リスペクトコラムです。
昨日照会した「Jリーグジャッジリプレイ」ですが、改めてDAZNで観てみました。よくわかりました。1つの番組として、前節の5つの誤審疑惑プレーを順番に分析解析していくものでした。昨年リニューアルされたそうですが、その説明がありました。
■リニューアルポイント
その① 不定期掲載でしたが、10月16日(火)からはなんと、原則毎週1本を公開いたします!※12月11日(火)まで毎週火曜日を予定。
その② 週末に起こった事象について解説する動画を、原則翌火曜日には公開!これまでに無いタイムリーな内容となります!
その③ 番組で取り上げて欲しいシーンをハッシュタグ「#Jリーグジャッジリプレイで取り上げて」を付けて投稿ください。J.LEAGUE.jp編集部がその中から選び、番組内で取り上げます!
■『Jリーグジャッジ「リプレイ」』とは? レフェリングに関する疑問やルールをわかりやすく解説し、審判についての理解・関心を深めてもらうことを目的に制作された動画コンテンツです。 出演はMC:平畠啓史/解説:原博実(Jリーグ副理事長)・上川徹(JFAトップレフェリーグループシニアマネジャー)。 配信場所はJ.LEAGUE.jpの動画コーナーおよびJリーグ公式Youtubeチャンネル
去年の6月からはじまった番組で、毎試合、Twitterのハッシュタグ「#Jリーグジャッジリプレイで取り上げて」で気になるジャッジを募集し、出演者により気になるジャッジを解説してくれるという内容です。 誤審に関しても明確に断言しながら、主審にどのような判断ミスがあったのかなどを丁寧に解説する番組となっています。今回の番組の内容は以下のとおりでした。原副理事長が不在で代わりに特別ゲストが出演。
会 場: JFAハウス特別会場
出演者: レイモンド・オリバー:JFA審判委員会副委員長、平畠啓史:Jリーグウォッチャー
播戸竜二:特別ゲスト(元日本代表FW)
①湘南対名古屋/44分/シミッチ選手(名古屋)のタックルはファウル?
審判はいい裁定をした。批判をされるべきでない。審判が明らかなミスと言えないから、VARを適用されないシーンではないか。意見が分かれて結論付けられないという事は明らかなミスではない。PKは正しかった。
②湘南対名古屋/50分/名古屋の決定機にアドバンテージの適用は?
ドグゾ(決定的な得点の機会の阻止)かどうか。反則とゴールとの距離、プレーの方向、守備側プレーヤーの位置と数、ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性という4つのポイントにどれも該当するのでレッドカードではないか。
③川崎対仙台 /37分/長谷川選手(清水)の得点はオフサイド?
明らかなオフサイドだった。選手が副審の視界を遮っていて見えなかったのでは。その後オーロラヴィジョンでゴールシーンが流れてしまったが、審判には映像を観て欲しくない。VARだったら覆っていたが。
④鹿島対清水 /3分 /中村選手(清水)のFKはノーゴール?
GKのボールタッチの位置は、ゴールラインを割っていたのではないか。ゴールラインテクノロジーかVARが適用されていれば、絶対に見直しされていた事象だった。
⑤広島対横浜 /90+5分/川辺選手(広島)のシュートはノーゴール?
GKのボールタッチの位置は、ゴールラインを割っていたのではないか。ゴールラインテクノロジーかVARが適用されていれば、絶対に見直しされていた事象だった。
Jリーグ公式HP動画ページ該当ページ2019 #10-1:https://www.jleague.jp/video/detail/16948/
〃 2019 #10-2:https://www.jleague.jp/video/detail/16949/
去年は上川徹氏でしたが、今年は外人の日本協会の審判委員会副委員長さんで、解説に説得力がありました。一応播戸氏がコメントをしていますが、オリバー副委員長が正式に見解をしゃべるというスタイル。JFAは、今回のYouTube番組と同様の取り組みを2017年から「JFAレフェリーブリーフィング」としてメディアなどを対象に実施している。 Jリーグは2017年から判定に関する異義があった場合、試合終了後に審判アセッサー(審判の評価などを行う人)とクラブの代表者が意見交換を行う取り組みを開始しており、ここであげられた事例の中から代表的な事例を「JFAレフェリーブリーフィング」で解説している形のようです。
VARもそうですが、誤審判断をするのは小さな石を探しに行くのか大きな石を探すのかというのがポイント。明らかな誤審を指摘するのはいいが、微妙な判断はVARを登場させるべきでないという見解。番組は見方を変えたら、今後VARが登場する前に、ファン・サポーターに周知PRをする目的、布教活動をしているようにも映りました。
ゴールラインテクノロジーが高価で使用頻度が少ない。費用対効果を考えたら、あらゆるシーンで活用できるVARが効果的ではないか。現在、VAR導入に向けて、審判の講習を昨年からずっと行っている。すべての試合に導入するには審判の人数が不足している。仮に導入可能になっても、シーズン途中から導入するのはフェアではないと語られていました。
この番組を観た感じは、来季からVARが導入されるような雰囲気でした。当ブログとしては早く導入して欲しいです。VARに反対する人はVリーグ、テニスなどビデオ判定が普通に導入されている他のスポーツを観てから語って欲しいです。
VAR関連⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190510
〃 ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180830
〃 ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180523
〃 ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171115
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171025
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170428
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161216
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160912