生観戦レポです。
昨日、Cスタで開催された、ファジのホーム松本戦の観戦に行ってきました。この日は応援団・浅口の、懇親会付観戦会で、浅口方面から7名参加しました。席取りも兼ね、いろいろ観たいと思い、1時間早く行こうと動いていましたが、山陽本線が間引き運転をしており、結局メンバーさんと同じ電車になってしまいました。世の中上手くいきません。試合に来れなかったJリーグ原副理事長も同様か。メンバー6名は中健隊長はじめ、いつもの顔ぶれ。岡局長さんもすっかり事務局の顔になっていました。
駅からタクシーに分乗してスタジアムへ。国体通り沿いからスタンドを観ると、入りがイマイチ。多いと聞いていたのですが、やはり災害で来場断念した人が多かったのか。昨日の興行も中止になっておかしくなかったですから。
すぐに、岡山県内9チームの募金活動している声が聞こえてきました。その模様は後日別に改めて詳しく。2Fコンコースにも別のグループで募金活動していましたね。ファジの役員DY氏がおられ、いつものように握手(いつもアイコンタクトのみですが、クラブが立ち上がる頃からの知人なので、多くの言葉は不要)。今回はS席でしたが、かなり上の方しか席が空いていませんでしたが、それはそれで全体が良く観えて良かったです。
山雅サポさんもしっかり来られておりました。女性サポが岡山に対して何か申し出があったとか、弾幕の言葉等を知ると、復興支援活動については大先輩という印象です。そういえば、クレヨン等の避難所の子ども向けの支援物資の受付もあったそうです。気付かなかったです。今度は優先順位が高い支援物資を集めて、被災地へ届けて欲しいものです。元J1クラブという事で、サポーター席もいつもと違う重みがあったと思います。
試合開始前に、おかしん様の支援金贈呈セレモニー、そして募金活動を行っていた9チームがフェアプレーフラッグに続いて入場してきました。先頭はシーガルズの山口主将と丸山選手。エスコートキッズとファジの選手と一緒に9チームの選手たちが一堂に会した景色は感慨深いものがありました。復興支援というタイミングですが、せっかくこういうコラボができたので、そのまま何か連携できないものでしょうか。その後、全員で黙とうをやりました。
この日思いついたのが、ハーフタイムでのチームPR。元々J2岡山のハーフタイムショーは、よそと比べて物足りない個人的印象があったので、ちょうどいいんじゃない?と思いました。各チームのシーズン開幕直前や、成績報告など「オール岡山」で一体感が出て、絶対にお互いのイメージアップが図れると思います。例えば、トライフープの3人制国内リーグを制し、今度3回連続で世界大会に出場するし。シーガルズも新V1リーグの開幕前ですわ。
イベント情報です。
「サイエンスショー~ドライアイスで遊ぼう+真空実験~」のブースがありました。カラオケ番組で人気という、倉敷市出身の「双子デュオまゆみゆ」がファジステージに登場したそうですが観れず。今回のハーフタイムでは、チアダンススクールの子どもたちによるチアダンス披露がありました。岡部長が「もっと長くやって欲しかった」と口にされていましたが、あれくらいの年齢の子にしては全然いい内容だったと思います。ファジ丸記念撮影パネルの夏バージョンと、選手全員が掲載されたがちゃがちゃ選手記念撮影パネルがありました。そんなところか。
試合ですが、目下首位ですが、やっぱ岡山と戦い方が似ているなぁと。ミラーゲームだったのかな。いわゆるカウンターサッカー。岡山は足元が下手だからカウンターサッカーと思ってましたが、昨日は球際が強かったですね。やはり災害に対する気持ちなのか。前半から何度も惜しいシーンが続く。横ではおじさん達がブツブツ言っている。そりゃフランスと比べたら可哀そうです。所詮J2なので、そういう目でみないと。山雅さんも前に観た時よりはいくらか強そうでしたが、岡山と並んでパスミス、トラップミスが続く。「前半で3-0にできてたな」と横で言ってる。前半30分で、給水タイムがありました。ナイトゲームでは珍しい。
後半に入っても何度も好機を逃す。そしてスコアレスドロー臭が漂ってくる。岡山も途中交代で出てくる選手も代わり映えせず、やはり駒不足の印象。先日広島さんからやってきた選手を早く観たいものだと。「運も腕も無いなぁ・・・」と横でつぶやかれていました。
後で観たDAZNの映像では、募金活動に間に合わなかった原副理事長の横に森保五輪代表監督が座っていたとか。誰を観に来たのか。阿部選手は出られなかったのに。
ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル】
「(岡山は)前節に決勝点を挙げた仲間が勢いそのままに前線を駆け回って攻撃の活性化を図り、DFの背後を狙う飛び出しや積極果敢なフィニッシュワークを見せる。だが、決め切れずにいると、徐々に主導権を明け渡す展開へ。後半はサイド攻撃やセットプレーから圧力を掛けてくる相手に守勢を強いられるも、最後まで自慢の守備陣がゴールを割らせず。」
引用:スポーツナビ
【J2採点】
チーム:6、【MAN OF THE MATCH】:仲間
金山:6、後藤:6、濱田:6、喜山:6、椋原:6、末吉隼也:6、上田:6、三村:6、伊藤:5.5、齊藤:5.5、仲間:6
赤嶺:5.5、関戸:6、長澤監督:6
【山陽新聞選定MVP】
金山選手:好パフォーマンスで無失点に貢献。相手との1対1や際どいミドルシュートを防ぎ、ゴールマウスに立ちはだかった。
今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ気迫ドロー」というタイトルの記事の戦評です。
選手たちは腕に喪章を巻いてプレー。スタンドの両チームのサポーターは、「来れないやつらの分まで」「心ひとつにがんばろう 晴れの国岡山」などと被災者を励ます横断幕を掲げた。被災者を思う気持ちが、首位チームから勝ち点1をもぎ取るエネルギーとなった。
岡山は首位相手に勝ち点1を死守。ロングボールで相手DFの背後を突き、仲間選手らがゴールに迫ったものの、ネットは揺らせず。頼みのセットプレーも実らず。ただ、守っては再三の好セーブを見せた金山選手を軸にピンチをしのぎ、2戦連続の無失点。酷暑の中でも衰えない運動量、空中での激しい攻防は見応えがあった。
上田選手は質の高いロングパスを前線に送り込み、これに呼応して仲間選手はDF裏に抜け出す。末吉選手は無回転のFKでゴールを脅かし、喜山選手は対面した快速FWを粘り強く封じた。一人一人が持ち味を出し切る姿にイレブンの気概を感じ取れる。
首位の山雅さんと勝ち点差6点と、実はすぐ近くに付けていたのですが残念。山形さん、甲府さんがいずれも負けて、岡山は9位と運がありました。運が悪ければ2ケタ転落でした。次節勝てば最良でも8位、負ければ最悪で11位に転落します。試合後、バックスタンドにやってきた選手達は、がんばろう岡山のTシャツ(ひょっとして薄い?)を着ていたとか。それがそのままチャリティーグッズとして売り出されるんでしょうね? 試合後急いでCスタを後にし、残念会場に向かう。中央町の銀河という韓国料理店。ホルモンが美味しいリーズナブルなお店でした。
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 後藤選手 2位: 仲間選手
issan: 該当者なし。相手が首位とはいえ、結果が出なかったので。勝たなければ前に進めません。
松ちゃん君: 後藤選手。チャンスも作り、無失点貢献。
雉人・F原氏: 斉藤選手。果敢なボール奪取!
oketsu氏: 該当者なし。スコアレスドローなのでナッシング。
応援団浅口・メグミさん: 後藤選手。古巣には負けられない気持ちがあった。
シマカズ氏 仲間選手。得点できなかったものの、勢いが一番あったように思います。
雉楽・シンジ氏: 仲間選手。こんなコンディションの中、全力のプレーを見せてくれました。
うろたんK氏: 金山選手。無失点に貢献。堅守は攻撃にもいいリズムを生みました。
山やん君: 後藤選手。豊富な運動量で攻守に渡り活躍しました。