J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

Bリーグについて56

2019-04-20 00:00:31 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 リスペクトコラムです。
 最近、報道でも取り上げられるようになったBリーグ。中でも千葉さんは観客動員も多く、島田社長はBリーグのバイスチェアマン(副理事長)に就任され、大活躍。地元J2岡山も先日視察に行ったと聞いています。そんな中、何と1万人収容のアリーナの建設計画が浮上しているとか。
   
【ミクシィと資本提携、新アリーナ計画 男子バスケ「千葉ジェッツふなばし」 球団主体で建設へ】

「『千葉ジェッツふなばし』(千葉県船橋市、島田慎二社長)は14日発表した中長期戦略で、IT大手『ミクシィ』と戦略的業務資本提携を締結し、1万人規模の新アリーナを建設する計画を示した。建設は球団が主体となり、ミクシィ以外のパートナーも募る方針という。
 リーグ随一の集客力をほこり、天皇杯3連覇、リーグ戦でも東地区を連覇するなど、人気実力を兼ね備える千葉。現在は船橋アリーナ(船橋市、約4200席)を中心に、千葉ポートアリーナ(千葉市、約7500席)でもホーム試合を展開するが、球団によると、“満員御礼”が続き、チケットが手に入らないなど来場者の満足度向上に制約がかかっているという。」
 新アリーナの完成時期や場所は未定。バスケだけでなく、音楽ライブなどのエンターテインメント用途も想定。」
「球団運営会社の株式の過半数を取得することについては『グループ会社となってもらうことで(ミクシィとしても)積極的に取り組める。(建設費用は)アグレッシブな額になるのでは。スポーツ事業は、ゲームに代わる事業にすべくがんがん投資したい』とした。」
引用:dmenuニュース

 千葉さんは4,200人の船橋アリーナだけでなく、7,500席のポートアリーナも満席にするって、すごいと思います。屋内のバスケで7,500人入れるってのはJ2クラブよりも上という事。いつの間にかそんな存在になっていましたね。会場が満員続きで、チケットが買えない、もっと大きな会場でやって欲しい、無ければ立てて欲しいという、Jクラブもうらやむような展開になっているんですね。
 それにしてもミクシィは前にも名前が挙がっていましたね。J1のF東さんと年間1億5,000万円(推定)のスポンサー契約を複数年で結び、渋谷に新スタジアム構想がありましたね。確か、胸スポンサーがミクシィでしたっけ。首都圏でもあって、賑やかな話ですね。地方クラブから見れば、どれもうらやましい話でしょう。

【千葉ジェッツが民間投資の1万人アリーナ建設へ、資本提携でミクシィの傘下に】
「千葉ジェッツふなばし(千葉ジェッツ)は2019年4月14日、中長期経営戦略の一環として民設民営による1万人規模のアリーナ建設計画を発表した。自前のアリーナを活用して、顧客満足度や観戦体験の向上の実現を目指す。」
〔単なるスポンサーでは積極投資できない〕 
「巨額になるアリーナの建設資金を調達するために、2017年からパートナーシップ契約を結んでいるミクシィと戦略的業務資本提携を締結した。ミクシィは千葉ジェッツの株式の過半数を取得し、同チームを連結子会社化する。」
「(ミクシィ代表取締役社長執行委員の木村弘毅氏は『今回、アリーナ建設のために積極投資するとなると、スポンサー契約だけだと投資対効果を説明できないが、グループ会社化することでそれを実現できる』と話した。なお、島田氏を含む千葉ジェッツの体制に今後も変更はないという。
 アリーナはミクシィなどの協力の下、千葉ジェッツが主体となって建設する。建設地は基本的に千葉県船橋市内を予定しているが、用地選定はこれからなので「未定」としている。」
〔建設慎重派から心変わりの理由〕
「2018-2019年シーズンはホーム開催の試合が約5000席すべて完売、立ち見客が毎試合出るほどの人気チームとなった。成績も同シーズン東地区リーグを連覇するなど強豪へと成長した。東地区リーグ優勝を決めた4月14日の試合にも5560人が詰めかけた。
 こうした満員御礼の状況は、裏を返せば試合を観たいのにチケットを入手できないファンが一定数存在することを意味し、それが満足度向上の制約にもなっていた。」
引用:SPORT INNOVATORS

 このアリーナ構想は民間主導なのですね。よく読むと、ミクシィが千葉さんの親会社化になっている様子。千葉さんといえば、日本代表の富樫選手が所属しており、富樫選手も元気が出る事でしょう。千葉県は本当にスポーツが盛んな地域だと思います。2部ではありますが、J2千葉とJ2柏があり、プロ野球ではマリーンズも盛り上がっていると聞きます。
 1万人収容の新アリーナも観てみたいですが、普段満員続きの千葉さんの試合も観てみたいですね。おっと、そういえば来週から巷では10連休。行きたいところですね。当ブログの昔の記事を見てもらったら出てきますが、実は当ブログと千葉さんは少し絡んだ事があります。まだ、クラブができた頃にスタッフさんが岡山に来られて、一緒に飲んだ事があります。あの時はbjでしたが、その後JBLへ移り、Bリーグまでたどり着き、今やBリーグ№1の経営を誇るメジャークラブに進化されました。これからも益々頑張って欲しいですね。
B1千葉関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170610
Bリーグ関連:58 / 57 / 56 / 55 / 54 / 53 / 52 / 51 / 50 / 49 / 48 / 47 / 46 / 45 / 44 / 43 / 42 / 41 / 40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

監督、GMの力量34

2019-04-19 00:01:32 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 昨日、神戸さんのリージョ監督の契約が解除されました。そう伝え聞いた時も特に驚きはしなかったです。神戸さんでは、前からこういう現象はあるので、またかという印象です。結果が出なければ更迭されるのはプロとして当たり前でしょうし、日本を飛び越えて、バルサ化で世界進出を標ぼうしてる三木谷会長ならばよくある事でしょう。これだけ何十億円も補強しているのに、どうして神戸さんは勝てないのか、優勝争いに加われないのかですか。
   
【クラブが掲げる“バルサ化”が采配に影響した…担当記者が見るリージョ監督辞任劇】
「J1神戸は17日、昨年9月に就任したフアンマヌエル・リージョ監督(53)との契約を解除したことを発表した。クラブによると、リージョ氏からの意向を受けてのことで、シーズン中の監督交代は3季連続。後任は、昨季途中まで指揮を執った吉田孝行前監督(42)が復帰することに決まった。」
「指揮官が挙げた成績低下の要因は、5人の外国人枠にあるとみる。3月にバルセロナ出身MFサンペールを獲得すると先発に起用し、正守護神だった韓国代表GK金承奎をメンバーから外した。「ブスケツ2世」と称されたサンペールは中盤の底で攻撃の起点となる一方、運動量の少なさなどから守備面で不安を見せ、そこを突かれていた。初先発だった3月最後のG大阪戦は4―3と辛勝、4月に入って2連敗を喫した。」
「攻撃重視のバルサ化を掲げる神戸において「バルサ出身」というブランドへのクラブの異様な期待値の高さが、采配に影響したのではないか。」
引用:スポーツ報知

【バルサ化どこへ リージョ監督辞任【上】7人目補強、戦術に異変】
「三木谷会長が、期待とともにスペイン人指揮官を迎えたのが、昨年9月17日。そのわずか7カ月後、世界屈指の戦術家は失敗とは判断しづらいJ1通算5勝4分け4敗の成績を残し、クラブを去った。転機は3月7日、7人目の外国人となったMFサンペールの獲得だった。「欧州の超一流選手」。直接交渉に乗り出したとされる三木谷会長にそう紹介された元バルサ戦士の起用を巡り、チームのバランスは崩れた。第4節の清水戦。僅差のリードでは交代を嫌う指揮官が、1-0の後半35分、新鋭を投入した。一度も練習していない布陣に変えると、今季初めて流れの中から失点し、ドロー。以降、直近の広島戦までサンペール先発の3試合は9失点と、明らかに守備力が落ちた。起用にこだわった理由は明らかになっていない。」
引用:神戸新聞NEXT

 当ブログも素人なので、偉そうな事は言えないのですが、資金を潤沢に持っていて、大型積極補強を行うクラブは、往々にして同じような傾向が現れます。浦和さんもそうですね。ちょっと前のF東さんも? プロ野球で言えば巨人ですか。
 個人的に思い描くのは、点か線かそれとも面なのかという事です。いくら大枚を叩いて大型補強を繰り返しても、神戸さんは点ばかりで、面までは至っていないのかなと思います。最初はポドルスキ選手だけでしたが、イニエスタ選手などのMF、ダンクレー選手でホットラインを形成し、いくらか線になったのかなと思った矢先のニュース。いくらいい選手を獲ってきても、監督も含めてチーム、クラブの戦略が構築されていなければ、点が分散して置かれているだけで力は発揮されないのではないでしょうか。

 これはクラブ経営にも言えると思います。昔当ブログで「商業主義」というキーワードを多用していました。スポンサーばかり目を向けて、一般のファン・サポーター向け、後援会などの存在を軽視(無いところもありますが)すれば、その経営基盤は脆弱なものになり、下部への降格など何か起こればあっという間にスポンサーは去り、一気に経営危機を迎えます。根が張れていないとも言えます。山雅さんのように地域にしっかり根が張れていれば、びくともしない事でしょう。スポンサー偏重のクラブ経営は、「点」の経営。それを「線」にして、地域全体に根が張れる「面」になれば、J1にふさわしいクラブになれるのではないでしょうか。その一つの例が「後援会」の有無だと思います。読者の皆さんの地元クラブはいかがでしょうか。「点」ばかりのクラブになっていませんか?
 
 それに対してJリーグは「面」の経営をされていると思います。「シャレン」社会連携はまさに「面」です。ホームタウン地域に、社会連携を通して根を張ってく。それに対して、Jクラブがその地域にあって、週末にスポーツ興行を行って、数字ばかり口にするのは「点」がいくつか置かれているようなもの。いくら来場者数がどうのと言われてみても、試合の勝ち負け以外にクラブに馴染みが無いので、負けが込めば自然と足は遠のいていくのは当たり前の事。それに対して、試合が無い日もシャレンで地域と一体となって、ともに生きていくJリーグそのものの姿勢は「面」だと思います。ちょっと神戸さんの監督交代劇の話とは離れてしまいましたが、同じような印象を持ちました。
J1神戸関連⑳https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190310   
  〃   ⑲:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180527
  〃   ⑱:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170310
  〃   ⑰:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150903
  〃   ⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150422
  〃   ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150418
  〃   ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140725
  〃   ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140408
  〃   ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140209
  〃   ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120114
  〃   ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111229
  〃   ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111215
  〃   ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101017
  〃   ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090803
  〃   ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070817
  〃   ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061210
  〃   ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061209
  〃   ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061207
  〃   ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061206
  〃   ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060323

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クラブ経営について82

2019-04-18 00:01:55 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 J1で動員数の王者は浦和さんに対して、成績の王者は鹿島さん。Jリーグ開幕の時も覚えていますが、最初の年は鹿島さんはどちらかといえば地味で、今のような地位になるとは思っていませんでした。やはり、ジーコが大きかったのかな。もし、ジーコの存在が無ければ、ひょっとしたら今の水戸さんのようなクラブになっていたかもしれません。何しろ鹿島さんのホームタウン市の人口は7万人足らず。7万人の人口といえば、岡山で言えばちょうど総社市くらいの規模です。そこにJ1を代表する主力クラブがあるとは。J1鹿島の鈴木取締役事業部長のインタビューコラムです。
        
