リスペクトコラムです。
先日の世紀の誤審、浦和対湘南戦を受けて、日本サッカー協会で少し動きが出ました。誤審問題として、審判委員会でVAR導入に先駆けて、追加副審を早々に導入するとか。
【J1追加副審導入】
「日本サッカー協会は20日、東京都内で臨時の審判委員会を開き、J1で8月からペナルティーエリア内の反則やゴール判定を補助する追加副審を導入する方針を固めた。Jリーグの理事会などで議論し、承認される見通し。
試合を担当した山本雄大主審とゴール判定に関与した川崎秋仁副審は、Jリーグや日本協会管轄の公式戦の割り当てが18日から2週間停止となる。中野卓副審と第4の審判員だった熊谷幸剛氏は1週間の停止。審判員への措置の公表は異例。」
引用:さんデジ
【湘南戦の誤審問題で審判陣の公式戦割り当て停止措置決定 小川審判委員長「重く受け止めている」】
「今後、4人は日本協会が定める適切なプログラムを受講し、再発防止に努めていく。」
「臨時委員会では再発防止策として8月以降のJ1リーグで追加副審を導入する案が話し合われ、承認に向けて関係各所と調整を進めていく方向性を確認した。また、今季すでにルヴァン杯決勝トーナメント13試合とJ1参入プレーオフ1試合での導入が決定しているVAR(ビデオアシスタントレフリー)についても、小川委員長は『(導入へ)加速していくために協議を続けていく』とJ1リーグでの早期導入へ意欲を示した。」
引用:スポニチ
DAZNジャッジリプレイでも、通常は4つくらいの事象なのですが、今節はこの1事象のみで、話題の大きさを実感しました。前にも書きましたが、当ブログでは昔から一貫してVAR早期推進派です。次節にでも導入して欲しいくらいです。サッカーの魅力を損なうというなら、チャレンジ(リクエスト)制で運営すればいい。ビデオ判定をしないから、昔から誤審や疑惑の判定が続くと思っています。TV放映で、スローVTRが流れて、「やっぱ判定が違いますね」と解説者に言い切られて、メディアと現場の逆転現象が起こっているように思えます。これは世界的にも言えますが、スポーツ界ではうちが一番と、サッカー界が驕ってしまい、最新の技術を駆使した誤審対策を怠ってきたのが、大きな要因だと思っています。
まずは導入しやすい追加副審を導入し、その後に上手くできればゴールラインテクノロジーを導入し、その後VARが登場するという流れになるのかなと思います。今回の世紀の誤審が導入がかなり早まりました。当ブログでは、DAZNやスカパー!などの放送メディアともっと関係を強化して、メディア映像をしっかり活用するしかないと考えます。メディア側は何と言っても映像のプロ。いくら経験や技術があっても、映像についてはJリーグも協会も負けるでしょう。ここは素直に協力関係を強化してもらったらどうでしょうか。そうすれば、ラグビーやVリーグ、Bリーグ、プロテニスのように速く、短時間で難しい判定を正確にできるようになると思います。
VAR関連⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190511
〃 ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190510
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〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161216
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160912