今朝、ビックリしたニュースが飛び込んできました。なでしこジャパンの澤選手が女子のバロンドールを受賞したのです。これはビックリでした。まあ、女子W杯で優勝したのですから、ない話でもなかったのですが、あのメッシとの2ショット写真をTVで観て改めて、事の重大さを思い知りました。先日、美作で澤選手を間近で観ましたが、世界一の選手が近くに、隣県にいるなんてと。そのニュースについて、抜粋して紹介。
現地時間9日に、FIFAの年間表彰式がチューリヒで開催され、2011年度の女子FIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)に、日本のの澤穂希選手が選出されました。優勝したドイツ女子W杯で優勝し、澤選手は大会MVPと得点王を獲得しています。今回の受賞は男女通じてアジア初の快挙です。
なお、なでしこジャパンの佐々木則夫監督も女子の最優秀監督賞を受賞。また日本サッカー協会もフェアプレー賞に選出され、日本勢は三冠を達成しました。
表彰式では、他にも日本女子代表の佐々木則夫監督が最優秀監督賞、日本代表がFIFAフェアプレー賞を獲得するなど3部門で表彰されました。ちなみに男子では、世界最優秀選手にメッシが3年連続受賞。世界最優秀監督には、バルセロナのグアルディオラ監督が受賞。
'01年に女子のこの賞が創設されて以来、過去10年間の受賞者はわずかに3名のみ。'01年と'02年はミア・ハム(アメリカ)、'03年~'05年はビルギット・プリンツ(ドイツ)が3年連続。'06年~'10年はマルタ(ブラジル)が5年連続と連続受賞は続いています。という事は澤選手の今後の連続受賞も期待できるという事。
FIFA加盟208の国と地域の女子代表監督および主将、国際ジャーナリストによる1次候補者10選手への投票の内訳を見ると、有効投票総数の28.51%が澤。2位のマルタが17.28%、3位のワンバック(米国)が13.26%だったそうです。
何と4位に12.18%で宮間選手が入っていて、ワンバックとの差はたったの1.08%。正確なレギュレーションはわかりませんが、もし同じ国の選手が同時にノミネート出来るシステムだったとしたら、ノミネートの3人の中に澤と宮間の両選手が入っていた可能性もあったと言えます。
なでしこジャパンは、表彰式で名将ファーガソン、グアルディオラ両監督に「女子でも質の高いサッカーをしている」と評価されたそうです。バロンドール選定には日本人の審査員もいます。審査基準は①個人としての成績②チームへの貢献度③人間性になっているとか。特に③はピッチの内と外でのすべてが評価の対象になるそうで、この賞を権威付けているそうです。
澤選手は、報ステ(トップニュース)で、「今自分がすべき事は女子サッカーをしっかり根付かせる事」と答えていました。しっかりサッカー教室で、子ども達に教えている澤選手の映像も映りました。この年末年始のTV番組でなでしこの選手を多く観て、「サッカーに影響出ないのか」と心配しそうになりましたが、今日の報道でバラエティ番組で体を張った出演も、すべて女子サッカーを根付かせるためだった事がよくわかりました。
そして何と、某黄色いチームも澤選手と関係していました。竹本強化本部シニアディレクターですが、澤選手をプロの世界に導いた恩人という事で、今でも澤選手から誕生日に電話が入るそうです。思わぬつながりですね。
さて、今年はオリンピックイヤー。美作でも「オリンピックまではいくらかブームは続くだろう。正念場はその後」と聞きました。W杯と五輪を連覇した女子チームは、過去に1つもないそうですが、ロンドン五輪でのメダル獲得だ! 金メダルを獲って更にブームを起こしましょう。
個人的に思ったのは、今回のバロンドールで4位に入った事でもわかるように、次にすぐ宮間選手が続いているのです。年齢も若く、ポスト澤になるし、実力から観て全然バロンドールを獲れる存在です。その時もベルに所属していたら、岡山に世界一の選手がいる事になります。いやぁ、想像は膨らみますね。そんな世界4位の宮間さんは・・・(明日に続く)
話は変わり、昨年鳴り物入りで入団したストヤノフ選手が退団しました。早かったですね。これで年間MOMがまた一人消えてしまいました(哀)。退団コメントがなかったので、余りいい形の退団でない事は想像できました。今朝の山陽新聞では、「複数年契約だったようだが、交渉の結果退団」と出ていましたね。人気選手だっただけに残念です。ふと、某黄色いチームの両外人のチームとの幸せな関係を思ってしまいました。
日頃よく、周りから「どうしてうちは強くなれないの?栃木や北九州と何が違うの?」とかいろいろと聞かれますが、ムバラーク話等また騒がしそうです。「いい選手が来ないのは、練習場の問題だろ」と答えようと思いますが、「他に問題があるからだろ」と突っ込まれそうです。あー面倒くさい。