【アントラーズが茨城の田舎で70億円も売る理由 絶対に地方企業の「経営の教科書」にすべきだ】
「地方の企業は人口減少の中で明るい未来を描けるのか。地方に本拠を置く経営者にとって、一つの手本となるのが鹿島アントラーズFCだ。人口約6万7000人の鹿嶋市という小さな都市の中で、サッカーだけでなく、それ以外のビジネスも拡大しながら経営拡大を図っているからだ。2019年度の売上高は推定約70億円と過去最高を記録する見込みだ。将来ビジョンとして売上高100億円を掲げるアントラーズFCの戦略の何を学ぶべきなのか。」

〔人口7万人弱の都市で4万人スタジアムが成立する理由〕
「鈴木:まず、カシマスタジアムの観客数は平均して2万人なんですが、うちのお客さんっていうのは、実は半径30キロのマーケット内から来ているのは全体の25%しかいないんですよ。マーケット外の茨城県や北関東から来ているのが25%、東京23区などの首都圏から来ているのが50%という構成なんですね。
 なぜ首都圏から半数ものお客さんが来てくれるかっていうと、やはり強いチームに魅力があるから来てくれているんだと思います。だから、僕らは徹底的に勝ちにこだわってやってきたっていう結論になるんですね。」

〔「倒産しないためには、勝つしかない」という思考回路〕
「25年間つねに「明日、潰れるかもしれない」と思って危機意識を持ってやってきました。「潰れないためには、勝つしかない」「勝つためには、何をすべきか」、アントラーズはそういった思考回路が身に付いているクラブチームだと思います。」
「実際は小さなクラブの中には自立できているところもありますよ。地域の活性化のために始めたのでしょうが、稼げる範囲でしかやってないわけですから。」

〔世界のトップと互角に戦うための「売上高100億円」〕
「Jリーグのトップリーグで親会社から自立して優勝しようと思ったら、売り上げを上げていくしかない。ただ、今のJ1のチームの平均の売り上げは30億円までは届いていません。僕らは世界のトップチームと互角に戦うためには、将来的に100億円に到達しなければならないと思っています。だから、僕らは売り上げをいかにして上げていくかっていう作業を一生懸命取り組んできたわけで、今までは60億円台が最高だったところを、今年度は賞金が多かったこともあって初の70億円台を達成することができる見込みです。」
「創設25年を期にいろいろなことをもう1回考え直したときに、僕らの成長というのはどこを目指すべきなのかっていうところの中で、売り上げ規模でいうと、100億円を目指そうということになったんですね。」
「僕らは「明日、潰れるかもしれない」という危機感を持ってやってきましたが、今までかなりの経験を積んできたので、直観とか経験とかって基本的に正しいと思っているんです。けれども、それを「正しいっ!」て大きな声で言える人が何人いるかっていったらなかなかいないんですよ。「こういう方向で行きましょう」「次は違う方向に行きましょう」って言えないのは困るので、それを言えるようにするための裏付け調査をたくさんやっていますね。だから、Webの調査にしても基本的なアナログの調査にしても、調査に関しては人手と時間をかなりかけてきています。そのなかでは、もちろんファンの調査もありますが、ファンの満足度を調査したら意外に面白いことがわかったりしますね。」

 〔地方の経営者はデジタルを魔法だと思っている〕
「僕らはデジタルを魔法だとは思っていないし、デジタルっていうのはやればやるほど、むしろアナログの作業や工程、要員が必要なんですね。ところが、地方の経営者の皆さんはデジタルが魔法だと思っているから、SNSなどをやったりしているんですが、ただそれは自己満足でしかなくなるんですよ。
 デジタルっていうのはやっぱり、その調査を次々としていけば、アナログでやっていることの何分の1かの投資で済むんですよね。けれども、経営の上にいる層がデジタルの投資に対してなかなか理解してくれない。だから、上のほうに理解してもらうために、調査に基づいた参考事例をたくさん説明していくわけですね。」

〔デジタル時代は「距離は関係ない」〕
「僕らはお客さんを相手にしていかねばならないので、変化していくお客さんのニーズに対して手を抜いてはいけないんです。僕らはコンシューマービジネスのど真ん中にいるわけで、「アントラーズは嫌いだ」って言われたらおしまいなわけですからね。
 今までの商売って、とくに小売業なんてものはやっぱり商圏でものを考えるから、距離って絶対的に大事な話だったじゃないですか。ところが、デジタルを使うと、距離は関係ないってことがわかってきて、アントラーズを応援に来てくれる人だとか、グッズを買ってくれる人って、実は商圏をはるかに超えているわけですよね。答えになっているのかな(笑)。」
引用:東洋経済オンライン

 茨城県の西の端にあるのに、クラブ経営は堂々のメジャーです。このコラムを読むと、ホームタウン外から75%、首都圏から50%来ているそうで、確かに首都圏を意識したクラブづくりなのかもしれません。でも、行った事は無いのですが、電車で鹿嶋へ行こうと思っても、そんなに簡単ではないと思いますが、東京駅から鹿嶋行の高速バスがあるそうです。その辺りのホスピタリティなのでしょうか。
 倒産しないためには勝つしかないというのもいいですね。すごい覚悟です。現在70億円の売上を100億円にしようというのも素晴らしい。さすが鹿島さん、しっかり観戦者調査をしているそうです。答えはお客さんにあるというのは、商売の鉄則ですから。あと、デジタルの部分ともいい距離感を保っていますね。そればかりも困りますが、全然デジタルの部分を軽視しているのも良くないと思います。地元岡山も実はSNSはJ2で一番遅かった立場。いかに今までデジタルを軽視していたか、よくわかると思います。
 このコラムは前編で、中編と後編もあるそうです。また、紹介してみたいと思います。本当にあんなに田舎の小さな町にどうしてJ1のサポーターがあんなに集まるのか26年間不思議ではありました。
J1鹿島関連:21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカーフリーク集まれ26

