リスペクトコラムです。
J2新シーズンがあと1ケ月くらいで開幕します。一昨年は3位まで躍進しましたが、昨季は一転2桁の10位に沈みました。一昨年の補強はかなりインパクトのある補強で実績をある程度残せましたが、昨季は期待された若手の新戦力がダメだった印象。
ちょうど先週に新体制発表会見が開催され、新入団選手が紹介されました。個人的には馴染みがあるJ1柏(余り印象無し)にも所属した田上選手に目が向いてしまう。東京五輪のドイツ代表だったブローダーセン選手も注目したいですね。という事で順番にリスペクトしていきましょう。毎年このタイミングです。
※(前列左から)藤田選手、竹内選手、斎藤選手、田上選手、シャビエル選手、グレイソン選手、(後列左から)ブローダーセン選手、柳選手、太田選手、吉尾選手、川上選手、藤井選手
№49 GK スベンド ブローダーセン選手(J1横浜Cより完全移籍加入)
■生年月日 : 1997年3月22日 ■身長/体重 : 188cm/89kg ■出身地 : ドイツ
■チーム歴 : FCザンクトパウリ(ドイツ)- 横浜FC
■代表歴 : U-20・U-21・U-24(東京オリンピック)ドイツ代表
■出場記録 : 2023シーズン :[J1]13試合0得点 [カップ戦]2試合0得点 [天皇杯]0試合0得点
通算記録 :[J1]29試合0得点[カップ戦]2試合0得点[J2]35試合0得点[天皇杯]0試合0得点
№8 FW ガブリエル シャビエル選手(シャコペエンセより期限付き移籍)
■生年月日 : 1993年7月15日 ■身長/体重 : 169cm/68kg ■出身地 : ブラジル
■チーム歴 : ポルトゲーザ(ブラジル) - クルゼイロEC(ブラジル) - スポルトクラブドレーフェ(ブラジル) -
クルゼイロEC(ブラジル) - ヴィトーリア(ブラジル) - クルゼイロEC(ブラジル) - 名古屋グランパス –
北海道コンサドーレ札幌 – シャペコエンセ(ブラジル)
■出場記録:通算記録:[J1]132試合16得点 [カップ戦]15試合3得点[J2]16試合7得点[天皇杯]4試合1得点
[ACL]14試合8得点
№9 FW グレイソン選手(慶南FCより完全移籍加入)
■生年月日 : 1996年11月19日 ■身長/体重 : 186cm/87kg ■出身地 : ブラジル
■チーム歴 : ADサンカエターノ(ブラジル) - ACアルカネナ(ポルトガル) - CFロルカ・デポルティーバ(スペイン) -
ADサンカエターノ(ブラジル)- オペラリオ・フェロヴィアリオEC (ブラジル) -
アソシアソン・フェロヴィアリア・ジ・エスポルテス(ブラジル)- ミラソウFC(ブラジル) -
ECアグア・サンタ(ブラジル)- キンゼ・ジ・ピラシカーバ(ブラジル) - 慶南FC(韓国)
№18 DF 田上 大地選手(J1新潟より完全移籍加入)
■生年月日 : 1993年6月16日 ■身長/体重 : 180cm/79kg ■出身地 : 千葉県
■チーム歴 : 流通経済大付属柏高 - 流通経済大 - V・ファーレン長崎 - 柏レイソル - アルビレックス新潟 - 柏レイソル -
アルビレックス新潟 - 柏レイソル - アルビレックス新潟
■出場記録 :2023出場記録 :[J1]11試合0得点[カップ戦]6試合0得点[天皇杯]3試合1得点
通算記録:[J1]38試合3得点[カップ戦]13試合0得点[J2]123試合6得点 [天皇杯]12試合2得点
№11 FW 太田 龍之介選手(明治大学より新規加入)
■生年月日 : 2002年4月1日生まれ ■身長/体重 : 185cm/76kg ■出身地 : 京都府
■チーム歴 : ForestFC京都 - セレッソ大阪U-15 - ファジアーノ岡山U-18 - 明治大学体育会サッカー部
■主な戦績 : 関東大学サッカー1部 優勝(2020年、2022年)、全日本大学サッカー選手権大会 ベスト4(2021年)、
総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント ベスト8(2022年)
■代表歴 : U-20日本代表候補
№88 DF 柳 貴博選手(J3琉球より完全移籍加入)
■生年月日 : 1997年8月5日 ■身長/体重 : 185cm/80kg ■出身地 : 東京都
■チーム歴 : 五本木FC - FC東京U-15深川 - FC東京U-18 - FC東京 - モンテディオ山形 - FC東京 - ベガルタ仙台 - FC東京 -
北海道コンサドーレ札幌 - アビスパ福岡 - 北海道コンサドーレ札幌 - FC琉球
■代表歴 : U-18日本代表、U-19日本代表、U-20日本代表、U-21日本代表
■出場記録 :2023シーズン:[J3]32試合3得点 [天皇杯]2試合1得点
通算記録:[J1]64試合1得点[カップ戦]19試合1得点[J2]28試合2得点 [J3]95試合4得点[天皇杯]7試合1得点
№24 MF 藤田 息吹選手(J2山形より完全移籍加入)
■生年月日 : 1991年1月30日 ■身長/体重 : 170cm/68kg ■出身地 : 愛知県
■チーム歴 : 名古屋FC - 藤枝東高 - 慶応大 - 清水エスパルス - 愛媛FC - 清水エスパルス - 愛媛FC - 松本山雅FC - モンテディオ山形
■代表歴 : U-19日本代表
■出場記録 :2023シーズン:[J2]37試合2得点[天皇杯]1試合0得点
通算記録 :[J1]29試合0得点[リーグカップ戦]5試合0得点[J2]277試合11得点[天皇杯]5試合0得点
№7 MF 竹内 涼選手(J2清水より完全移籍加入)
■生年月日 : 1991年3月8日 ■身長/体重 : 173cm/67kg ■出身地 : 静岡県
■チーム歴 : 浜松竜禅寺FC - 浜松JFC - 浜松開誠館中 - 浜松開誠館高 - 清水エスパルス - ギラヴァンツ北九州 - 清水エスパルス
■代表歴 : U-17日本代表
■出場記録:2023シーズン:[J2]3試合0得点[リーグカップ戦]0試合0得点[天皇杯]1試合0得点
通算記録:[J1]207試合3得点[リーグカップ戦]28試合0得点[J2]63試合3得点[天皇杯]21試合3得点
№29 FW 齋藤 恵太選手(J2秋田より完全移籍加入)
■生年月日 : 1993年3月31日 ■身長/体重 : 181cm/75kg ■出身地 : 宮城県
■チーム歴 : 山元JFC - 山下中 - 聖和学園高 - 仙台大 - 福島ユナイテッドFC - ロアッソ熊本 - 水戸ホーリーホック -
AC長野パルセイロ - 水戸ホーリーホック - ブラウブリッツ秋田
■出場記録 : 2023シーズン :[J2]27試合5得点[天皇杯]0試合0得点
通算記録:[J2]165試合17得点[J3]69試合12得点[天皇杯]4試合0得点
№19 MF 岩渕 弘人選手(J2いわきより完全移籍加入)
■生年月日 : 1997年9月17日 ■身長/体重 : 177cm/73kg ■出身地 : 岩手県
■チーム歴 : 萩荘SC - 萩荘中 - 遠野高 - 仙台大 – いわきFC
■出場記録:2023シーズン:[J2]20試合7得点[天皇杯]0試合0得点
通算記録:[J2]20試合7得点[J3]31試合10得点[JFL]37試合9得点 [天皇杯]3試合0得点
№25 MF 吉尾 虹樹選手(法政大学より新規加入)
■生年月日 : 2001年4月25日生まれ ■身長/体重 : 167cm/61kg ■出身地 : 兵庫県
■チーム歴 : 横浜F・マリノスJrユース – 横浜F・マリノスユース – 法政大学
■選抜歴 : 第37回デンソーカップチャレンジサッカー 茨城大会 関東選抜B
№21 GK 川上 康平選手(東洋大学より新規加入)
■生年月日 : 2001年4月24日生まれ ■身長/体重 : 187cm/82kg ■出身地 : 三重県
■チーム歴 : JFAアカデミー福島U-15 – JFAアカデミー福島U-18 – 東洋大学
■選抜歴 : 第37回デンソーカップチャレンジサッカー 茨城大会 関東選抜B
№55 DF 藤井 葉大選手(飯塚高校より新規加入)
■生年月日 : 2006年1月16日生まれ ■身長/体重 : 180cm/70kg ■出身地 : 山口県
■チーム歴 : 勝山SSS - セイザンFC - 飯塚高校
■主な戦績 : 全日本U-15フットサル選手権3位(2020年)、全国高校総体ベスト16(2021年)、
福岡県国体メンバー選出(2回戦進出/2022年)、全国高校サッカー選手権(2回戦進出/2022年)
■代表歴 : U-16日本代表(2022年/AFC U17アジアカップ予選2試合出場)
という感じでした。新体制発表会見を観ました。新入団選手、前回は9名、今回は13名と増えていました。多ければいいというものでなく、どれだけ活躍してくれるかだと思います。昨季はレンタル加入が多かったですが、今回はレンタルはゼロですね。一番印象に残ったのはブローダーセン選手。愛嬌もあるし、ドイツ五輪代表という事で実績もある。横浜さんでなぜレギュラーじゃなかったのかが不思議。斎藤選手も愛嬌ありです。
昨季は失点が多く、得点が少なかったという事で、どうしても前と後の選手に目が行きがちですが、今回補強できたのでしょうか。
J1昇格したチームはいずれもポゼッションに強かったので、今季はポゼッションにこだわると、木山監督が言われていた気がしますが、最初はポゼッションから始まって、できなかったのかいつの間にか岡山伝統のカウンターサッカーに戻っているというパターンを長年観てきました。さぁ今季は成功するのか。
昨季は「J2の頂」としてJ2優勝を目標に掲げて、10位フィニッシュ。今季も一応「J2の頂」を目標宣言されていますが、余り力強い言い方ではなかったかな。木山体制の3年目。結果を出せなかったら契約満了になる年。「3年目」を口にしたため、周りからちょっと突っ込まれていたみたいですね。ぜひ結果を出して長期政権を目指して欲しい。クラブも3年にこだわらず、降格圏が迫ってきたら途中解任する勇気も見せて欲しいと思います。今季から20チームとなり、18位でもJ3に自動降格するので。
今季の順位予想ですが、当ブログとしては、昨年同様にポジティブな予想は6位、ネガティブな予想は10位かな。申し訳ないですが、よほど大化けしない限りは自動昇格は今のままではしんどいかなという感じです。一つ、取り組みを紹介させていただきます。
これは先日クラブから発表があった「出前授業プログラム 『にじいろキャラバン』」になりますが、いい内容ですが、よく読むと「コーチ」によるもので「選手」というキーワードは出てきません。現実的な運営では難しいのかもしれませんが、トップアスリート事業にしても、昔からずっと「コーチ」が前に出てくる体制であり、当ブログの考え方(子ども達に夢を与えるのはあくまで選手)と距離感を感じました。記事にしにくいなぁと思っていたので、ここで紹介させていただきます。
あと、公式HPに「役員人事について」として、ボランティアで昔からお世話になっている森井事業本部長さんが、代表取締役副社長に就任されました。次期社長として映り、案外早い時期に新社長に就任されたりしてと、個人的に勝手に想像しています。クラブが考えた事なので、何も言えませんが、今後も頑張って欲しいと思います。新体制発表会でも北川社長から紹介されて、挨拶されていましたね。木村オーナーの社長待望論もあるのかもしれませんが、当ブログとしてはどちらかと言えば反対かな。贅沢を言えばきりがないですが、NPO法人発足等に象徴されるクラブの姿勢を見せた北川体制を心強く思っていました。きっと森井さんも同じ路線だと信じています。
#がんばろう石川 #がんばろう能登