TV観戦レポです。
TV中継は帰宅して、延長戦くらいからしか観れていません。昨日のFCWC、熱い試合でしたね。途中携帯で試合状況を追う。1-1で「えっ、鹿島1点取ったんだ」と感心。まあ、この日の個人的予想は1-3だったので想定内でしたが、途中2-2になって、「何、レアルから2点取った?」と意外な心境に。そのまま後半も終わり、延長戦になった時に、自分の中には日本の代表である鹿島さんに勝って世界一になって欲しい自分と、Jリーグ年間3位のチームが世界一になっちゃだけだろと、レアルを応援して自分の両方がいました。2ステージ騒動から、どうも「正しいスタンダードは何だ」と追及する癖がついています。
結果は延長でレアルが2点取り、4-2でレアルが優勝しました。おめでとうございます。鹿島さんもよく頑張りました。最後はレアルの選手も本気になっていたようですね。あと、主審がS.ラモス選手にその試合2枚目のイエローを出そうとして出さなかったというトラブルみたいなシーンもあったようです。
自分的にはどうも納得できない。もう少しのところまでレアルを追い詰めた鹿島さんは、Jリーグ年間3位のチーム。もし、2014年までか、2017年だったら浦和さんが出場していたはず。ACL王者でアジア代表でもない。リーグ戦では勝ち続けられなくても、一発勝負の大会ではめっぽう強いチーム。どこまでか知りませんが、たぶん、他の出場チームはちゃんとリーグ戦の勝ち点数でトップを取ってきたチームばかり。この辺が違和感あり。
柴崎選手が、「たった、(移籍市場価値)2億5,000万円?」とやれ移籍市場の目玉になっていくとか、ちやほやされていますが、最近の日本代表では顔を見なくなった選手(去年10月依頼招集無し)。代表ありきでもないですが、何とも不思議な感覚です。ジーコイズムの賜物とも言われていましたが、鹿島では強かったジーコも、ジーコジャパンはどうだったか。サッカーというのはよくわかりません。鹿島さんは今回の快挙が、実力なのかほんのまぐれなのか、真価を問われるのは来季のACLでしょう。ACLで予選リーグ敗退でもしようもんなら、やはり2016年のFCWC準優勝は「くそまぐれだった」と叩かれるのではないでしょうか。
年俸総額(推定)はRマドリードの68億2300万円に対し、鹿島は4億6100万円。Qolyの記事には、鹿島さんがこの1ケ月で獲得した賞金の額が載っていました。J1年間優勝の賞金は1億円、J1年間勝点3位の賞金が2,000万円、JリーグCS準決勝勝利が賞金1,500万円、FCWC準優勝の賞金が400万ドル(およそ4億7,000万円)で賞金合計がおよそ6億500万円だとか。
鹿島さんの前季の人件費は20億2,300万円で、その1/3ほどの額をこの1ケ月で獲得した計算。また、6億5,000万円というのは入場料収入(7億8,000万円)にも近い額。鹿島さんはJ1前期優勝しているために、これらとは別に「ステージ優勝ボーナス」として賞金5,000万円も獲得。また、FCWCではフェアプレー賞に輝いており、2万5,000ドル(およそ294万円)相当の小切手を獲得しており、総合計で6億5,794万円になってます。
今日は自分ながら珍しい記事になりました。事例紹介は余り無し。しかも最後の辺はお金の話ばかり(笑)。鹿島さんはどこかと違って、決して商業主義のクラブとは思っていません。ただただ、実直にサッカーを追及してきたから、サッカーの神様からご褒美をくれたのでしょうか。 2月くらいからACLですね。また、ウルトラスにACLの試合観に行きたいなぁ。