2019-04-17 00:01:35 | shooty寄稿

 ご報告コラムです。
  サッカーサイト「Shooty(シューティー)」への4回目の寄稿です。このシリーズはJクラブの付加価値が高いところから、順次紹介していっています。今回は「付加価値が高い公共財Jクラブ」のうちの「三天王」の山雅さんです。「日本代表戦は観るけど、Jリーグの試合はみたことが無い」といったライトなサッカーファン層に国内リーグのおもしろさをお届けするつもりで書きました。Jクラブにはまだまだすごいところがありますね。
第4回記事「理想のホームタウン&ストーリー戦略(J1松本)」:http://shooty.jp/14300     
           
 投稿記事のコンセプトの基準は「感動の密度」です。すでに当ブログではそういう記事を大昔からアップしていっています。簡単に言うと、「Jクラブの付加価値」で取り上げてきたJクラブが中心になるし、付加価値の高いものから紹介したいと思います。今後の予定としては札幌さん、川崎さん、甲府さん、新潟さん、仙台さんを考えています。ただ、強いとか、観客数が多いだけでは紹介までに至りません。100年残れるかどうか、地域の宝・公共財となっているかどうかで観ております。   
   
 今回の記事は、山雅さんについて書かせてもらいました。やはり、山雅さんは別格ですね。アルウィンに2回行っていますが、ゴル裏だけでなく、メインスタンドもバックスタンドからも同じような応援が見られるのは驚きました。3方向(4方向?)から緑色の紙テープが投げ込まれる光景を「グリーンシャワー」というそうですが、まぁすごいと思います。ゴル裏がすごい所はいくらでもあるのですが。
 山雅さんにはほとんどネガティブに書く部分が見当たらず、本当に地方の市民クラブのお手本のような存在だと思います。応援も柏と同様にオリジナルチャントばかりですね。あと、ボランティア組織もすごいです。交通費を(確か)払われている所、試合開始までの(ハーフ?)ボランティアと、地元岡山との違いはありますが、ボランティアブログも昔からしっかり運営されているし、岡山にとってはやはり格上だと、個人的に思っています。
 山雅さんが最初にJ1に行った時に、1年でJ2に戻らないでくれと思っていましたが、願い叶わず。理想的な市民クラブがJ1に通用する事を証明して欲しかったのですが。今季もJ1で戦われますが、J2には戻ってこないで下さい。
「Shooty(シューティー)」:http://shooty.jp/
 〃   公式フェイスブック:
https://www.facebook.com/shooty.jp/
 〃   公式ツイッター:
https://twitter.com/shooty_jp/
 〃 第3回記事「サッカーとアマチュアのダブルピラミッド(J1湘南)」:http://shooty.jp/13795
 〃 第2回記事「全市町がホームタウン。全選手がご当地選手(J2山口)」:http://shooty.jp/13739
 〃 第1回記事「Jリーガーが災害ボランティアへ(J2愛媛)」:http://shooty.jp/13688

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次に向けて頑張りましょう197

2019-04-16 00:01:01 | ファジアーノ岡山

 PV観戦レポです。
 昨日、ウルトラス岡山店で開催された、ファジのアウェー千葉戦のPVに参加してきました。当初は子チェチェで観る予定でしたが、席がいっぱいとの事で、ウルトラスへ行きました。来店客の入りはいつもくらいかな。特に目新しい事も無かったのですが、映像が何度も消えたり、途切れたりしたのがちょっと残念。
 この日の相手は、アウェー戦で未だ勝った事が無い千葉さん。とにかくフクアリでは勝てません。昨季まではハイプレスハイラインでしたが、新しい監督に替わってどうなのか。
   
 参加予定のメンバーが急遽来ない事になり、さてと思っていたところ、近くで観ていた人に「今日のファジはどうですか?」と声をかけ、そこからファジ話で盛り上がる。久しぶりのメンバー勧誘になりました。その方はHN:M氏というサラリーマンさん。地域リーグからずっと応援されており、ホーム戦の他にアウェー戦も行っているとか。今季も日立台にも行かれたとか。Cスタではいつもホーム側S席でベンチのすぐ上の位置とか。
 このブログも筆者も知っておられました。悪い事はできませんね。そのまま来週にある語る会もお誘いしました。これだけ論客だと語る会も盛り上がりそうです。
   
 試合の方ですが、前半終了くらいで、個人的にスコアレスドロー臭がしていましたが、やはりそうなりました。岡山はそこそこボールを奪うのですが、決定力が今一つ。上田選手がけがで早々に交代しましたが、大丈夫でしょうか。いつも失速は主力のけがから始まる気がするので。対する千葉さんは昨季までのハイプレスハイラインから、少し進化したハイラインでした。が、ちょっとパスミスが目立ったかな。あれくらいミスをしたら勝ちきれないかなと。あと、これは決めないといけないというシーンも、お互い無かった試合でした。
   
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「千葉は立ち上がりから球際の激しさを前面に出して試合を進めた。選手たちは最後まで気迫のこもったプレーを見せ続けたが、ドローでの決着となった。きっ抗した展開の中、キャプテンマークを巻いた熊谷や3バックの真ん中を務めた増嶋など守備的なタレントが躍動。チャンスの少ない状況でも、後方からしっかりと引き締め、クリーンシートで終えた。一方の岡山は序盤に上田を欠くアクシデントに見舞われた。しかし、動揺を見せず、耐え切ったことは自信となるはずだ。」 引用:スポーツナビ
エルゴラッソ採点
 仲間選手:6.5 ほとんどのチャンスに絡む。ボールも失わない。

 16日の山陽新聞朝刊の「ファジ収穫の無失点」というタイトルの記事の戦評です。
「運動量で勝った後半、何度か抑えた好機を仕留めたかったが、勝ち点1を持ち帰った。収穫は今季2度目の無失点に抑えた守備。球際の戦いやこぼれ球への寄せで上回り、危なげなかった。攻守両面によく絡んだ関戸、武田将の両ボランチがチームを引っ張った。」
「岡山はJ2に参戦して以降、2分け7敗と一度も白星を手にしていない千葉の本拠地『フクアリ』で0-0に終わった。またも鬼門を突破できなかったものの、4試合ぶりの無失点は収穫だ。」
「攻撃力が高まってきている現状で、上位進出には守りの安定も欠かせない。」

 順位は一つ下がって11位。プレーオフ圏内が遠のいてきました。次節勝てば最良で7位まで上がる可能性はありますが、負ければ最悪で17位くらいまで落ちるかもしれません。次の相手は勝ち点から勝敗数、得失点差まで全く同数で、同率11位で並んでいる元J1の徳島さん。相性はいいような悪いような、よくわからない相手。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頑張る町田ゼルビア6

2019-04-15 00:01:10 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 実は記事後半の情報で、町田さんの事を調べてきたら、今季から親会社になっているサイバーエージェントさんが、abemaTVで町田さんの応援番組を作った事を思い出しました。abemaTVと言えば、Fリーグの中継や個人的にはMTVなどを時々観る存在。そうでした、今季から町田さんの番組をやるのでした。
   
【ゼルつく】
「『#ゼルつく』はサッカーJ2リーグに属するFC町田ゼルビアを盛り上げるために生まれた、視聴者やサポーターと一緒につくる参加型サッカーリアリティーショー番組。 この番組では、クラブの人気を高め、盛り上げるための様々な“大作戦”をスタジアムやSNSなどで募集。ゼルつく執行部と呼ばれる様々なゲストや視聴者がその大作戦を遂行していきます! まさに、視聴者やサポーターがサッカーチームのGM(ゼネラルマネージャー)や広報のような気分になって、その大作戦を遂行していくという、文字通りサッカークラブをつくっていくリアリティーショー番組です。」
引用:AbemaTV公式HP

 AbemaTVでは「リアリティショー」として位置づけており、クラブの人気を高め、盛り上げるための様々な“大作戦”をスタジアムなどの地域と番組視聴者から募集し、ゼルつく執行部と呼ばれるレギュラーゲストやサポーターたちで大作戦を実行していく様子をカメラで追うとか。サポーターとともにサッカーチームを育てていくことをコンセプトにし、番組をビデオゲームに見立てて、チーム紹介、および作戦遂行案を出し合い、実行していくそうです。
 また、人事、企画、会議、募集、調査、報告の6分野にカテゴライズ、アイコン化され、1時間の番組内で進めていかれます。出演者は課題を吸い上げクラブに反映する「運営部」、レポートなどサポーターの意見を拾い上げる「執行部」に分かれる。駅から遠いスタジアム、駐車場問題など地域性に基づく難題も多いこともあり、町田市の地域情報も発信しています。AbemaTV内ではゼルビア主催のホーム全試合を無料放送しており、番組中盤では簡単な試合結果報告、選手インタビューも行っています。MCはJ2町田を2006年ごろより応援している芸能界一のサポーターと称してる俳優の谷原章介氏。放送配信は月1回で木曜日の21時から1時間番組だそうですが、次はいつ放送なのかな。興味がある読者の方は調べてみてください。当ブログもそのうち観に行ってみます。
 あと、「Abema TV」でJ2町田の今季ホーム全試合を無料放送しているとか。今度狙ってその時間にAbemaTVを開いてみようかな。とにかくJ2がこういう風に盛り上がるのは喜ばしい事ですね。
ゼルつく公式ツイッター:https://twitter.com/zerutsuku
   
【「頑張れゼルビア横断幕」協力小学校】

「ゼルビアでは、もっと地域の皆様に存在を知っていただき、応援してもらいたいとの思いから、『頑張れゼルビア横断幕』を街中に掲出させていただいております。
 この度、市内小学校の皆様にも協力いただき、設置していただける運びとなりました。今後順次、許可をいただいた学校に掲出をして参ります。今回、新規で1校に掲出させていただきましたので、ご報告致します。
【掲出協力校一覧】
 小山ヶ丘小学校・町田第三小学校・大蔵小学校・高ヶ坂小学校・藤の台小学校・町田第六小学校・町田第一小学校・小山小学校・本町田東小学校・鶴川第二小学校・小山中央小学校・南成瀬小学校・大戸小学校・相原小学校・小山田南小学校・つくし野小学校・南第三小学校・南第四小学校・七国山小学校・木曽境川小学校・南つくし野小学校・成瀬台小学校・本町田小学校(以上23校 掲出順)」
引用:J2町田公式HP

 いいですね。普通の横断幕ですが、ホームタウンの小学校各校にコツコツ掲示していくのは実は効果が大きいのかもしれません。児童だけでなく、父兄の心もくすぐるのではないでしょうか。いいアイディアだと思います。ただ、町田さんはいわゆる県民クラブではないので、エリアも狭い。これが県民クラブだったら、学校数も多いし、大変でしょう。でもやりがいはあるかもです。
J2町田関連⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181002
  〃   ④:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170823
  〃   ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151210
  〃   ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150820
  〃   ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120510

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トライフープ岡山(5人制)について10(岡山からBリーグを)

2019-04-14 00:43:06 | トライフープ岡山

  リスペクトコラムです。
 昨日、岡山のスポーツシーンにとって、ちょっといい情報が流れました。SNSで見かけて、山陽新聞朝刊にも掲載されました。トライフープのJ3参戦が正式にBリーグから承認され、今秋からのB3リーグで戦う事が決まりました。つまり、岡山からBリーグを、が実現したのです。まだ3部ですが。当ブログでも数年前から唱えていましたが、早かったですね。これで「岡山の4大スポーツ」が揃った事になります。岡山は「1強時代」から「競争時代」に入りました。当ブログでは願っても無い事です。
   
【トライフープ岡山 バスケBリーグ参戦】
「『トライフープ』が、国内最高峰『Bリーグ』のB3(3部)に参戦することが決まった。B3リーグ事務局が12日発表した。トライフープは岡山県初のBリーグチームとして、今秋開幕する2019~20年シーズンに挑む。
 参入は、運営資金や試合会場の規模、地元自治体の支援といった要件を満たし、11日のB3理事会で承認された。19~20年シーズンはトライフープを含む12チームが参加する見通しで、来春まで各チーム60試合を行う方向。クラブ運営会社の中島聡代表は『岡山の子どもたちの目標となるチームを目指す。まずは2年以下にB2に上がれるようにしたい』と話した。」
引用:山陽新聞

 報道によると、12チームで年間60試合。という事は総当たりの5回戦かと。下にも出てきますが、今季は単純な1ステージ制ではなく、3ステージ制という複雑な方式でやっています。今季は全部で10チーム。そこに今回承認された2チームが加わります。以下がライセンスによる所属チームになります。

【来季J3所属チーム】
・B2ライセンス交付
 岩手ビッグブルズ(岩手県)、埼玉ブロンコス(埼玉県)、越谷アルファーズ(埼玉県)、東京エクセレンス(東京都)
・B3ライセンス交付
 
鹿児島レブナイズ(鹿児島県)、東京サンレーヴス(東京都)、岐阜スゥープス(岐阜県)、アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城(愛知県)、豊田合成スコーピオンズ(愛知県)、ベルテックス静岡(静岡県)、トライフープ岡山(岡山県)、佐賀バルーナーズ(佐賀県)

引用:B3リーグ公式HP

 これを見ると、東半分に偏っている事がわかります。東北1、関東4、東海4、中国1、九州2で、仮に金沢さんと福岡さんが来ても、東半分10、西半分4と大きく偏っていますね。まぁ2部を目指して欲しい3部だからでしょうか。
 では、来季はどういう方式になるのか、まだ発表はされていないので、今季の内容を見るしかありません。うーむ、特殊なやり方ですね。将来のB2入りを想定してレギュラーシーズンの前に、もう1ステージ実施します。そして、よく見るとファイナルステージもプロ形態7クラブで運営します。これらを見るとプロ形態に有利になっている事がよくわかります。

【今季クラブ構成】
1)B3リーグは全10クラブで構成
 ・プロ形態(7クラブ):岩手・埼玉・越谷・東京CR・東京EX・岐阜・鹿児島
 ・企業形態(3クラブ):東京海上日動・アイシンAW・豊田合成
2)B3リーグはB2リーグとの入替戦を行う為、入替戦への出場を決めるにあたり、「ファイナルステージ」(7クラブでのリーグ戦)を行い、最終勝ち点およびB2リーグの資格を持ったクラブを推薦する
3)将来B2リーグにあがることも想定し、またクラブ運営を安定化させるために、プロ形態は一定数の試合(興行)を行うこととする。よって、「ファーストステージ」(7クラブでのリーグ戦)を行う
【今季シーズン期間】
1)ファーストステージ:全7節7クラブによる2回戦総当たり 1クラブ12試合
2)レギュラーシーズン:全18節10クラブによる4回戦総当たり 1クラブ36試合
3)ファイナルステージ:全7節7クラブによる2回戦総当たり 1クラブ12試合
【今季順位の決定】
 3つのステージそれぞれが終了した時点で、勝率の高いクラブを上位として順位を決定する。勝率が同じ場合は、                
・当該クラブ間で対戦したすべてのゲームに おいて勝率が高いクラブを上位とする
・当該クラブ間で対戦したすべてのゲームにおいて得失点差が多いクラブを上位とする
・リーグ戦すべてのゲームにおける得失点差が多いクラブを上位とする
勝ち点の合計が並んだ場合の順位づけも、上記3項目の順番にて決定する。
引用:スポーツナビ

 今季の内容ですが、こんな感じで来季も進むのかな。今季はちょうどファイナルステージの終盤で、B2との入れ替え戦チームが決まる段階です。加えてややこしいのが、先日に報道された財務状況が厳しい、B1福岡とB2金沢がB3に加わる可能性がある事。そうなればB3リーグは14チームになります。
 さて、岡山はどのステージで戦うのでしょうか。「将来B2リーグにあがることも想定し、またクラブ運営を安定化させるために」とあるので、B2ライセンスの有無でレギュラーだけなのか、3ステージとも戦えるのかなのかな。中島代表が2年でとコメントしていましたが、B2ライセンスの取得に2年かかるのかと、いろいろ想いを巡らせています。
 今秋から始まるB3リーグ、楽しみですね。ただ、アウェー戦を考えてみると、近くても中部地方か九州しかないのが残念。ホーム戦にどこまで行けるかですね。いくらかJ2岡山と試合がかぶり、シーガルズとリベッツとは全くかぶります。岡山のスポーツシーンが盛り上がってまいりました。あとはトライフープの公式HP。Bリーグにふさわしいレベルに向上して欲しいですね。SNSだけではダメだと思います。
トライフープ岡山公式HP:https://www.tryhoop.com/
 〃  3×3.EXE公式HP:https://exe.tryhoop.com/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

観客の集客方法について31

2019-04-13 00:33:39 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 当ブログではかなり前から来場促進、次の世代の観客を作るための方策として、リクルートグループが昔から実施している「Jマジ!」事業を2年に1回くらい紹介してきました。一見、一企業主催の来場キャンペーンですが、これほどまでの主要クラブが揃って参加しているという事は、それだけこの企画が優れているという事だと思っています。
   
「Jリーグでは、昨年に引き続き、若年層のファン獲得を目的として、J1・J2の24クラブ(3月29日時点)の協力を得て、全国の19歳、20歳の若者を明治安田生命J1・J2リーグ、JリーグYBCルヴァンカップの試合に招待する『Jマジ! ~J.LEAGUE MAGIC~』を実施いたします。
 本施策は、株式会社リクルートライフスタイルに設置された観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター(以下、JRC)」とともに実施するもので、JリーグとJ1・J2の各クラブは、19歳・20歳限定招待券を、JRCは若年層会員へのアプローチとシステム開発をはじめとするフロー設計を担い、両社が連携することで若者が観戦に行くきっかけを創出いたします。」
「■対象者:1999年4月2日~2001年4月1日生まれの男女
■対象試合:2019年4月10日(水)~12月7日(土)までに開催される明治安田生命J1・J2リーグおよび、JリーグYBCルヴァンカップの公式戦の中でクラブとリーグが指定した試合 ※試合により招待人数は異なる
■公式サイト(PC): https://majibu.jp/jmaji/pc/index.html
 会員登録開始日:2019年2月1日(金)
■試合予約受付開始日:2019年4月1日(月)12:00予定
 参画クラブ:J1-13クラブ/J2-11クラブ (2019年3月29日時点)
■利用方法:スマートフォンで「マジ☆部」アプリをダウンロードし『Jマジ!』へ会員登録する」
引用:Jリーグ公式HP

