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J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

なでしこジャパンについて5

2012-01-11 00:40:32 | サッカー(日本代表、W杯等)

 今朝、ビックリしたニュースが飛び込んできました。なでしこジャパンの澤選手が女子のバロンドールを受賞したのです。これはビックリでした。まあ、女子W杯で優勝したのですから、ない話でもなかったのですが、あのメッシとの2ショット写真をTVで観て改めて、事の重大さを思い知りました。先日、美作で澤選手を間近で観ましたが、世界一の選手が近くに、隣県にいるなんてと。そのニュースについて、抜粋して紹介。
          
 現地時間9日に、FIFAの年間表彰式がチューリヒで開催され、2011年度の女子FIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)に、日本のの澤穂希選手が選出されました。優勝したドイツ女子W杯で優勝し、澤選手は大会MVPと得点王を獲得しています。今回の受賞は男女通じてアジア初の快挙です。
 なお、なでしこジャパンの佐々木則夫監督も女子の最優秀監督賞を受賞。また日本サッカー協会もフェアプレー賞に選出され、日本勢は三冠を達成しました。
 表彰式では、他にも日本女子代表の佐々木則夫監督が最優秀監督賞、日本代表がFIFAフェアプレー賞を獲得するなど3部門で表彰されました。ちなみに男子では、世界最優秀選手にメッシが3年連続受賞。世界最優秀監督には、バルセロナのグアルディオラ監督が受賞。

 '01年に女子のこの賞が創設されて以来、過去10年間の受賞者はわずかに3名のみ。'01年と'02年はミア・ハム(アメリカ)、'03年~'05年はビルギット・プリンツ(ドイツ)が3年連続。'06年~'10年はマルタ(ブラジル)が5年連続と連続受賞は続いています。という事は澤選手の今後の連続受賞も期待できるという事。
 FIFA加盟208の国と地域の女子代表監督および主将、国際ジャーナリストによる1次候補者10選手への投票の内訳を見ると、有効投票総数の28.51%が澤。2位のマルタが17.28%、3位のワンバック(米国)が13.26%だったそうです。
 何と4位に12.18%で宮間選手が入っていて、ワンバックとの差はたったの1.08%。正確なレギュレーションはわかりませんが、もし同じ国の選手が同時にノミネート出来るシステムだったとしたら、ノミネートの3人の中に澤と宮間の両選手が入っていた可能性もあったと言えます。

 なでしこジャパンは、表彰式で名将ファーガソン、グアルディオラ両監督に「女子でも質の高いサッカーをしている」と評価されたそうです。バロンドール選定には日本人の審査員もいます。審査基準は①個人としての成績②チームへの貢献度③人間性になっているとか。特に③はピッチの内と外でのすべてが評価の対象になるそうで、この賞を権威付けているそうです。

 澤選手は、報ステ(トップニュース)で、「今自分がすべき事は女子サッカーをしっかり根付かせる事」と答えていました。しっかりサッカー教室で、子ども達に教えている澤選手の映像も映りました。この年末年始のTV番組でなでしこの選手を多く観て、「サッカーに影響出ないのか」と心配しそうになりましたが、今日の報道でバラエティ番組で体を張った出演も、すべて女子サッカーを根付かせるためだった事がよくわかりました。
 そして何と、某黄色いチームも澤選手と関係していました。竹本強化本部シニアディレクターですが、澤選手をプロの世界に導いた恩人という事で、今でも澤選手から誕生日に電話が入るそうです。思わぬつながりですね。

 さて、今年はオリンピックイヤー。美作でも「オリンピックまではいくらかブームは続くだろう。正念場はその後」と聞きました。W杯と五輪を連覇した女子チームは、過去に1つもないそうですが、ロンドン五輪でのメダル獲得だ! 金メダルを獲って更にブームを起こしましょう。
 個人的に思ったのは、今回のバロンドールで4位に入った事でもわかるように、次にすぐ宮間選手が続いているのです。年齢も若く、ポスト澤になるし、実力から観て全然バロンドールを獲れる存在です。その時もベルに所属していたら、岡山に世界一の選手がいる事になります。いやぁ、想像は膨らみますね。そんな世界4位の宮間さんは・・・(明日に続く)

 話は変わり、昨年鳴り物入りで入団したストヤノフ選手が退団しました。早かったですね。これで年間MOMがまた一人消えてしまいました(哀)。退団コメントがなかったので、余りいい形の退団でない事は想像できました。今朝の山陽新聞では、「複数年契約だったようだが、交渉の結果退団」と出ていましたね。人気選手だっただけに残念です。ふと、某黄色いチームの両外人のチームとの幸せな関係を思ってしまいました。
 日頃よく、周りから「どうしてうちは強くなれないの?栃木や北九州と何が違うの?」とかいろいろと聞かれますが、ムバラーク話等また騒がしそうです。「いい選手が来ないのは、練習場の問題だろ」と答えようと思いますが、「他に問題があるからだろ」と突っ込まれそうです。あー面倒くさい。

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湘南ベルマーレの事例29 【J特】

2012-01-10 00:03:24 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 湘南サポのs_tanaka氏から先日、ある記事を紹介していただきました。読んでみましたが、なかなかいい記事だったので、抜粋して紹介させていただきます。
   

 湘南ベルマーレにはJリーグに加えてもう一つの顔がある。NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブとして、サッカーをはじめとした様々なスポーツの振興、普及、育成活動を行っている。現在は、企業スポーツから脱却し、高い理想と素晴らしい理念に基づいて運営されているスポーツクラブとして活動。
 元々経営が厳しく、どれだけたくさんの人を仲間にできるかというところがポイントになると思っていたので、「Jリーグ百年構想」をもう一度読み直してみた。
・あなたの町に、緑の芝生におおわれた広場やスポーツ施設をつくること。
・サッカーに限らず、あなたがやりたい競技を楽しめるスポーツクラブをつくること。
・「観る」「する」「参加する」。スポーツを通して世代を超えた触れ合いの場を広げること。


 ヨーロッパ型のスポーツクラブを連想した。いろいろなスポーツを多角的に運営し、それを教えていくことで、子どもや親という仲間をたくさん集めることができそうだと考えた。企業スポーツが限界を見せ始めたため、「市民クラブ」「地域のためのスポーツクラブ」にしていくしかなかった。地元に「何とかベルマーレの存続にお力をお貸し下さい」とお願いして、「市民クラブ」にならざるを得なかった。そういう時に、ビーチバレーを指導していたバレーボール元日本代表の川合俊一氏から、ビーチバレーチームの話をもらった。
   
 現在は、湘南ベルマーレのビーチバレーチーム設立代表を務めてもらっているが、当時は、日本人初のプロビーチバレーボール選手として活躍後、コーチをしていた。その状況の中で、ビーチバレーができそうな砂浜を探していた川合氏がたまたま平塚の海岸にやってきた。行政で散歩や日向ぼっこができるデッキボードを作ることになった。単なるデッキボードだが、人気のスポットになっていった。
 平塚の海は遊泳禁止で余り人が来なくてとてもきれいだった。そこにおしゃれなデッキボードができて、きれいな海が見られると話題にもなり、人が集まるようになった。撤去の時期が来た時に地元が「せっかく貴重な税金を使って作ったのだし、こんなに多くの人でにぎわう人気スポットになったのだから、壊してしまうのはもったいない。地元できちんと管理しますから、ぜひ残してほしい」と行政に訴えた。最後は「せめて、老朽化するまでは残して欲しい」と訴えて、安全管理や修理を青年会議所や地元の人たちが自分たちでしっかりやることを条件に、何とか存続された。

