J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

勝利の白星114

2018-07-09 00:01:07 | ファジアーノ岡山

 PV観戦レポです。
 昨日、№12EVERで開催された、ファジのアウェー東京V戦のPVに参加してきました。昨日は豪雨災害の影響か、参加キャンセルが相次ぎ、結局個別参加となり、EVERさんに向かう。来店すると、マスターがカウンターのいい席に座らせていただきました。カウンターは皆さん、個別参加の様子でしたが、試合が盛り上がるうちに一体感が出てきました。出るのは豪雨災害の話。倉敷市民である当方にも温かい言葉をかけていただきました。
 あとは、W杯や西野ジャパンの話。当方は日本人監督は反対ですが、マスターは森保監督とかいいのではないかと。あとは地元岡山の話。開幕当初は一瞬夢を見させてもらったが、当初の予想どおりの順位になってきたとマスター。まぁ、当ブログも今季の戦力ではこんなものかと。前半終了時の順位が年間順位に近いので、目安になると思っていますが、2ケタか1ケタかと予想していたので、こんなところかと。
   
 試合ですが、ヴェルディさんは先週の再試合とは全然違う試合運びでした。かなりボールをつなげていましたね。ロティーナ監督になって、ポゼッションのボリュームを下げたと聞いていましたが、昨日の試合は往年の伝統のヴェルディさんのポゼッションサッカーに見えました。でも、勝ったのは岡山。足元はヴェルディさんのが上手いが、球際も含めて全体的には岡山の方が上だった印象。
 後半からヴェルディさんは2人の外国人選手を投入してきて、ヒヤッとしましたが何とかしのげました。ただ、最近入団したという、モンちゃん(柏時代のニックネーム)こと、レアンドロ選手が出ていればどうなっていたか、わかりません。あと、審判は僧侶で「岡坊主」と呼ばれている岡主審。いつも荒れる試合になるとの事ですが、昨日は極めていいジャッジでした。ロスタイムにイエローが続けて出て、「やはり」と言われていましたが、余り試合が荒れなくて良かったです。
 岡山側の応援席では「来れないやつらの分まで」という横断幕が掲げられました。これは、今回の豪雨災害のために「来れない」という意味でしょうか。当方もここまで来る時に、「新幹線の側道」と呼ばれているいう道路を通りましたが、渋滞の中で途中左右が沼状態になっている様を目の当たりにし、途中冠水した道路に出くわしてしまい、少し実体験をしてしまいました。すごい景色でした。改めてお見舞い申し上げます。
   
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「東京Vはボールを保持するも、『持たされる』展開となってしまう。球際への厳しいプレスと、無理をしないブロックの構築を使い分ける岡山の守備に手を焼き、ペースを握れない。後半は早い段階でドウグラスヴィエイラとアランピニェイロを投入して攻撃への圧力を強めたが、最後までゴールを奪えなかった。一方、少ないチャンスをゴールに結び付けた岡山。終盤に相手の猛攻に遭ったが、大雨の被害で『来れないやつらの分まで。』必死に戦い、7試合ぶりの勝利をもぎ取った。」引用:スポーツナビ
J2採点
 チーム:6、【MAN OF THE MATCH】仲間
 金山6.5、後藤圭太:6.5、濱田:6、喜山:6、椋原:6.5、塚川:6、上田:5.5、三村:6、伊藤:5.5、齊藤:6、仲間:6.5
 末吉:5.5、赤嶺:5.5、長澤監督:6

【山陽新聞選定MVP】
 仲間選手: 値千金の決勝点を奪った勝利の立役者。右から来たクロスボールに走り込みながら頭で合わせ、ネットに突き刺した。
     
 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ7戦ぶりの白星」というタイトルの記事の戦評です。
 岡山が相手のボール回しに粘り強く応戦する状況で迎えた後半14分だ。クロスを仲間選手が走り込みながら頭で合わせた決勝点。得点の場面は塚川選手が右サイドに大きくボールを展開すると同時に全体のギアが一気に上がった。4戦ぶりの無失点に導いたのは金山選手。2015年から7試合勝てていなかった東京Vを撃破する立役者の1人。岡山のハードワークが7戦ぶりの白星をっもたらした。ボールを保持されても、献身的な走りと球際の激しさで決定機を与えず。素早い寄せとシュートブロックで終盤のピンチもしのぎ、3ケ月ぶりの無失点勝利。攻守に堅実で、しぶとい勝ちっぷり。
   
 これで岡山は少し順位を上げて8位浮上。プレーオフ圏内の6位までは勝ち点2点差と近づきました。次節勝てば最良で5位浮上。負ければ最悪で11位まで下降。そして、次節の相手は首位の山雅さん。相性は悪くありませんが、今節で新潟さんに2-0で快勝し、乗っている相手です。
 昨日、クラブからの
LINEメッセージで2回、今回の災害のお見舞いメッセージが入っていました。過去のクラブの動きをずっと見てきた中で、一番早い対応でした。災害地が地元である点、GMが代わった点を差し引いても、早くていい対応だと思います。また、LINEはいいけど、公式HPはどうなのと思っていたら、先ほど「大雨により被害に遭われた皆さまへ」というタイトルで、お見舞いのメッセージ記事がアップされました。クラブと並んで選手会のメッセージも載っていました。いい行動だと思います。

 さて、お見舞いは発信されました。今度はどう行動するかでしょうか。当ブログとしては、今までこちらのカテゴリーにまとめているとおり、様々なJクラブの復興支援活動を見つめてきました。申し訳ないですが、地元岡山は前向きに取り組んできた印象はよそと比べて薄かったです(このカテゴリーの昔の記事を読み通してみては)。今度は地元です。ホームタウンの一つである倉敷市(真備町)が全国ニュースで何度も出ました。支援はヒト、モノ、カネです。「支援はブームではない」と口にしている川崎さんは、8年間変わらず東日本大震災の復興支援活動を継続されています。他にもそういうクラブはいくつもあります。地元岡山はどう動かれるか、しっかり見させていただきます。

 ちなみに当ブログも少し動いています。広島の土砂崩れ災害の時に、OSS委員会(当時)でボランティア参加しようと準備していましたが、広島県民のみ受付という時期が続き、結局県外ボランティアが参加できないまま終了した経緯があります。今回は地元です。倉敷市民、一番大きな被災地である倉敷市真備町の復興支援活動に、できれば仲間とともに登録参加したいと思っています。OSS委員会は現在活動が「極めて縮小」しているので、今回は「語る会」「フットサルを体験してみる会」等の合同メンバーでと思っています。
 あと、「自分も何か役に立ちたい」という読者の方々のために、当ブログの記事上で、できる範囲で復興支援情報を随時提供していきたいと思っています。倉敷市真備町はまだ水が残っている状況で、「この大雨による被害状況の情報収集を行い、支援の準備をすすめておりますが、当市では未だ危険な状態が続いており、人命救助が優先される状況です。今後、ボランティアの受け入れ準備が整い次第、情報提供する予定」とありました。なので、水が引いてから本格的に復興支援活動が始まるのではないかと思っています。これらの活動に興味がある方は、当ブログ宛アドレス(左コンテンツのプロフィール欄にあります)こちらへご一報ください。

コメント
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