 販促活動でターゲットを19歳と20歳に絞って、観光産業とタッグを組んで、若者世代の観戦のきっかけづくりを行っています。しかも数試合限定ではなく、ほぼシーズンを通して自由に行けるスタイル。さすが大手企業が行う企画ですね。

【「Jマジ! ~J.LEAGUE MAGIC~」参画クラブ一覧(2019年3月29日時点 ※今後増加予定)】
J1: 札幌、鹿島浦和、F東京、川崎、横浜FM、湘南、松本、清水G大阪、C大阪、広島、鳥栖
J2: 栃木、千葉、柏、東京V、甲府、金沢、岐阜、京都、山口、徳島、愛媛、

 これらを見ると、オリジナル10ページのうち、8クラブ(緑色)が参画(横浜Fは合併、名古屋が未参画)しています。上の3行のリストですが、本当によくわかります。オリ10だけでなく、J1はほぼ主要クラブ、J2も地域密着型のクラブがずらっと並んでいます。観客数があれほど多い浦和さん、J1連覇の川崎さんでも実施しており、単なる動員数のアップだけでなく、本当にこれからのファン・サポーターづくりとして、若者層にしっかりアプローチしている事がわかります。つまり、JマジはJ1にふさわしいスタンダードと言えると考えます。J1にふさわしいクラブになりたいところは、これをやらなければならないという事ですね。

【より楽しく観戦するために】
①ポンチョも購入
万全の寒さ対策を
交通手段を要チェック
楽しみはサッカーだけじゃない
応援する位置も重要
チャントを予習
ユニフォームやグッズを身に付けよう

 各項目ごとに事細かく書かれています。まさに研ぎ澄まされた「ホスピタリティ」だと思います。これは各クラブでも参考になるのでは。よく「ホスピタリティ」で、自己満足で部分的なところだけに注視してしまっているところがあるかもしれませんが、もう一度ファン・サポーター目線で、「おもてなし」を考え直したら、来場者が戻ってくるのではないでしょうか。あと、
チケット条件一覧ページ
を読むと、ホームサポーターだけで、アウェーサポーターは対象にならないようです。

 残念ながら、地元J2岡山は参加していません。先日、6月のホーム戦に招待(無料観戦)されるという新元号特別企画
がクラブから発表され、正直驚きました。これは木村社長時代には考えられなかった企画。しかも、「その日の観戦者」以外に制約が無い「全員」に無料招待というのは、正直他のクラブでは観た覚えがありません。ポジティブな見方をすれば、大判振る舞いで斬新、わかりやすくていい企画でしょうが、ネガティブな見方をすれば、今まで構築してきた「観戦」という付加価値が一気に安っぽくなってしまい、「何だ、Jリーグの試合ってその程度のもんかいな」というイメージを刷り込んでしまう危惧があります。よく、「モノ」「カネ」という表現を使いますが、今回のこの企画は「カネ」に該当するのではないかと個人的に考えますが、同時に「ヒト」「コト」も高めないととも。また、この件に関しての続きは、その時に。
 地元J2岡山も、ぜひオリ10に追随して、この「Jマジ」に参加して欲しいと思います。新規来場者の割合が(確か)J2最下位としても考えなければならないテーマでしょうから。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボランティアの力251

2019-04-12 00:01:51 | 旧OSS、県サッカー協会関係

 リスペクトコラムです。
 数年前まで活発に活動していたOSS委員会(岡山県サッカー協会岡山サッカーサポーティング委員会)ですが、2017年3月に県サッカー協会O前会長(元専務理事)が退任されてから、すっかり活動が縮小し、当ブログでも全く参加していなかったです。元々はファジアーノ岡山が、中国リーグに参入した時期に県サッカー協会が運営支援の目的で、ボランティア組織を結成し、Jリーグ入りするまで運営をサポートしていました。筆者も委員長(もっぱらファジへの運営サポート時代)と副委員長(ファジの運営サポートを降りた頃)として活動していました。最初の頃は楽しかったですね。そんな矢先の3月26日、OSS委員会の事務局から一通のメールが来ました。以下の内容で活動終了の知らせです。

「OSS委員会にご参加いただきましてありがとうございます。
 委員会の活動は、当初主にファジアーノ岡山のボランティアスタッフとして設立いたしました。あれからファジアーノ岡山はJリーグへ駆けあがっていきました。同じくなでしこリーグ参加チームの運営ボランティアとしても活動をしておりましたが、それぞれがそれぞれのボランティアスタッフを抱える組織として成長しました。
 OSS委員会の活動が今や岡山県のサッカーを代表するチームの運営ボランティアとしての根幹を支え、育て、立派なチーム運営へと昇華いたしました。皆様のご尽力の賜物です。 よって、この3月31日をもちましてOSS委員会の活動を満了することとなりました。
皆様ありがとうございました。(岡山県サッカー協会 管理委員会) 」

 ここ数年は全く参加をしていなかったのですが、活動終了となると寂しいものです。最初の結成時から参加した者として、思い出はたくさんあります。ここ最近よりは、活動当初の方が楽しかったし、あふれるばかりの思い出が出てきました。メインで活動していた頃を振り返り、思い出を整理してみましょう。
 
◆公募:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/e/70fa3bc63d701b5cb76766167779a965