 その流れで、勝手にビーチバレーをはじめてしまった。川合氏は有名人なので、地元の人たちとも仲よくなり、コートが常設されるようになった。ビーチバレーの観客が増えると、地元の青年会議所や地元の人々が行政に交渉して、常設トイレや街灯、シャワー室が次々とできていった。そして、市の予算でデッキボードの上に管理棟も建てられた。気がつくと、何もなかった平塚の海は、いつの間にかビーチバレーのメッカになっていた。まさに、ヨーロッパ型のスポーツクラブと同じになった。市民が自らスポーツクラブを作ってしまった経緯と重なる。

 自分達はJリーグというトップチームの側から地域に広げていったが、ビーチバレーは地域の側からトップのほうへと広がったということで、偶然とはいえ、いい形で一緒になることができた。私たちはとにかく一刻も早く初めて、事業として成り立たせていかなければならなかったので、余り時間はなかった。陸上競技も候補に挙がったが、大きな組織なので難しかった。元サッカー選手だった中島氏からの声掛けでトライアスロンを始めた。新しい競技団体というのは新しい事に積極的で、日本トライアスロン連合(JTU)にも応援してもらったし、フットワークも軽かった。トライアスロンなら、マラソン、自転車、水泳だけの大会に分割することも可能。1つの競技ながら幅広い活動ができるし、自分達の理念に賛同してくれた事が大きかった。

 シドニー五輪のメダリストの安藤美佐子氏が、ソフトボールの提案をしてきたが、正直、ソフトボールで事業化して採算が取れるかどうかわからなかったので、一度は断わった。最初の断り文句として「市民クラブはお金がないので給料は払えない」と言ったが、「いえ、自分たちで働くから、給料はいらない」と言い、「これはどうしますか?」と断る理由を次々に挙げていったが、どれもすぐに解決策を出してきた。こうして湘南ベルマーレのソフトボールチームが誕生した。
 一流のアスリートはプレゼンも上手いだけでなく、事業も進めるのも上手い。目標を設定する力、達成するための考える力、それを実行する力を、スポーツを通じて身につけている。目標を決めて達成するということを繰り返してきたから、その目標が会員数獲得の数字に変わっても、同じようにやれる。

 他のクラブチームではなかなか同様にいかないのはなぜなのかは、他のクラブでもできる事を、ただやらないだけだと思う。ベルマーレの長所は決断までに時間がかからない事。そしてとにかくやらなければ存続できなかったからやるしかなかった。すべてについて自分がチェックせず、すべてその競技のコーチ陣に「数字の面も含めて事業計画さえしっかりしていれば、どんどんやってください」と任せた。判断基準は「大丈夫?」と尋ねて、「大丈夫です!」とすぐに返ってくるかどうかだけだった。アスリートは、案外、数字にも細かい人が多いと思う。

 今後は大企業ではなく、地元の一般市民の方々にサポーターになってもらい、出資してもらっている地元の人達にどのように利益を還元していくかという発想で、これからもやっていく。勝つ事だけがサポーターへの還元ではないと考える。還元する方法が勝つことだけだと、負けてしまったときにサポーターとの関係が難しくなる。だから、勝っても負けてもしっかり還元していく。地元の人達に有益なものを提供していく。そのような意味で、地域貢献活動を、これからも積極的に行っていく。
 勝ち負けを超えたところは、地元の人達を喜ばすしか、自分達が収益をあげる場所はないと思う、そういう意味では社会企業なのかもしれない。自分達はまだまだスポーツクラブの理想型には程遠いと思っている。山で言えば3合目です。さらに頂上を目指してこれからも活動していきたいと思っているし、我々が前例となって、各地に総合型スポーツクラブができて、多くの人たちがスポーツを通して幸せになれるようにと願っている。


 Jリーグの中で一番尊敬している社長が、この眞壁社長。やはり違いますね。阪神のように勝っても負けても応援してくれるようなクラブになりたいという誰かの声をどこかで聞いた事がありますが、それだけでは実はいい加減な意見なのかもしれません。眞壁社長は、そのために地域貢献活動で地元に還元していくと言われています。それに対して、地域に根が張れないクラブが、単に負けても応援してくれというのは実に無責任な話なのかもしれません。
 どこかの誰かが口にした「スポンサードの費用対効果」というのは、こちらのクラブで言っている事とちょっと違う。地元地域へどのように還元するかなのです。そういう面ではレベルが違うと実感します。
 J2松本に反町監督が就任されましたが、ぜひこの辺りを実践して欲しいですね。監督をされた新潟も湘南もスポーツ文化は豊かです。ぜひ、J2湘南を参考にして欲しいと個人的に思います。100年続けたいJクラブは、もう一度「Jリーグ百年構想」を読み直して下さい。この記事では「勝ち負けをこえたリレーションシップが大切になります。本当の意味で地元とのコミュニケーションを追求し、多くの生涯サポーターをつくりだしています。地域とともに未来永劫発展するプロスポーツの姿がそこにあります」と締めくくっています。
ビズオーシャンコラム「眞壁社長インタビュー」①:http://www.bizocean.jp/column/president/presiden135/
    〃                      ②:http://www.bizocean.jp/column/president/presiden136/
    〃                      ③:http://www.bizocean.jp/column/president/presiden137/
NPO法人湘南ベルマーレ公式HP:http://www.bellmare.or.jp/
J2湘南公式HP:http://www.bellmare.co.jp/
湘南ベルマーレ関連:292827262524232221

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ようこそファジアーノへ63 【J特】

2012-01-09 00:18:04 | ファジアーノ岡山

 当ブログでは、ファジアーノのホームゲームで毎試合「J OKAYAMA マンオブザマッチ(MOM)」という形で、その試合で一番活躍した選手を1位・2位の形で選出していました。選考メンバーは、語る会メンバーを中心にした面々(選考メンバーに参加したい方は連絡下さい)。この目的は、サッカー雑誌・サイト等では様々な評価システムが溢れ、それがチームや試合を盛り上げており、ぜひそういうものがJ2岡山でも出てこないものかと思い、実施いたしました。山陽新聞さんで「MIP」を実施されていますが、これは当ブログとして、K口氏に「やったらどうか」と提案した事もちょっとあるのかなと思っています。
 忘れそうなので、当ブログでの年間MOMを発表したいと思います。

J OKAYAMA 年間マンオブザマッチ(MOM)

総合1位(2回選出) 5選手
・植田選手 ・妹尾選手 ・ストヤノフ選手 ・チアゴ選手 ・岸田選手 
総合6位(1回選出) 8選手
真子選手、石原選手、後藤
選手、ミンキュン選手、竹田選手、千明選手、久木田選手、澤口選手

   
 見事に分散しましたね。極端に一部の選手に集中するよりは、こういう形の方がいいと思います。「1位:該当なし」という試合もありました。少し気になるのが、1位の5選手のうち、妹尾・岸田選手は退団、両外人は未契約(複数年?)で植田選手しか来シーズンが確定せず、少なくなっている点。6位の8選手(ミンキュン選手は未契約)で来シーズンを盛り上げて欲しいですね。
 このブログを他のクラブのフロントさん、サポーターの皆さんも観られていると思いますが、ぜひMOMなりMVPなりをやって欲しいです。サポーターサイトで選出したら絶対に盛り上がると思います。当ブログでは年間MOMについて紹介するだけですが、年間MVPを表彰してあげたら絶対に盛り上がると思います。
 理想を言うと、サッカー雑誌のように選手別に点数をつけたら、更にいいと思います。当ブログも考えたのですが、基準等が余りにも難しいので断念しました。

   
 話は変わり、山ちゃん(山さん)こと、昨シーズンにJ1柏からのレンタル移籍でプレーしていた山崎選手が、J2岐阜にレンタル移籍する事になりました。以下、それぞれのクラブでの本人の挨拶です。
<J2岡山>
 半年という短い間でしたが、多くのサポーターの声援のおかげで、頑張ることができました。お世話になりました。ありがとうございました。チームは変わりますが、これからも応援よろしくお願いいたします。
<J2岐阜>
 この度期限付き移籍加入することになりました山崎正登です。早くチームに慣れて、自分もレベルアップし、チームの勝利のために活躍したいと思います。応援よろしくお願いします。

 ファジではデビュー戦から観ていますが、正直出場機会に恵まれなかったなぁという印象です。黄色い選手で能力も高い選手なので、期待していましたが、試合に出られなかったらどうしようもありません。その選手の力をうまく引き出せる、出せないという事もありますが、そういうを抜きにしても正直ホッとしています。岐阜さんではもう少し出場できるでしょう。レン選手のように完全移籍が決まり、岡山の選手になればまた別の話ですが、レンタルであればいつかはまた黄色いユニを着て、日立台で活躍して欲しいと思っています。レン選手も昨シーズン当初はなかなか出れませんでしたねぇ。
 あと、あくまで個人的な気持ちですが、もう黄色いチャンピオンチームからは、正直選手を呼んできて欲しくないです。チームとして環境も変わり、もう少し上位に顔を出すようになり、選手の能力を引き出す能力がもっとアップすれば、その時は歓迎するかもしれませんが。

 山ちゃんには選手チャントがあります。篠原涼子の歌をモチーフにしたものですが、ぜひ採用して欲しいと思います。「愛しさとせつなさと山崎正登」ですが、一度どこかの試合会場で聞いた覚えがありますが、ノリのいいチャントですよ。参考に。
 山崎選手、岐阜で頑張ってください(岡山戦以外で)。岐阜さんは当ブログでもよく取り上げますが、選手の社会貢献活動でJリーグ№1のチーム。週末ごとにいろいろと街に出る事になるでしょうけど、それはJリーガーとしてとても大事な事。岡山で全く体験させてもらえなかった分、岐阜でしっかり経験を積んで下さい。絶対に山ちゃんの選手人生でプラスになりますから。そして、いつかまた黄色いチャンピオンチームに戻って、ACLとかに出場して欲しいな。去年の最終節のJ1浦和の野田選手のように、重要な試合で「おっ、この試合に出てるかぁ」と言いたいです。
 岡山では余り絡めませんでしたが、引き続き密かに応援していますよ。関東に少し近づいて、AKB48も少し観られる機会が増えて良かったね。
山崎正登選手関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110722

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岡山シーガルズ32

2012-01-08 00:47:02 | 岡山シーガルズ

 さて、しばらくはサッカーの試合はありません。チームもキャンプに行ったりして余り岡山にいません。選手も移籍で出たり来たりで落ち着きません。こういう時はV.プレミアリーグ観戦です。12月にも岡山に来ましたが、ちょうど今度の土日に桃太郎アリーナで、岡山シーガルズの試合があります。当ブログ的には毎年、この時期にメンバーで観戦に行きます。今年もどっちの日になるかわかりませんが、参戦予定です。これを観ている岡山の読者の皆さん、サッカーのオフシーズンでも関係ありません。桃アリに「岡山」を応援しに行きましょう!
    

【 カード 】
 ※チケット1枚で2試合観られますよ。
1月14日(土) 第1試合開始:14:00   第1試合: 久光製薬 対 パイオニア
                          第2試合: 岡山シーガルズ 対 デンソー
1月15日(日) 第1試合開始:13:00   第1試合: 久光製薬 対 デンソー
                          第2試合: 岡山シーガルズ 対 パイオニア

【来岡する全日本(火の鳥NIPPON選手】 顔と名前はこちらでチェックして下さい。
デンソー : 井上香織選手、
久光製薬: 岩坂名奈選手、石田瑞穂選手、新鍋理沙選手、石井優希選手、座安琴希選手
(岡山シーガルズ: 宮下遥選手、山口舞選手、森和代選手)
              
 全日本の名簿を観て驚きましたが、女子バレーでも海外組が増えていましたね。あの栗原選手は何とロシアリーグのチームへ、狩野選手はトルコ、佐野選手はアゼルバイジャンって・・・ 知らなかったです。
 シーガルズは今年は強いですね。岡山での12/10(開幕戦)は1-3でJTに負けていますが、12/24はNECの3-2、12/25は東レに3-2、そして今日1/7はトヨタ車体に3-0でストレート勝ちしています。強いなぁ。順位表はまだ出ていませんが、首位かも。去年の惨状がウソみたいです。あの勝てなかったチームは何だったのだろか。
 
 そして、開幕戦であるJT戦ですが、始球式でなでしこジャパンメンバーで、湯郷ベルの福元美穂、宮間あや両選手が登場。ラジコンヘリコプターがボールをつかんで舞い上がり、遥上から落としたボールを、宮間選手が華麗なリフティングし、そのボールを受けた福元選手が見事なフローターサーブを放ち、素晴らしい始球式となったそうです。
 確か去年は、ベルの選手達が観戦に訪れて紹介され、チアホーンを振って応援したのを覚えています。岡山の男子サッカーチームと、この女子チームは両方ともほとんど交流がありません。特にベルは同じ競技でありながらです。でも、この女子チーム同士は昔から仲が良く、試合会場を行き来して応援し合っています。いい光景ですね。去年のカンスタの試合だったか、石井知事がある普通のファジの試合で「湯郷ベルの宮間選手が頑張ってくれました」と挨拶し、みんなから少し失笑を買うシーンが見られました。このシーンも、このシーガルズの試合のようにベルの選手が友情応援に来ていて紹介されていたら、ピタっとマッチした素晴らしい光景だったのに、残念な状況でしたね。余談でした。

 とにかく、次の週末は、桃太郎アリーナに「岡山」を応援しに行きましょう!

 ※昨日付で4,247アクセス、771人の方が当ブログに訪問されました。平均数を差し引いて、約400人の山雅サポさんが来られた計算になります。ありがとうございます。また、何かいい情報があれば、よろしくお願いします。

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松本山雅の強さ6 【J特】

2012-01-07 00:44:10 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 あの反町監督が今シーズン、J2松本の監督に就任する報道が流れました。何か着々と地固めを進めているように見えて、正直うらやましいです。クラブそのものも「Jクラブの付加価値」も高く、岡山よりも先にJ1に駆け上がるかもしれません。
 
 J2湘南の監督退任直後は浪人を示唆されていましたが、J1清水がヘッドコーチ、J2松本が監督への就任オファーを出し、それぞれ2度ずつ交渉した結果、監督業を選択したようです。'08年に北京五輪代表監督をされましたが、その前後に監督を務めた新潟と湘南では両方ともJ2からJ1に昇格させた実績があります。記念すべき松本山雅のJ初代監督となる名将の手腕に期待がかかります。
 個人的には、反町監督といえば北京オリンピックの時のマイナスイメージがまだ残っていますが、元々は新潟をJ1に引き上げた名将。代表監督というよりはJクラブの監督が似合う人ですね。松田という元代表選手、反町という元代表(U-22)監督を獲ってくるというのは、やはりこちらのクラブは力があるという事でしょうか。いろいろ言い訳するクラブよりよっぽどいいですね。この辺が以前に取り上げた「クラブの器」でしょうかね。

 こちらの大月社長もなかなかいい方のようです。チーム運営の話が来たのが、アルウィン完成の2年後。当時、松本青年会議所(JC)のメンバーで、みんなで長野からJリーグクラブを誕生させようということで始まったとか。'04年に地元の若手経営者ら16人で、NPO法人「アルウィン・スポーツプロジェクト」を発足。当時は予算は300万円にも満たず、チームの人数は16人。アウェーの移動はバスを使わず、大月社長自らハンドルを握ったようです。大月社長を含む理事がワゴン3台を運転し、1台に選手5人ぐらいを乗せて送迎したようです。新潟まで片道3時間以上、福井まで5時間以上もかかる日もあり、'07年にマイクロバスを導入するまで3年続いたとか。
 こういう地元JC主体で、サッカークラブを作るという話も珍しいですね。大体幅広く「サッカークラブを作る会」を作り、そこに三位一体で支援の輪が広がっていくのですが。ただ、Jリーグに昇格しても地域リーグ時代のままの生え抜き役員体制を続け、後ろ指を差されているようなクラブもありますが、富山さん栃木さんのように地域での幅広い役員構成であるべきですね。
             
 もう一つの情報です。来る22日(日)に、故松田直樹選手の追悼試合が開催されます。このクラブがすごいのが、JFLでありながら、もうすでにメジャーな体験を多くされている事です。まるで老舗J1クラブのように有名どころを招いて、マリノスと合同ですがこういう感動的な催しをされます。
 また、この試合の主催は、一般社団法人松田直樹メモリアルという公益法人。Jリーガーが亡くなってこういう法人ができてしまうのもスゴイ話です。以下抜粋して紹介。

大会名:    「松田直樹メモリアルゲーム」
主 催:    一般社団法人松田直樹メモリアル、松田直樹メモリアルゲーム実行委員会
開催日時:  2012年1月22日(日)  
開催場所:  日産スタジアム
対 戦:    第一試合 「松本山雅FC × 横浜F・マリノス・OB」
         第二試合 「Naoki Friends × 横浜F・マリノス・OB」


 この試合はTBS系(RSK)でTVの生中継されるそうです。出場選手のページを観ているとビックリ。お馴染みの名前がいくつもある。玉林睦実、弦巻健人、宮田直樹(2011年レンタル移籍)の3選手。OBですがマリノスの選手と試合をするし、TVの全国ネットで映っちゃいそうですね。画面に出てきたら、おぉ~っと声が挙がりそうです。まだ、出場「予定」選手なので、一部追加や変更があるかもしれません。という事は先日、J2松本にレンタル移籍した喜山選手、久木田選手も同様に扱われる可能性大です。本当に2人はいいクラブへ移籍されましたね。
 某氏より「某サイトに紹介リンクが貼られている」との情報。今日はいくらかアクセス数が増えそうです。山雅サポの皆さん、何かいい話があれば情報提供をお願いします。
一般社団法人松田直樹メモリアル公式HP:http://matsu3.jp/
J2松本公式HP該当ページ:http://www.yamaga-fc.com/news/2011/11/21/1321853069334.html
TBS公式HP該当ページ:http://www.tbs.co.jp/sports/football/matsuda/
松本山雅FC公式HP:http://www.yamaga-fc.com/
松本山雅関連⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111118
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111030
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110913
  〃     ②:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110818
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110817

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カリスマの存在102 【J特】

2012-01-06 00:04:34 | カリスマの存在

 最近、黄色サポの方からよくお便りをいただきます。やはりFCWCの影響かな。以前にMariさんという黄色サポの方から「エルゴラ1093号に掲載の大谷選手の手記が感涙ものです」と情報提供を受けていました。以下、抜粋して紹介します。

    
 サポーターの声援は本当に心強かった。そういう人達に最高の形で恩返しできたのかなと思う。
 柏に9年在籍して、チームのどん底や今年のような良い状態を観てきた。サポーターが作ってくれた空気で相手を飲み込んで勝てた事が何度もあった。その変わったスタジアムの空気が追い風となり、僕らを勝利に導いてくれた。スタジアム全体が作る雰囲気が「押せ押せムード」になっていて、個人的に言えば、ポジション柄、気持ちを抑えないといけないなという気持ちになった。イケると思って前かがりになり過ぎると良くないと考えたが、そんな状況になるのはなかなかない事。「勝つチーム」というのは、選手だけでなく、サポーターの力も大きい。おおいう風に選手をノセてくれる事で、「勝たしてもらう」というのは実際にある事を今年は特に感じた。

 優勝に対する思いはやっり強かった。あのG大阪との天皇杯決勝で負けた事で、チャンピオンになるチームの強さを感じた。優勝する際の精神状態を味わいたいなという思いが強くなった。ACLに出る事は、チームが強くなっていく上で必要な事だと思う。でも、今年はACLの出場権は獲って当たり前という空気がチームにあったし、ACL出場が決定的になった時も、どこかサポーターも余り喜んでいなかったのを感じた。それで、「ああ、皆さんも優勝だけを目指しているんだな」って。3位以内が目標じゃなくて、優勝を念頭に置いていましたから。あの時はサポーターも、似たような感じじゃなかったのかなって共感した。
 今年優勝という結果を残す事は、監督、選手が評価されるだけではなくて、サポーターも含めたレイソルに係るすべての価値が上がるものだと思っている。それだけに恩を返したかった。
 
 勝つ準備をするというのは当然の事ですが、これが結構難しい。「勝ちたい」っていうのはプロだから全員が思う。でも「勝ちたい」ではダメ。「勝つ」って思わないと。それは監督に植え付けられたところです。それを実際に表現できている。勝つために厳しい練習をやっているという思いもあるし、次の試合は絶対に出たいという思い全員が持っています。全員が試合に出られるレベルではなく、活躍できるレベルにあるのが今のチームのすごいところ。良い選手がいるから勝てるというもじゃないという事を、'05年と'06年の2年間で学びました。自分の中での考えを改めさせられた。

 「追われる立場にいるがどうか」という質問に「追う方がキツいんじゃないか」と考えるようになったのは、ネルシーニョ監督のおかげ。有利なものは有利。今までの監督では言われた事がないので衝撃的で、優勝争いの終盤まで言われ続けた。 「俺らは勝っている。負ける事を考えなくて良い。ビハインドの相手は勝ちにくるからバランスを崩して攻めてきている。だから空いているスペースが自然と出てきて、そこをカウンターで突けばいい」監督は何も難しい事を言っていなかった。「勝っているんだから余裕を持て」っていうだけ。その考えをチーム全体がしっかりと持てているのが良かったと思う。
 勝つ事で得られる価値というものを知る事で、1敗の大きさの意味も知る事ができたのは、チームが強くなり「勝つチーム」になった証拠でもあると思う。低迷していた時よりも1敗の意味を深く知る事ができた。

 今年負けた試合を振り返ってみると、システムがいつもと違う形になっている時に、その良さを選手達が表現できていなかった試合が多い。あの敗戦があったから、「自分達のやる事を貫こう」という考えが大きくなった。自分達は変わってはいけないんだという事を、実戦で感じる事ができた。
 チームが一番の変化を遂げたのは'06年。あの年の雰囲気は、間違いなく今につながっていて、「チームはファミリー」という事を表現できる選手達がその後も集まってきたと思う。あの年が原点で、今もそうなる事ができるように全員が考えている。ネルシーニョ監督が来て、仲が良いだけでは勝てないという事をみんなが学習した。監督はより全員が勝つ事に貪欲になり、勝つためにすべての準備をする事を強調してくれた。だからこの結果があったと思う。

 こんな感じです。いただいた記事が少し変則で読みにくかった事もありますが、要約したらこういう内容でしょう。いい機会なので、12月7日の日経新聞「フットボールの熱源」にあった黄色い記事を紹介します。
 ネルシーニョ監督の話で、巡ってきたチャンスをものにできない選手について原因は次の3通りあると。
 ①準備できていなかった / ②責任の重さに勝てなかった / ③責任を感じていなかった
 監督にすれば、③は問題外だろう。プレッシャーを感じないという事は、ピッチに立つ者の責任を背負っていないという事。そんな状態では期待に応えられる訳がない。
 監督は、選手が力を出せなかった時は、「原因はどれなのかと探った上で、手助けする必要がある」と話すとか。「あいつはプレッシャーに弱い」で片づけてしまったのでは、指導者としては余りに無責任と締めくくっています。

 また、いい情報があったら教えて下さい。3月3日のゼロックススーパーカップが待ち遠しいですね。

 

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地域に溶け込む川崎フロンターレ26 【J特】

2012-01-05 00:06:26 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 いろいろ観ていたら、J1川崎で、シーズンで退団する選手の送別会をやったという記事を発見しました。なかなかこういう事例はないので、面白いと思いました。以下、抜粋して紹介。
   

 J1川崎のサポーター主催の「退団選手送別会」が下記の内容で開催。主催団体(川崎華族/BLUE STAR/乾坤一旗/サポーター有志一同)より掲載告知依頼があり、クラブ公式HPでも告知したそうです。
【内 容】
・日 時: 2011年12月28日(水) 19:00~(1時間半程度を予定)
・会 場: フロンタウンさぎぬま
・参加選手・スタッフ(予定)
   横山知伸選手、菊地光将選手、相澤貴志選手、吉田勇樹選手、松本拓也選手、久木野聡選手
   (イッカコーチはブラジル帰国のため不参加)
   ※相澤、吉田、松本、久木野の4選手は「12/17天皇杯4回戦」後、等々力競技場にてサポーターにむけた挨拶を行っていますが、来場していない人、挨拶の前に競技場を後にした人が多いため、今回の送別会にも声をかけたとか。
・主な注意事項
   ※コート内は飲食禁止、コート内はヒール等の入場は禁止、近隣住民への配慮により、鳴り物等の使用、大声でのコールは遠慮して欲しい。
   ※花束・手紙など直接渡したい方は、当日現地にお持ちください。
   ※久木野選手、イッカコーチへの手紙等もお持ち頂ければこちらで預かります。
   ※送別会会場に退団選手の横断幕を掲出されたい方については、可能な限りご要望に沿えるよう協力いたします。
・問合わせ先: 
川崎華族

 今回の送別会にはサポーター約350人が参加されたとか。「川崎華族」などサポーター団体の主催の送別会は恒例となっているそうで、各選手の挨拶の他、握手会や胴上げなどで交流したそうです。
 一般的には、そのシーズンの退団選手は、シーズン終了後の納会(ファン感等)に必ずしも参加していないケースが多いです。トライアウトの日程とかぶるためもありますが、こちらのように改めてキチンと送別会をやってあげたら、選手達もきっと喜ぶ事でしょう。そう簡単にはできるものではありませんが、それができてしまうという事は、クラブ側と更に「幸せな関係」ができているという事なのでしょうか。
J1川崎公式HP該当ページ:http://www.frontale.co.jp/info/2011/1227_1.html
川崎華族公式HP該当ページ:http://kawasakikazoku.net/main/archives/2011/12/post_275.html
J1川崎関連21:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111201
  〃    ⑳:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111114
  〃    ⑲:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111029
  〃    ⑱:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110815
  〃    ⑰:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110731
  〃    ⑯:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110708
  〃    ⑮:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110624
  〃    ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110521
  〃    ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110427
  〃    ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110423
  〃    ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110422
  〃    ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110413
  〃    ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101127
  〃    ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101021
  〃    ⑦:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100908
  〃    ⑥:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100620
  〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091019
  〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091016
  〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090823
  〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081218
  〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061011

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観客のためのスタジアム12 【J特】

2012-01-04 00:02:50 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 サポティスタを観ていたら 「徳島駅北側に2万人収容の複合スタジアム構想」という記事を発見。他の記事を考えていましたが、急遽こっちにしました。徳島さんといえば、去年残念ながらJ1昇格へもう一歩届かなかったJ2チーム。ついに地域も動き始めたなぁと。以下、抜粋して紹介。

      
 徳島ニュービジネス協議会が、徳島駅北側の国有地と市有地に、サッカーをメーンとする球技場や商業施設を備えた複合施設「街中スタジアム」を建設する構想を発表。徳島駅から歩いて数分という利便性を生かして集客を図り、徳島市中心部ににぎわいを取り戻すのが狙いだとか。J2徳島のホームスタジアムとするほか、「365日の稼働」をうたい、ショッピングやビジネス、住民の交流など、さまざまな活用を目指すそうです。 
 同協議会は昨年1月から、衰退する中心市街地や県内経済の浮揚策を研究され、欧州でショッピングモールや飲食店を併設したサッカースタジアムが大勢の人を呼び込むとともに、社交の場として根付いていることに着目して「街中スタジアム」構想をまとめたそうです。

 この構想では、建設地は徳島駅のすぐ北で、県立中央武道館と徳島市立体育館、市立内町小学校を含む約5万平方メートル。スタジアムは2階建てで、2階からせり上がるスタンドは約2万人を収容。史跡を保護するため、高さ2.5mの土を盛った上に建設。徳島駅ビルの2階から陸橋で接続。県立中央武道館と市立体育館を移設するスペースも確保。事業費は150億~180億円と見積もるとか。
 グラウンド部分は、サッカーやラグビーといった球技、コンサートなどのイベントに活用。地震や津波発生時の大規模避難所にも位置付け。スタジアム1、2階とスタンド最上部に商業用スペースを設置し、レストランやカフェ、ホテル、オフィスとして利用。1階には、江戸時代の石垣を眺めながら散歩を楽しめる遊歩道を整備。徳島城の歴史を紹介するコーナーも設置。

 協議会は、ヴォルティスのJ1昇格を想定。年間約20試合行われるホーム公式戦には毎回、県内外から約2万人の観客が訪れるとみており、「多大な経済効果をもたらす」としています。ただ、構想実現には課題を指摘。
建設予定地が国の史跡指定を受けている事、内町小学校の移転もしくは他校との統合といった問題をクリアする事など。協議会は、世論を盛り上げ、県や徳島市に事業化を働き掛ける方針。近く10万人目標の署名運動や1億円の寄付金を募る活動を始める方針。

 この話を聞けば、徳島駅のすぐ北に、ユアスタやカシマスタジアムのような複合スタジアムができる構想ですが、いいですねぇ。商業施設を備えたものという事で、サッカーで街に賑わいを起こす仕組み作りです。
 こちらの協議会では昨年1月から研究および構想をまとめられたそうですが、調べてみるとその少し前の一昨年の12月に、その構想を生み出すきっかけになる講演会があったようですね。何と、あの傍士理事が来られて、市街地にスタジアムを作る事の意義と、その市街地の活性化の可能性について特別講演会を行われたそうです。つまり、この街中スタジアム構想の仕掛け人という事です。さすがです。今後は他の街からも複合スタジアム構想が生まれてきそうですね。また、徳島で署名運動に加えて、寄付金募金運動が始まるとか。募金運動は岡山では観られなかった活動ですね。
サポティスタ該当記事:http://supportista.jp/2012/01/news03071412.html
徳島ニュービジネス協議会公式HP該当ページ:http://www.tnbc.or.jp/reikai/bounenkai.html

       
 もう一つ、ちょっと前ですが、徳島さんの話題として記事を準備していました。サッカーではなくマラソン競技での活動です。Jクラブが陸上クラブを所有する事例としては、J1新潟やJ2山形があります。いつか、山陽ロードレースにアルビレックス新潟RCとスポーツ山形21に続いて、「徳島ヴォルティスランニング俱楽部」の名前で参戦して欲しいですね。以下、抜粋して紹介。

 フルマラソンにチャレンジする方の応援企画として、元大塚製薬陸上競技部の岸本実さんをコーチに、「徳島ヴォルティスランニング倶楽部」を今年も実施。初マラソンへ挑戦する「ボールくん」と一緒に、ランニングの初心者からマラソンの経験者まで、それぞれの目標に向かってチャレンジしようという企画として第4回のメンバー募集。

・主 催: 徳島ヴォルティス、徳島スポーツビレッジ
・コーチ: 岸本 実(元大塚製薬陸上競技部)
・開 始: 2011年9月25日(日)
・定 員: 11名
・参加費: 5,000 円(保険料、施設使用料、資料代を含み、大会参加費・ユニフォーム代は含まない)
・内 容:
 ①トレーニング情報の提供(メール・資料等)
 ②合同練習会の実施
 ③レース当日のサポート
 ④徳島ヴォルティスランニングクラブ特製「オリジナルキャップ」の提供
・背 景:
 これまで、とくしまマラソン出場を目標とするメンバーをサポートしてきたが、今回は、ランニングの初心者からフルマラソン経験者まで、それぞれの目標 (特に初心者の方はまずはハーフマラソンから)へのチャレンジをする方のサポートを目的。
・集 合・練習場所: 徳島スポーツビレッジ等
・練習時間 集合 9:00、11:00~12:00の間に解散予定
・練習予定日: 不定期の土曜日あるいは日曜日
・目 標: 海部川風流マラソン(平成24年2月19日)または、吉野川市リバーサイドハーフマラソン(3月)への参加。
・参加条件
 ①クラブの指定する大会に参加できる人
 ②徳島ヴォルティスオフィシャルファンクラブ会員が優先(継続年数も考慮)
 ③2012年徳島ヴォルティスオフィシャルファンクラブ会員に入会の意思がある人
 ④パソコンまたは携帯のメールアドレスを持っていること
 ⑤健康状態に問題のない人
 ⑥活動中の各種取材を受ける事に同意し、撮影されたものをクラブのHPや印刷物または報道に利用することに同意できる人
 ⑦徳島ヴォルティスのロゴを背負った責任と誇りを持って、安全に楽しく、また他のランナーへの模範になれるよう、ランニングを楽しめる人

 ボール君といえば、J2徳島戦でカンスタにもやって来る有名人?ですね。あの方はJ2参戦時から拝見していますが、確か・・・行政の方だったと思います。変わらずバイタリティのある方で、よくマイクを取ってMCをされ、ある意味ヴォル太くんやティスちゃんよりも存在感があります。あの格好でマラソンを走るのでしょうか。そりゃ楽しみだ。頑張って下さい。
J2徳島公式HP該当ページ:http://www.vortis.jp/news/detail.php?pressid=3376

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ファンサービスの一事例20 【J特】

2012-01-03 00:06:20 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 さて、2012年シーズン開幕が待ち遠しいですね。1月から2月にかけて、各クラブで「キックオフイベント」が開催されています。今シーズンからJ1に昇格した札幌や鳥栖も素晴らしいキックオフイベントを開催されていましたが、今回は2012年J2で他の全クラブ調査したものを紹介いたします。
 やはり、筆頭はJ2湘南です。開催規模といい内容といい、ナンバー1ですね。見渡してみると、参加条件は「応援する方ならどなたでも」から、参加費が要るもの、ファンクラブ会員のみ、シーチケのみとバラエティですが、応援する気持ちを強く持つファン・サポーターなら誰でも参加できるようですね。地元財界や行政が催してくれるという受け身ではなく、立派な内容の所ほど、クラブ主催が主流だと思います。これは「Jクラブの付加価値」の項目の一つなのですが・・・ さて、結果はいかに・・・
    

◇甲府:「2011キックオフパーティー」
日 時: 2011年2月27日(日)
会 場: アピオ本館
対 象: 一般(参加費: 大人3,500円、小中高生1,000円)
内 容: 
 選手紹介 / 
神部冬馬&ヴァンくん&フォーレちゃんによるミニライブ / お楽しみ抽選会、決意表明
クラブ公式HP該当ページhttp://www.ventforet.co.jp/information/press/20110131.html

◇山形:「モンテディオ山形2012 KICK OFF」(予定)
日 時: 2012年1月22日(日)
会 場: 山形県県民会館
対 象: 一般(参加費: 1人1,000円)
内 容: 
 昼の部・夜の部:挨拶、新加入紹介、決意表明、モバモン企画など

クラブ公式HP該当ページhttp://www.montedio.or.jp/info/clubinfo/20111228-05.html

◇福岡:「キックオフフェスタ2011」

日 時: 2011年2月27日(日)
会 場: 福岡市役所 西側ふれあい広場
共 催: 福岡市、アビスパ福岡後援会
協 力: 福岡リゾート&スポーツ専門学校

対 象: 一般(参加費:無料)

内 容:
 
ブラインドサッカーデモンストレーション、オープニングトーク、ビビーズ4期生紹介 / 監督・選手・チームスタッフ紹介、 主催者挨拶等
 サイン会 / ファン代表激励メッセージ、監督決意表明 / 参加者全員の集合写真撮影、お楽しみ抽選会(小学生対象)

 ※新天町商店街付近及び天神交差点付近にて、シーズン開幕街頭キャンペーンに選手・チームスタッフが参加。
クラブ公式HP該当ページ http://www.avispa.co.jp/index_box/release/release_2011_064.html


◇徳島:【「2012徳島ヴォルティス 新体制発表」(予定)
日 時: 2012年1月22日(日)
会 場: あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)
対 象: 一般(募集先着800名・申込多数の場合はCLUB VORTIS会員または入会希望優先)
内 容:
 社長挨拶、新ユニフォーム発表、選手紹
介、トップチームスタッフ紹介、選手に質問コーナー、選手代表・監督挨拶、新ユニフォームが当たる抽選会
クラブ公式HP該当ページhttp://www.vortis.jp/news/detail.php?pressid=4251


◇東京V:「新体制発表会見」及び「ファンの集い」(予定)
日 時: 2012年1月22日(日)
会 場: 駒沢学園記念講堂
対 象: 一般(申込制)(参加費:2,000円から)
内 容(以前のもの):
 新入団選手発表・挨拶 / 新ユニフォーム発表 / スローガン発表 / ヴェルディファミリー紹介(日テレ・ベレーザ、育成部門の選手等予定)
 選手トークショー / 選手たちによるパフォーマンスショー など
クラブ公式HP該当ページ:アドレス

◇千葉:「ファン感謝デー『2011サポーターズフェスタ』」
日 時: 2011年2月27日(日)
場 所: フクダ電子アリーナ
出 演: 全選手・全スタッフ
対 象: チームを応援していただけるみなさま (誰でも無料でご入場可)
・内 容:
 今回の「2011サポーターズフェスタ」は「チーム対抗運動会」。サポーター・選手・スタッフが、「ジェフィチーム(黄組)」と「ユニティチーム(緑組)」に分かれ様々な競技で対戦。勝利チームを応援したサポーターには抽選で素敵な賞品を進呈。
◎運動会イベント 
 まてまて玉入れ! / ビッグボールでミニゲーム / 選手カードで神経衰弱 / 11人12脚競争 / 綱引き対決  
◎ステージイベント 
 場内放送での選手ゲストトーク / 選手による出し物 / ふれあいゾーン / スタジアム見学 / みんなで記念写真! / サイン会コーナー
クラブ公式HP該当ページ:http://www.so-net.ne.jp/JEFUNITED/tools/cgi-bin/view_news.cgi?action=view&nid=6437

◇京都:「2011シーズンの新体制および新ユニフォームの発表」

日 時: 2011年1月23日(日)
会 場: 京都会館 第二ホール
対 象: 一般(参加費:無料)
内 容:
 全選手・監督・コーチングスタッフのお披露目、新ユニフォームの発表会。

クラブ公式HP該当ページ:http://www.sanga-fc.jp/news/info_detail/13068


◇北九州:「2011ファン交流会」
日 時: 2011年1月29日(土)
 
会 場: リーガロイヤルホテル小倉
内 容: インタビュー / お楽しみ抽選会 / サイン会 / 写真撮影会
 選手が1人ずつファンテーブルにつき、ファンと選手が同じ空間で混じり気なく溶け込んでいたそうです。

◇草津:「いよいよ開幕!ザスパ草津2011決起集会!!」
日 時: 2011年2月26日(土) 
会 場: パワーモール前橋みなみ 駐車場
対 象: 一般?(参加費:無料)
内 容:
 選手によるトークショー / 選手によるグッズ販売 / 選手とのふれあいコーナー / 大抽選会 / その他お楽しみイベント
クラブ公式HP該当ページ:http://www.thespa-kusatsu.com/2011/02/17104243.html

                    

◇栃木:ファン感謝イベント「2011TOCHIGI SC フェスタ」
日 時: 2011年1月29日(土)
会 場: 宇都宮市オリオン市民広場(通称:オリオンスクエア)
対 象: 一般(参加費:無料)
内 容:
 選手会企画(選手によるトークショー) / 2011ユニフォームお披露目 / グッズ販売
クラブ公式HP該当ページ:http://www.tochigisc.jp/news/02/00002175.html

◇熊本:「2012シーズン・ロアッソ熊本新体制発表」(予定)
日 時: 2012年1月14日(土)
会 場: 熊本市内
対 象: 2012火の国プレミアシートまたは2012シーズンシート購入者から募集(応募者多数の場合は抽選)
        (2011年11月20日から2011年12月27日までの期間にご購入された小学生以上 160名)

内 容:
 選手・スタッフによるパフォーマンス / ブースイベント(選手・スタッフ登場) など
公式HP該当ページ:http://roasso-k.com/news_view.htm?id=201112&news_id=1930


◇大分:キックオフイベント
◆「2011年 大分トリニータ監督・選手激励会」

日 時: 2011年2月27日(日)
会 場: 大分全日空ホテルオアシスタワー
出 席: チーム所属全選手・監督
対 象: 一般(参加費:5,000円/小学生3,000円/小学生未満 無料) 
内 容: 
 クラブ社長挨拶 / 監督・選手挨拶 / 選手との交流(抽選会、写真撮影、サイン会) 等
クラブ公式HP該当ページ:http://www.oita-trinita.co.jp/information.php?_mode=detail&id=5396
◆開幕前イベント
日 時: 2011年2月20日(日)
会 場: パークプレイス大分
出 席: 3選手・ニータン
対 象: 一般(参加費:無料)
内 容: 選手トークショー、景品が当たるミニゲーム
クラブ公式HP該当ページ:http://www.oita-trinita.co.jp/information.php?_mode=detail&id=5458

◇湘南:「ベルマーレワンダーランド2011」

日 時: 2011年2月19日(土)
会 場: 湘南スターモール及び紅谷パールロードを中心とした平塚駅前中心街商店街
入場料: 無料
出演者: 監督、全コーチングスタッフ、全選手
対 象: 一般(参加費:無料)
内 容: 
 選手参加の各種イベント / 特設ステージでのイベント / スタンプラリー / 各種団体・企業によるブース設置ほか
※例年の来場者数: 約10,000人
クラブ公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/24413


◇愛媛:「2012シーズン愛媛FCキックオフフェスタ」(予定)
日 時: 2012年1月22日(日)
会 場: エミフルMASAKI エミモール
対 象: 一般(参加費:無料)
内 容(以前のもの):
 キャラクターバンド演奏 / シーズン選手紹介 / 選手質問コーナー / お楽しみ抽選会 / 監督・選手挨拶
クラブ公式HP該当ページ:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=101636

◇富山:「カターレ富山キックオフパーティー2011」(2部制)
日 時: 2011年1月30日(日)
会 場: オークスカナルパークホテル富山
内 容: 新ユニフォーム発表 / サイン会など
<第一部>14:30~15:30
対 象: シーズンパス購入者(抽選)・参加費:3,000円 
<第2部>17:00~
対 象: 株主・スポンサー・サッカー関係者
クラブ公式HP該当ページ:http://www.kataller.co.jp/news/2011/0130.html

◇水戸:「2011シーズン 壮行会」
日 時: 2011年2月20日(日)
会 場: イオンモール水戸内原 
主 催: ㈱
フットボールクラブ水戸ホーリーホック、水戸ホーリーホック・ホームタウン推進協議会
参 加: 沼田社長、柱谷監督 以下コーチ・スタッフ、選手
対 象: 一般(参加費:無料)
内 容: 
 監督挨拶 / 新入団選手紹介・挨拶 / サポーターからの質疑応答 / 記念撮影 など
クラブ公式HP該当ページ:http://www.mito-hollyhock.net/www/news/index.cgi?no=542

◇横浜FC:「2011横浜FCシーズンウェルカムパーティー」
日 時: 2011年2月27日(日) 
会 場: 横浜港大さん橋国際客船ターミナルCIQホール
対 象: 2011横浜FCクラブメンバー(一部有料)
内 容:
 選手、チームスタッフ紹介、選手との懇親タイム(○×クイズ大会)、選手による出し物、サイン会、集合写真撮影 など
クラブ公式HP該当ページ

◇鳥取:「2012新体制発表会」(予定)
日 時: 2012年1月14日(土) 
会 場: とりぎん文化会館
対 象: 2012GGC(ファンクラブ)会員
内 容:
 新監督・新入団選手紹介、新シーズンスローガン・目標発表、全選手から今季の抱負 等

クラブ公式HP該当ページ:http://www.gainare.co.jp/news/detail/15721/

◇岐阜:FC岐阜ファン交流会
日 時: 2011年2月5日(土)
会 場: 岐阜メモリアルセンター
対 象: 一般(参加費:無料)
内 容:
 選手自己紹介 / チアリーディング披露 / 選手全員による『大サイン会』 / キックターゲット / FC岐阜
総選挙 / ユニフォームメッセージコーナー / 選手と集合写真
クラブ公式HP該当ページ:http://www.fc-gifu.com/news/post-860.html


 いろいろと語ろうと思って調べましたが、こういう予想を超えた結果になりました。 ・・・まあ見てみて下さい。2年前にファン感と絡めて調べましたが、キックオフイベントは確実に増えていましたね。その時は未実施のクラブが結構あったのですが・・・・ 何でこうなったのかな!? 以上。 
ファン感関連③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110519
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100918
  〃     ①:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100711

 ファジアーノですが、蒜山登山と宮崎キャンプの間に、1月19日~2月4日で岡山でトレーニングだそうですね。また、練習を観に行こうかなと。

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優勝の味20 【J特】

2012-01-02 00:09:36 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 今年の天皇杯決勝戦も無事終わりました。気持ちのいい試合でしたね。史上初のJ2同士の決勝という事で、いつもの年と少し変わった光景でした。J2優勝のFC東京と7位の京都の一戦。試合結果は皆さんご存知のとおり、4-2でFC東京が見事天皇杯を手にしました。
 J2京都はもし天皇杯に優勝したら、ACL出場権を辞退するかどうかなど、少々ややこしい構図が生まれてくるという事で、Jリーグとしてもホッとした人も多かったのではないでしょうか。J2優勝チームが天皇杯優勝という、また一つ史上初の記録を作りました。J1昇格即優勝に続く快挙ですね。J2リーグでの視点から見れば、よりレベルが上がって喜ばしい事でしょう。逆に言うとJ1が不甲斐ないという事か。岡山的に見れば、それだけ来シーズンのJ2リーグがレベルが上がって、今までのようには戦いにくくなるかもしれないとも言えます。
   
 この試合(録画でしたが)を観ていましたが、全体を通して気持ちの良い試合運営でした。試合以外で、いくつもいいシーンがありました。まずは両サポーターによるコレオグラフィー(一文字)。どちらもキレイなデザインでした。が、3年前の「YES WE CAN」には及ばないかなぁと(笑)。チームマスコットも両方来ていましたね。いつかファジ丸もあの場所に立てる日が来るんだろか。
 表彰式ですが、今年は景色が少し違っていました。表彰台に登って行く赤じゅうたんみたいな道が新しく作られていました。今までは普通の通路を、よいしょと上がっていったのですが。しかも、京都が登っていく時に、両側にFC東京の選手達が並んで、祝福していました。これはなかなか見られないシーンだな。
 あと、お互いの選手達が、相手のゴール裏のサポーター席に挨拶に行き、お互いの健闘をたたえ合うシーンがありました。ああいうのもなかなか見られないシーンで、へぇ~と少し感動しました。
 さて、これで3月3日に戦う相手は決まりました。ゼロックススーパーカップの相手は、FC東京です。リーグ優勝チームと全日本選手権優勝チームの戦いでありながら、一昨年と昨年のJ2優勝チーム同士の戦いでもあると。面白くなってきました。やってやりましょう! どっちが相手だぁという感じで試合を観ていましたが、黄色いサッカーと比べて、FC東京はまだ青いところがあるかなと、生意気な発言をしてみたり。
   

 さて、それぞれのカテゴリの展望について少し取り上げてみたいと思います。
<J1>
 当ブログとしては、某黄色いチームの連覇を望みたいところですが、さてさてどうなるか。3月から早くもスタートするACLは超ハード日程。過去にいくつものチームがこのハード日程に足を引っ張られていました。FC東京もかなり上に来るでしょう。あと、J2から昇格した鳥栖には頑張って欲しいですね。密かに応援すると思います。
<J2>
 京都が一番の有力チームでしょう。プレーオフではなく優勝か2位に行きそうです。他はJ1経験チームが昇格プレーオフ争いを席巻するのでしょうか。昨年J1昇格を逃した徳島は頑張って欲しいですね。プライドオブ中四国から初めての卒業生を早く生み出したいものです。あとは、JFL入れ替え制度。導入初年度なので、たぶん最下位くらいが対象になってしまうのではないかと思います。J2クラブの公式HPをいくつか見ましたが、プレーオフだけで入れ替え制度には触れませんね。大丈夫かな。

 やべっちFC観ました。チャラ大津出ていました。日本代表組でやべっちチームと対戦でしたが、やっぱ彼は面白い。「先輩ばかりで怖いっす。特に長老(憲剛)」と、チャラキャラ満点でした。さすがフットサル出身、ノールックパスなど、プレーも上手かったです。最後、勝ち越しゴール決めて、なぜか胴上げされていましたが(笑)・・・ ふと、フットサルやりたくなってきました。(あんなに蹴れないし、どうせ動けずに終わるだろけど) 何か楽しいサッカーイヤーの幕開けだったなぁ。期待できるぞこれは。

コメント (2)
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