リスペクトコラムです。
この記事タイトルをなるべく使いたくないところですが、今週に入ってやはりどんどん数字が増えてきました。まるで、正月休みの人流増の反動のように。昨日くらいから過去最多という表現が全国で増えてきました。今日は、1週間で感染者数が一番多く出ると言われる木曜日。まさにそんな感染者数でした。全国で46,199人、東京都で8,638人、岡山県で510人、岡山市で267人、倉敷市で135人という数字でした。第5波を大幅に上回り、増加ペースも倍々ゲームのようにジャンプアップ。関西3府県もまん延防止申請ですか、東西南隣に囲まれた岡山もいよいよになりますか。プロスポーツを見ると、特にバスケ、ラグビーの状況がひどいですね。昨日だったか、Bリーグ島田チェアマンのnoteを読みました。その中でちょっとびっくりする文言がありましたね。
【Bリーグコロナ感染状況と対策について】
「1/16日現在ですが、リーグ内の陽性者数は110名。選手は82名(うちワクチン2回接種済みが57名)、初期症状があるのは32名で有症状が39%、無症状が61%。チームスタッフは28名(うちワクチン2回接種済みが23名)初期症状があったのは8名で有症状が28.6%、無症状が71.4%となっております。Bリーグ全体の選手数とチームスタッフ数の割合はおよそ6対4です。それに対して陽性者発生割合はおよそ7.5対2.5ですので選手のほうが高い傾向にあります。」
「試合会場にご来場いただいた方の中から、後日陽性になられた方も出ています。もちろん、会場内での感染が特定されているものではありません。」
引用:「島田チェアマン」note
会場内での感染が特定されているものではないとありますが、この来場客で後日陽性になった人がいるという部分はドキっとしますね。何人もいるような言い方ですね。観戦を楽しみにアリーナに足を運び、コロナに感染してしまったらそりゃ洒落にならないし、今までBリーグで行ってきた、ガイドラインによる感染対策は余り役に立たなかったという事になります。
【横浜で126人感染 プロバスケチームでクラスター チアリーダーや観客も(1/11)】
「新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は11日、新たに10歳未満~80代の男女126人の感染が確認された、と発表した。中等症1人、軽症113人、無症状11人で、1人は調査中。60人の感染経路が不明で、88人はワクチン接種完了後に陽性となる「ブレークスルー感染」だった。
市によると、プロバスケットチーム「横浜ビー・コルセアーズ」で選手3人の陽性が新たに判明。すでに選手4人とスタッフ1人の感染が確認されており、市は新たなクラスター(感染者集団)と認定した。
チームは今月2、3日に試合をした対戦チームに陽性者がいたため、選手とコート付近にいたスタッフなど約30人を対象に独自に検査を行うなどしていた。
今回クラスターと認定された計8人以外に、これまでにチアリーダーや場外ブースにいたスタッフ、観客など計18人の感染が確認されているといい、クラスターとの関連を調べている。
また、市内では、すでに4人の感染が確認されていたデイサービス施設で新たに職員4人と利用者2人の陽性が判明。市はクラスターと認定した。11日に職員と利用者約130人を対象に集団検査を実施したという。」
引用:カナロコ
とにかく、Bリーグでの感染者の多さが気になります。そして、もっと気になるのがJクラブ選手の感染の増加。新潟さんとか出ていますね。怖いのがシーズンオフという点。確かにキャンプ前である程度選手が練習場に来ている訳ですが、そういうタイミングで選手に感染するって・・・これはシーズン中だったらと思うとぞっとします。思うにデルタ株と今回のオミクロン株は全然性質が違う気がします。
【ワクチン検査パッケージ使った緩和「当面難しい」 専門家提言案】
「新型コロナウイルスが感染拡大した際、「ワクチン・検査パッケージ」を活用して会食やイベントなどの人数や行動の制限を緩和することについて、政府のコロナ対策分科会のメンバーが「当面、難しい」と政府に提言することを検討していることがわかった。19日にも政府に提出する方針。
パッケージは、2回接種や直近の検査陰性を証明すれば、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言が出ても会食やイベントに参加できる仕組み。だが、2回の接種ではオミクロン株の感染防止効果が薄いことが分かり、分科会の尾身茂会長は「早急に見直す必要がある」としていた。
提言案によると、3回目接種が進むまで、行動制限を緩和するには「接種よりも検査を活用する必要がある」とする。一方、オミクロン株による感染急拡大で検査数が増えており、感染を不安に思うすべての無症状者に無料PCR検査をすることは難しくなっているため、新たなパッケージを導入した行動制限緩和も「当面、難しい」とする。検査は症状がある人に優先的に行うべきだとしている。」
引用:朝日新聞デジタル
昨季終盤にJの試合のあちこちでパッケージ席を設置していました。Cスタでも1回ありましたね。でもその1試合だけで「1回だけでもう終わり?」と思っていました。今回、政府分科会で「2回の接種ではオミクロン株の感染防止効果が薄いことが分かった」と正式に発表されたことにより、昨年に大規模イベント等で設置された「ワクチン・検査パッケージ」は今季同じ形で実施しても意味をなさない事になりました。すなわち、「ワクチン・検査パッケージ」をやるなら、ワクチン3回目の接種者が対象になるという事。もっと深読みすれば、ちょうど1年前と同じ流れでリプレイされる事になると思われます。そうなると、3月末の年度替わりとGWのシーズンに第7波が来て、今現在と同じ騒動がまた起こるという事か。これらの動きを鑑みて、個人的にコメントしたいと思います。
・ワクチン・検査パッケージは3回目接種者を対象にすること
・大規模イベントでの入場制限無しは今は論外
・ファン・サポーターの安心安全を最優先し、Jリーグで開幕から入場制限無しは撤回すべき
今回は簡単にしか述べませんが、また違う機会にしっかり語りたいと思います。何か先週と今週では景色が全然違う気がします。それくらいにオミクロン株は感染力が強烈なのでしょう。コロナ禍も3年目に入って行ってますが、何か去年のリプレイになる気がしてなりません。さて、明日はどういうニュースが流れるのか。本当に今までのように、何も考えずに観戦に行きにくくなってきたな。明日も仕事だ。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers