緒する森氏が初参戦。J2時代にカンスタに来た試合の時に観戦しているそうで、興味があったのかな。
   
 入場前にうろうろしました。スタグルに興味がありましたが、ホームエリアにあって注文できず。アウェー側のスタグルは正直残念な内容でした。Eスタやノエスタのようにアウェーサポも同じように買える形がいいなぁ。正面コンコースには、フォルランなどレギュラー選手の大きなタペストリーがたくさん掲げられていました。このタペストリーはシーズン終了後に、本人サイン入りでチャリティー販売されるとの事で、さすが付加価値の高いクラブだと感心。これはガンバさんも同じようにされていますね。こういうものがあると、ファン・サポーターが記念撮影できますね。
 総合案内所には「Jマジ!20」の受付コーナーがありました。この日も多くの20歳のファン・サポーターが訪れているのでしょう。こちらほど観客動員ができていても、20歳の来場者を無料しているのですね。「ウチはタダ券は配らない」という価値観のみにこだわり続けるのではなく、しっかり堂々と若い来場者を開拓している姿は、さすが付加価値が高いクラブだと思います。参加クラブを観ると、付加価値が高いクラブはみんなやってますね。
 後援会ブースには今回も区民デーが開催されている。この日は「城東区民デー」でした。本当に何か毎回見かけますね。ホームタウンデーを年にほんの数回やって終わりとは違います。やっぱ後援会の存在が大きいです。
   
 アウェーゲートからスタジアムに入りましたが、写真撮影で遅くなって他のメンバーから遅れての入場。うろたん氏が手招きする席に座ってみると、これまた真ん中の方です。「入場した時に、コアサポの方が『席探しているんですか? こっちへどうぞ』と案内してくれたんですよ」と。そうですか、まあいいじゃないですか。
 途中、柏シティへの永久就職に向けて移住を完了させたというみろっこさんが、挨拶に来られました。うろたんK氏と何やら立ち話。どうやらうろたんK氏が近々行くドイツの事でいろいろと情報交換している模様。いいなぁ。
 ピッチでは前座のキッズSPマッチ(大阪市ジュネッスFC対門真脇田FCと、DREAM FC対吹田クラブ)が行われていました。万博もそうですが、毎試合前座の子どもたちの試合が行われています。正直、こうした地域を巻き込んだ前座試合がどれだけ多いかでも、当ブログとしては付加価値の尺度にしています。
   
 向かってやや左に振った先の位置が黄色いコアサポさん達の立ち位置です。振られている大旗のデザインに目が留まる。歴史マニアとして最近知った家紋ですが、「揚羽蝶」に似ているなと。古くは平家から池田恒興、そこから岡山藩の池田家の「備前蝶」につながっていった家紋です。先日の「ダンディズム」で学んだ知識でしたが、似ているデザインだったので、岡山県民としてちょっと触れさせていただきました。(関係ない話でごめんなさい)
 もうすでに黄色いゴル裏は活気づいています。皆さん指笛を鳴らせて試運転。とにかく最初から何かと賑やかな空間で、森氏も何かニヤニヤしています。そして、この日は我々の前にも後ろにも、いかにもというコアサポさんが陣取り、空き空間がない密集度の高さを感じる。先日のみや長さん(来られていましたね)ブログで「アウェーに行こう」と運動をされていましたが、影響があったのかな。
   
 この試合は、「KINCHOサポーティングマッチ セルビア復興支援マッチ」で、オーロラヴィジョンでセルビアのビデオが流れていました。オシムさんも登場。セルビア駐日大使と㈱キリン堂社長がキックインです。
 試合が始まって、思わぬ展開に。ちょうど我々のグループのちょうど前と後ろのグループの声量が大きく、四方八方から応援コールが我々の耳の中にガンガン入ってきます。とにかく皆さん声がデカい・・・ 何か鼓膜に響く感じで、20年もサッカーを見てきた中で初めての体験です。後で聞いたら他のメンバーさんも「ちょっと耳痛い?(笑)」という感想。まーさん親子は、隣にトランペッターがおられてたので、トランペットの音量にも圧倒されたとか。森氏もJ1のサポーター応援にすっかり圧倒された事でしょう。試合後もしばらく鼓膜の辺りで黄色いチャントが響いていた気がします(笑)。
   
 試合前には、大谷キャプテンと相手主将によるフェアプレー宣言がありました。試合の方ですが、0-2で負けました。試合が終わってもどうしても敗因がわかりません。メンバーもそれなりの顔ぶれだし、相手との相性も悪くないし。とにかくボールがつながっていなかったですね。パスミス(相手にパスが何度も)も多かったし、何で負けたのかやっぱりわかりません。ここ数年は、リーグ戦よりもカップ戦など一発勝負のほうが勝率が高いので、黄色いチームはすでに頭の中はナビスコ広島戦モードになっていたりして。
   
 後半37分にやっとフォルランが出てきましたが、遠いし印象は余り残っていなかったです。というか、インドリーグ移籍の噂もあるし。存在感は高くなかったですね。試合終了後、選手達が黄色いゴル裏にやってきました。ブーイングなのか拍手なのか、どうなるのか気になりましたが、激しい叱咤激励でした。最後には拍手が起こっていました。
 帰り道で森氏に感想を聞いてみました。応援の声が大きすぎたし、チャントもこの日は同じものが何度も流れて、初参戦の人にはちょっとついて行けない部分もあったのではと聞いてみたところ、「いやぁ、面白かったですよ」といい反応。イメージどおりだったのかな。これでまた1人柏バカが増えたのかもしれません(笑)。皆さまお疲れ様でした。

 この時はまさかこの後にネル監督の退任が知らされるとはみんな思っていなかったです。この時の負けっぷりも心理的に影響があったりして。思うに、ネル監督はこの黄色いチームと相性が良かったからここまで実績を残せたと思います。あの西野監督もガンバさんまでは良かったが、その後は神戸さんでも名古屋さんでも思うような結果を出せていません。いい監督ならどこへ行っても勝てるという事ではないかもしれません。ネル監督も次のチームでいい成績が残せなかったから、いつかまた黄色いジャージを着て下さい。

コメント
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