◆結成:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/e/2a72f2f2a9b27def138c6b515d8e2baa

◆ファジアーノ岡山の運営サポート(カテゴリ):https://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/c/ad3a5f738d691fa2b7f2893d6488bb50

◆湯郷ベルの運営サポート(カテゴリ):https://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/c/3d59f2c7d66138f7c3d025815597356a

◆吉備国際大シャルムの運営サポート(カテゴリ):https://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/c/3ee8367fce1c8b9e2b55c8a798d4f2a2

◆その他(水島FC、天皇杯など)(カテゴリ):https://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/c/261cc19511ab47dc07f42c11b240286d

     
◆AED等講習会:https://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/e/018a433e428f5db53e0562bbd3ead9c3


     
◆本田監督(当時:湯郷ベル監督)講演会:https://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/e/f8bec1c510d76cce39eb0daa696d9358

◆木村(J2岡山)前社長講演会:https://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/e/9ee218c4cf98ff18fd51845e7f6bae49   
   
◆サロン2002への協力:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/e/078e7e33cb2d3db87bc64ecf36fa9b01

 という事で、「岡山からJリーグを」運動から岡山サッカー界の発展に十分貢献でき、一定の役目を果たせたと自負しております。OSS委員会がどんどん活動していた時は、岡山のスポーツといえば男女のサッカーでした。時代は変わり、今や岡山のスポーツといえばサッカー以外のスポーツが躍動しています。それに伴い当ブログもサッカー以外の活動も増えてきましたね。それでも岡山のスポーツ界にとって、OSS委員会の活動は何かの礎になれたと思っています。OSS委員会に今まで関わった皆様、お疲れ様でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北の王者へ 北海道コンサドーレ札幌29

2019-04-11 00:01:45 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

リスペクトコラムです。

いやぁ、札幌さん頑張ってますね。昨日の山陽新聞朝刊のスポーツ欄に載っていました。まさに札幌から世界へですね。ただし、サッカーではなく、カーリングですが。以前にも紹介した札幌さんのカーリングチームが世界4位になりました。世界ですからね、素晴らしいです。連日、「コンサドーレ」という言葉が新聞のスポーツ欄に出てくるのは、うれしくもあり、うらやましくもあります。

【コンサドーレは敗れて4位 カーリング男子世界選手権】

「カーリングの男子世界選手権は7日、カナダのレスブリッジで行われ、3位決定戦で日本代表のコンサドーレは平昌冬季五輪銅メダルのスイスに4-8で敗れて4位となり、日本男子初のメダルを逃した。」

「コンサドーレは2月の日本選手権で初優勝。初出場の世界選手権で1次リーグ9勝3敗の4位でプレーオフに進んだが、準決勝のスウェーデンに続き、強豪に連敗した。」

引用:日経新聞

 

【コンサドーレ4位 男子初のメダル逃す】

「表彰台は逃したが、2016年で4位だったSC軽井沢クの日本男子最高成績に初出場で並んだ。」

「結果はほろ苦かったが、初出場で快進撃した。昨年7月に新体制となったチームが1次リーグを9勝3敗で通過し、準決勝進出を懸けた一戦では平昌冬季五輪優勝の米国を撃破。」

引用:山陽新聞

 

【カーリング男子世界選手権2019結果】

「北海道コンサドーレ札幌カーリングチームは、日本代表として『カーリング男子世界選手権2019(2019年3月31日(日)~4月8日(月)カナダ)』に出場し、これまでの日本代表の歴代最高成績と並ぶ4位で大会を終了しました!」

引用:J1札幌公式HP

メダルが取れなかったのは残念ですが、次につながる結果だったと思います。とにかく世界でメダル争いを演じられるチームを所有しているというのは、他のJクラブからうらやましがる理想的な総合型スポーツチームだと思います。今後はカーリング教室とか、入校希望が殺到するのではないでしょうか。もう今年の冬は終わってしまいましたが、次のシーズンが待ち遠しいです。

そんな札幌さんですが、最近公式HPやSNSで、何やらアートな画像を見かけるようになってきました。あれは何?と思っていたら、クラブのクリエイティブディレクターに、世界的デザイナーである相澤陽介氏が就任するそうです。クラブ初の試みとか。

【J1札幌が初の試み 世界的デザイナー・相澤陽介氏のクリエイティブディレクター就任を発表】 

「J1の北海道コンサドーレ札幌は21日、ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)のデザイナーである相澤陽介氏の、クリエイティブディレクター就任を発表した。

相澤氏は2006年にWhite Mountaineeringをスタートさせ、これまでMoncler W、BURTON THIRTEEN、adidas Originals by White Mountaineeringなど、国内外のさまざまな有名ブランドのデザインを手がけてきた人物。クラブ広報によれば、クリエイティブディレクターを置くのは札幌史上初のことで、サッカーに興味を持っていた相澤氏とともに、これまでにない取り組みとしてスタートさせることになったという。すでにクラブの2019シーズンポスターのデザインを手掛けており、通常の告知用ポスターとは雰囲気の異なる1枚に仕上がっている。」

引用:Football ZONE WEB

 

ポスターですが、カッコいいですね。これくらいかっこよかったら、ずっと1年間貼ってくれる事でしょう。年間ポスターといえば、何年か前に、選手を一切出さずに、スタジアムの写真のみだったり、ごちゃごちゃてんこ盛り過ぎて、何とも落ち着いた気持ちで目を向けられない事例がありましたね。この辺りはセンスになると思います。よそをリスペクトできないから、そういうおかしな現象が起こってしまったたのでしょう。その時はもう一度、一体どこを向いて事業を行っていくべきか考え直した方がいいとずっと思っていました。今は普通のポスターデザインになったようです。とにかくこういう価値観のところは、後ろ指を指される事が多かったのではないでしょうか。

J1札幌公式HPカーリングチームページ:https://www.consadole-curling.jp/

〃          関連②https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190403

〃          関連①https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180811

J1札幌関連:31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする