J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

新型コロナウィルスとの戦いに打ち勝とう94

2022-01-21 00:01:28 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 この記事タイトルをなるべく使いたくないところですが、今週に入ってやはりどんどん数字が増えてきました。まるで、正月休みの人流増の反動のように。昨日くらいから過去最多という表現が全国で増えてきました。今日は、1週間で感染者数が一番多く出ると言われる木曜日。まさにそんな感染者数でした。全国で46,199人、東京都で8,638人、岡山県で510人、岡山市で267人、倉敷市で135人という数字でした。第5波を大幅に上回り、増加ペースも倍々ゲームのようにジャンプアップ。関西3府県もまん延防止申請ですか、東西南隣に囲まれた岡山もいよいよになりますか。プロスポーツを見ると、特にバスケ、ラグビーの状況がひどいですね。昨日だったか、Bリーグ島田チェアマンのnoteを読みました。その中でちょっとびっくりする文言がありましたね。
   
【Bリーグコロナ感染状況と対策について】
「1/16日現在ですが、リーグ内の陽性者数は110名。選手は82名(うちワクチン2回接種済みが57名)、初期症状があるのは32名で有症状が39%、無症状が61%。チームスタッフは28名(うちワクチン2回接種済みが23名)初期症状があったのは8名で有症状が28.6%、無症状が71.4%となっております。Bリーグ全体の選手数とチームスタッフ数の割合はおよそ6対4です。それに対して陽性者発生割合はおよそ7.5対2.5ですので選手のほうが高い傾向にあります。」
「試合会場にご来場いただいた方の中から、後日陽性になられた方も出ています。もちろん、会場内での感染が特定されているものではありません。」
引用:島田チェアマン」note

 会場内での感染が特定されているものではないとありますが、この来場客で後日陽性になった人がいるという部分はドキっとしますね。何人もいるような言い方ですね。観戦を楽しみにアリーナに足を運び、コロナに感染してしまったらそりゃ洒落にならないし、今までBリーグで行ってきた、ガイドラインによる感染対策は余り役に立たなかったという事になります。

【横浜で126人感染 プロバスケチームでクラスター チアリーダーや観客も(1/11)】
「新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は11日、新たに10歳未満~80代の男女126人の感染が確認された、と発表した。中等症1人、軽症113人、無症状11人で、1人は調査中。60人の感染経路が不明で、88人はワクチン接種完了後に陽性となる「ブレークスルー感染」だった。
 市によると、プロバスケットチーム「横浜ビー・コルセアーズ」で選手3人の陽性が新たに判明。すでに選手4人とスタッフ1人の感染が確認されており、市は新たなクラスター(感染者集団)と認定した。
 チームは今月2、3日に試合をした対戦チームに陽性者がいたため、選手とコート付近にいたスタッフなど約30人を対象に独自に検査を行うなどしていた。
 今回クラスターと認定された計8人以外に、これまでにチアリーダーや場外ブースにいたスタッフ、観客など計18人の感染が確認されているといい、クラスターとの関連を調べている。
 また、市内では、すでに4人の感染が確認されていたデイサービス施設で新たに職員4人と利用者2人の陽性が判明。市はクラスターと認定した。11日に職員と利用者約130人を対象に集団検査を実施したという。」
引用:カナロコ

 とにかく、Bリーグでの感染者の多さが気になります。そして、もっと気になるのがJクラブ選手の感染の増加。新潟さんとか出ていますね。怖いのがシーズンオフという点。確かにキャンプ前である程度選手が練習場に来ている訳ですが、そういうタイミングで選手に感染するって・・・これはシーズン中だったらと思うとぞっとします。思うにデルタ株と今回のオミクロン株は全然性質が違う気がします。

【ワクチン検査パッケージ使った緩和「当面難しい」 専門家提言案】
「新型コロナウイルスが感染拡大した際、「ワクチン・検査パッケージ」を活用して会食やイベントなどの人数や行動の制限を緩和することについて、政府のコロナ対策分科会のメンバーが「当面、難しい」と政府に提言することを検討していることがわかった。19日にも政府に提出する方針。
 パッケージは、2回接種や直近の検査陰性を証明すれば、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言が出ても会食やイベントに参加できる仕組み。だが、2回の接種ではオミクロン株の感染防止効果が薄いことが分かり、分科会の尾身茂会長は「早急に見直す必要がある」としていた。
 提言案によると、3回目接種が進むまで、行動制限を緩和するには「接種よりも検査を活用する必要がある」とする。一方、オミクロン株による感染急拡大で検査数が増えており、感染を不安に思うすべての無症状者に無料PCR検査をすることは難しくなっているため、新たなパッケージを導入した行動制限緩和も「当面、難しい」とする。検査は症状がある人に優先的に行うべきだとしている。」
引用:朝日新聞デジタル

 昨季終盤にJの試合のあちこちでパッケージ席を設置していました。Cスタでも1回ありましたね。でもその1試合だけで「1回だけでもう終わり?」と思っていました。今回、政府分科会で「2回の接種ではオミクロン株の感染防止効果が薄いことが分かった」と正式に発表されたことにより、昨年に大規模イベント等で設置された「ワクチン・検査パッケージ」は今季同じ形で実施しても意味をなさない事になりました。すなわち、「ワクチン・検査パッケージ」をやるなら、ワクチン3回目の接種者が対象になるという事。もっと深読みすれば、ちょうど1年前と同じ流れでリプレイされる事になると思われます。そうなると、3月末の年度替わりとGWのシーズンに第7波が来て、今現在と同じ騒動がまた起こるという事か。これらの動きを鑑みて、個人的にコメントしたいと思います。

・ワクチン・検査パッケージは3回目接種者を対象にすること
・大規模イベントでの入場制限無しは今は論外
・ファン・サポーターの安心安全を最優先し、Jリーグで開幕から入場制限無しは撤回すべき

 今回は簡単にしか述べませんが、また違う機会にしっかり語りたいと思います。何か先週と今週では景色が全然違う気がします。それくらいにオミクロン株は感染力が強烈なのでしょう。コロナ禍も3年目に入って行ってますが、何か去年のリプレイになる気がしてなりません。さて、明日はどういうニュースが流れるのか。本当に今までのように、何も考えずに観戦に行きにくくなってきたな。明日も仕事だ。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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岡山シーガルズ137

2022-01-20 00:01:48 | 岡山シーガルズ

 リスペクトコラムです。
 先の日曜日に久々の快勝劇を見せてくれたシーガルズですが、そのうれしい戦評が掲載された翌日の山陽新聞朝刊に、もう一つシーガルズの記事が載っていました。シーガルズが岡山の県内企業の貿易促進に貢献しているとか。すごいですね、田舎のトップスポーツチームがそんな役に立っているなんて。そういえば、去年の夏にタイとのオンラインイベントがありましたね(当日運営は最悪でしたが)。
     
【シーガルズ 岡山、タイ企業橋渡し 現地人気生かし あすから商談会】
「岡山シーガルズが‟橋渡し役”となり、チームのスポンサーでもある地場企業がタイでのビジネスチャンス拡大を狙う『シーガルズプロジェクト』が進んでいる。現地で絶大な人気を誇るシーガルズの知名度を活用した試みで、各企業は自社のスポーツ関連商品を売り込もうと、昨夏から準備してきた。18日からオンラインでタイのバイヤーらを相手に初の商談会に臨み、活動を本格化させる。
 プロジェクトは日本貿易振興機構岡山貿易情報センター(ジェトロ岡山)が音頭を取り、シーガルズと岡山県内の企業5社で進めてきた。これまで3回の勉強会では現地のコーディネーターやスポーツビジネスの専門家を招き、タイの商慣習を学んだり、購買層のニーズを探ったりした。
 商品をタイの国民にアピールする‟突破口”としてジェトロ岡山などが注目したのが、シーガルズのブランド力だ。セッターの宮下遥選手が日本代表として2013年にタイで国際大会に出場した際に、現地で人気が沸騰。これをきっかけにシーガルズはタイとの交流をスタートさせ、タイ代表の岡山合宿では練習相手を務め、タイ遠征も実施。20年にはタイバレーボール協会と連携協定を締結した。現在、タイにはファンが10万人程度いるとされる。」
〔選手写真添え〕
「18~20日にオンラインで開催される商談会は『シーガルズ色』を前面に打ち出す。東南アジア諸国連合(ASEAN)各国のバイヤーが集い、タイからも10社程度が参加見込み。」
「プロジェクトでは、シーガルズの選手が自社製品を使っている様子を会員制交流サイト(SNS)で発信したり、現地関係者とのコネクションを商機につなげたりするアイディアも練る。」
〔新たな関係へ〕
「シーガルズにとってもプロジェクトにとってもプロジェクトに参加する意義は大きく、スポンサー企業との新たな関わり方につなげたい考えだ。」
「目指すのは、財政面で支援する『スポンサーシップ』から互いに支え合う『パートナーシップ』への転換だという。今後は今回の商談会の結果を踏まえ、さらに参加企業を募りながらプロジェクトを推進していく。『コロナ後』を見据え、現地での商談も検討する。」
引用:さんデジ

 ジェトロ岡山とシーガルズでググって観たら、ある程度昔から交流という連携がありますね。ジャカルタでの産業見本市に選手が参加したり、当ブログでも実は何度も紹介しています。正式に聞いていませんが、これらのジェトロ岡山の活動は、実はSPOC機構、実質的な後援会組織である「岡山シーガルズの活躍に向けた民間活力推進協議会」が大きく影響しているのではと思っています。だからシーガルズアリーナ構想も出て来た訳です。やはり後援会組織は必要だなぁと思い強くしますね。
 シーガルズはタイか、そういえばファジアーノのマレーシア路線はどうなったのでしょうか。マレーシア人選手は完全移籍しちゃったし、やはりこれもお得意の単発事業になってしまったかと。ファジアーノも三位一体型で大森市長をトップに据えた後援会組織、今の募金推進委員会でしたっけ、そういう組織を母体に後援会活動を組織すれば専スタ構想ももっと早く事が運ぶし、もう少し地域に根が張れるのにとよく思います。
 トライフープもそう。B1千葉やB1栃木のように後援会組織を立ち上げて活動すれば、専用練習場などあっという間に事が運ぶのにと、これもよく思います。
シーガルズ・ジェトロ関連②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210915
  〃         ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180909  
岡山シーガルズの活躍に向けた民間活力活用推進協議会関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180405
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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トライフープ岡山について70

2022-01-19 00:01:40 | トライフープ岡山

 リスペクトコラムです。
 先日の月曜日にトライフープ岡山の比留木GMのインスタライブが行われました。数日前に一度告知がありましたが中止になっており、急なリベンジ開催になったのでちょっと驚きました。19時でしたが、少し遅れてスタートでした。以下簡単なレポです。余り詳しく書いてもいけないので、こんな感じだったかなという程度に書きました。何度か途中で「ライブ動画は終了しました」の表示で止まっていましたが、200人くらいが来ていましたね。
   
【今回の状況】
 GM登場。チャット欄のコメントを見ながらのトーク。Bリーグは軒並み中止になっていく中で、B3岡山でも何人もの選手・スタッフから陽性者が出てしまう。そんな中で大変さを共有できればと思い、今回のインスタライブにつながった。あれからクレームとかネガティブな声がいくつも届いて、一番思うのはチームに対して冷たい視線を投げかけて欲しくないという事。とても残念だった。
 2週間に1回PCR検査があり、行動制限もあったが、気を付けていても多くの感染者を出してしまった。岡山市の保健所の動きが速く、的確だった。自宅隔離中の当事者には位置情報、パルスオキシメーター、検温器などが届けられて経過観察になっている。中島社長は陰性だったため、各隔離先を回って食事類をまめに配ってくれてありがたかった。隔離中はZOOMでトレーニングを行っていた。
  
【アウェー千葉戦の感想】
 GAME1は悪くなかった。勝てた試合で、敗因は一つのプレーだった気がする。そういう所で勝敗が分かれた。相手選手(杉本選手とか)が素晴らしかった。考えてバスケをやっていた。小林選手もいいシュートを打ち、きっちりゴールに沈めていた。
 GAME2はシュートの本数を増やした。オリビエ選手がムキになって突っ込んで、ブロックされていた印象。それでも合格点のシュートは入らなくても、チームとしては認めている。彼のシュートは嫌いではなかった。悪くないプレーなのに、上手くいっていないからと替えるのは最適とは思わない。
 
 あとはファンのコメントに答えていました。どう思いますか?と名前が出てくるチーム(主にB1)を順番に印象をしゃべっておられました。かくして1時間が経過後に終了。来週にまた発信できればいいと思うとコメント。またタイミングが合えば観たいですね。
 B3岡山といえば、一昨季だったかにYouTubeチャンネルを始めて、主にGMが毎週木曜日ライブトークをしていました。よく観ていましたね。いつの間にか無くなりましたが、また観たいものです。思い出すに一番面白かったのはこの回かな。あの時期は今よりもっと大変でしたが、クラブもよく頑張りましたね。ここ最近選手・スタッフに感染者が次々と出ており、クラスター化していてちょっと心配していました。そんな中、昨日クラブからニュースが流れました。

【新型コロナウイルス感染症陽性判定者の経過について】
「1月6日(木)-9日(日)にお知らせいたしました弊クラブ所属の関係者1名、選手12名、チームスタッフ4名の新型コロナウイルス陽性判定者ならび、チームスタッフ3名の濃厚接触者認定について、その後の経過をご報告いたします。
 詳細
 1月14日(金)に厚生労働省から公表された、濃厚接触者の待機期間短縮措置を受け、保健所への確認により、1月16日(日)に濃厚接触者3名全員の行動制限期間が終了いたしました。また、下記に陽性判定を受けた関係者、選手、チームスタッフ療養期間のスケジュールをお知らせします。
 1月16日(日)まで  関係者1名、選手8名、スタッフ1名 療養期間終了
 1月17日(月)     選手2名、チームスタッフ2名 療養期間終了
 1月18日(火)     選手1名 療養期間終了
 1月20日(木)     選手1名 療養期間終了
 なお、1月18日(火)より、通常のチーム活動を再開いたします。※療養期間中の選手は除く。」
引用:クラブ公式HP
       
 公式ツイッターによると、チーム練習が再開されたようです。良かったですね。次の週末(22・23日)のアウェーアイシン戦は通常通り実施予定だそうです。という事はその次の週末に総社で開催されるホームしながわ戦も開催されるという事か。次の週末(22・23日)の試合開催情報としては、B3では中止は1カード(長崎対鹿児島戦)だけですが、B1は3カードが中止。B2は1試合(愛媛対西宮戦)が中止と、以前と比べたら中止試合数が減った印象。

 ただ、世の中的には昨日の報道で1都12県でまん延防止措置の調整に入ってるとか、感染は広がっており、まだピークアウトが見えない状況ですね。そうこうしていたら、2月に入ってすぐにJのスーパー杯、続いてJリーグが開幕を迎えます。さて、その頃はピークアウトに入っているのか、それともまっただ中かか。全く読めません。
 どうしてもあれだけ選手等の感染者数と、公式戦の中止報道があると、屋内競技の観戦は正直少し躊躇していました。今日の報道では全国(3万2千人)で、岡山市(160人)で過去最多の感染者数が出たし。うーむ、しばらくはメンバーに相談したりしながら、生観戦については検討する事になるのかな。ただ、今回のオミクロン株はピークアウトも早そうなので、早く日常が戻って来て、また普通どおりにアリーナに行きたいですね。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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岡山シーガルズ136

2022-01-18 00:01:15 | 岡山シーガルズ

 生観戦レポです。
 昨日、ZIPアリーナで開催された岡山シーガルズのホームPFU戦の観戦に行ってきました。県内でも過去最多のコロナ感染者数が報道される中、どうしようかとも思いましたが、バスケと違ってまだ選手の陽性者数が報道されない女子バレーなら行っておこうかという話になり、参戦しました。今回はシマカズ氏と一緒になりました。
   
 ZIPアリーナに到着。シマカズ氏が待っていました。どうやら感染対策なのか、席はお任せだったのに、2人分まとめて買えなかったようで、一緒に当日券売場から入場。そのままゲートに回って入場。検温を終えて一つ中に入ると、事務局吉田さん(元主将)が挨拶されていました。この日無料配布していた応援Tシャツ黄色版はすでに終了していましたが、前にもらったのがあるのでそれを着用する。感染対策バッチリのグッズ売り場に行ってみる。迷わず1枚カレンダーを購入。めくりカレンダー(去年はシーガルズ購入)もいいですが、1枚もので12ケ月並んでいる方が便利なシーンがある。元々はファジの山陽新聞の1枚ものでしたが、いつの間にかこうなったなぁ。今季からの新商品ですが、ナイスな商品展開でした。ちなみに左はおかしんさんでもらったやつ。これもナイスですね。
    
 席は2階指定席のようで、ついて行ってみると、いわゆるゴール裏席の真ん中でした。周りにはほとんど来場客はおらず、コロナ禍がひどくなってきた時期としては、いい席だったよう思います。
 荷物を置いて、1Fフロアに行くと、吉田さんと入れ替わりで事務局丸山さん(元副主将)が挨拶されていて、そのままずっとゲートにおられました。まぁファンにとって有名どころが出迎えてくれるのはうれしい事です。

 外をうろついてみる。この日はかもめ食堂のスタグルが並んでいましたが、長くいつも思うのが同じ岡山総合グラウンドのスタグルなのに、シーガルズやトライフープは実店舗名で、ファジフーズはテント番号のみの部分。コロナ禍で県内飲食店が苦しんでいるのに、PR宣伝の意味で何とかならんのかとこの日も思いました。
 初登場の湯浅シェフのブースがかなり気になる。かつては岡山国際ホテルの料理長として活躍され、仕事関係でお会いした事もあったなと。その時も生粋の料理人だなという印象を持っていました。今度出店していたら、ぜひ寄ってみたい。他には選手・スタッフが練習で使用している足袋型シューズをPRする㈱丸五さんのブースがありました。
     
 練習から、向こうの方が声が大きく、不安が増す。試合前の練習を見ると、リベロ相手に河本監督がスパイクを打っていますが、そのアシスタントが吉田さんでした。マネージャー兼務だから忙しいですね。試合の方ですが、この試合までは12チーム10位。前日も1-3でPFUさんに負けており、大丈夫かとある程度ネガティブな思いで試合に入りました。
   
 まずは第1セット。先発は佐藤、及川、高柳、宮下、金田、川島、楢崎の6選手。今季からPFUさんに移籍している渡辺選手は先発せず。おや、及川選手、入団以来ずっとロングだったのに、髪を切っていてちょっと驚く。何かの決意の現れか。顔触れ的にはベスメンに近いので、戦えるイメージはある。やはり、正副主将が出ているのは試合が締まりますね。それにしても声が聞こえるのはPFUさんばかり。岡山側は物静かな空間。PFUさん、ちょっと応援曲変わりましたね。ここで渡辺選手登場。元気そうです。得点も決めていました。25-22で岡山の勝ち。
     
 第2セット。金田選手調子良さそう。やはり外国人選手のパワープレーにやられる。この日は2階席に大阪国際滝井高校バレー部と思われる集団が見られる。春高も終わって、来季に向けた応援か。及川選手のブロード攻撃はいいですね。PFUさんの控え選手位置で、他の選手と一緒に渡辺選手が応援曲に合わせて応援ジェスチャーしたり、踊っているのを目にするとちょっと複雑・・・ PFUさんでの渡辺選手の方がイキイキして見えるのは気のせいか。中国人の付選手登場、佐伯選手、金田が打ち、拾う。強い頃のシーガルズバレーが復活し、27-25でデュースを制す。
   
 第3セットもリード。姫路さんに連敗したのが嘘のような試合運び。金田選手のほかに及川選手も調子出てきました。MC翼氏がよく名前を叫びます。ブロックもよく決まる。佐伯選手の名前が出るようになりました。今後に期待。今日は強い。4点差をつけて、あと3点くらいだったのに、追い付かれる。それでも25-23でPFUさんをうっちゃり、3-0でストレート勝ちです。今までの不調が嘘のように7位のPFUさんに完勝しました。
   
 ヒロインインタビューは金田選手と佐伯(さいき)選手でした。まさに試合のヒロインでした。金田選手は堂々としゃべっていましたが、高校を卒業したばかりの佐伯選手はまだ場慣れしていない様子。ふと及川選手の初インタビューを思い出す。大学卒業ばかりで確かこんな感じだったなと。思うに、この日の勝因は、やっと若手が戦力として融合でき、川島主将、宮下副主将、金田選手と主力が揃い、ベテラン選手が下からの突き上げを感じて発奮した点ではないかと。油断していたらレギュラー獲られるぞと危機感を感じていたのかもしれません。それくらい、この日の金田選手の活躍はすさまじかったですね。準優勝した時に全日本入りが期待された逸材。この日の躍動でまた全日本入りが期待できるかもしれません。
   
 今朝の山陽新聞朝刊の「シーガルズ本領 若手と主力融合 攻撃ん迫力」というタイトルの記事の戦評です。
「岡山シーガルズはアタック決定率42.5%と攻撃が威力を発揮した。特に5点を追う第2セット終盤、エース金田を軸に逆転で奪ったのが大きい。60%超の決定率をマークした遠藤をはじめ付欣田、佐伯ら若手の存在が光った。強打に対する守備もさえ、粘り強い戦いにつながった。ただ、第3セットは攻撃の精度が落ち、23-17から6連続失点し、辛くも逃げ切った点は反省材料だ。」

 山陽新聞によると、V1復帰後の3季で6戦全勝と、PFUさんは相性がいい相手だったのですね。そんな相手に土曜日は負けて目が覚めたのかな。若手と主力が融合し、爆発力を生んだとありましたね。記事で名前が挙がっていたのは遠藤、付、佐伯の3選手、そして金田選手。特に山口さんの背番号2を受け継いだ佐伯選手は今後が楽しみですね。ネットで調べてもほとんど情報が出て来ない選手なのにチームを蘇生させたこの活躍。大器の片りんが見えます。これでお山の順位は姫路さんを抜いて9位浮上。とりあえず入替戦圏を少し離れる事ができました。
     
 試合後は恒例の抽選会。勝って気持ちがいいし、コロナ禍の影響で来場客も少し少ない。この日は当たる気がしていました。以前と比べて再抽選がやたら多く、再抽選が続く。でも当たんなかったなぁ。最後は選手達がコート内をエアハイタッチしながら一周。お疲れ様でした。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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Jリーグをつかおう! Jリーグ社会連携(シャレン)19

2022-01-17 00:01:23 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 上智大学サークル「シャクル」さん主催のウェビナー参加レポ後編です。今回のウェビナーは2部構成。第1部は鐘崎教授のドイツの総合型スポーツクラブの事例紹介でした。今回の第2部はJリーグ鈴木社会連携室長のJリーグ・シャレンについての講演でした。大学時代を思い出しながら、講義を聴きながら必死にメモする。同時にスクショで何枚か内容をキープする。それらを混ぜて、途中途中にコメントを入れて記事にしたので、一部読みにくいかもしれませんが、ご容赦ください。
   
【講演内容】
 講演会『ドイツのスポーツ文化を考える ~ブンデスリーガからJリーグ・シャレンまで』
 主催   上智大学ヨーロッパ研究所
 協力団体 上智大学公認サークル「シャクル」
 日時   2021年11月19日(金)19:15~21:00
 講師   釜崎 太(明治大学法学部教授)
      鈴木 順 (公益社団法人日本プロサッカーリーグ 社会連携室 室長)
 司会   小松原 由理 (ヨーロッパ研究所所員、上智大学准教授)
 開催方法    zoomによるオンライン講演会
 対象   上智大学生、教職員、一般
 引用:上智大学公式HP
   
【第2部】
 自分が住んでいる地域にJクラブがあることで『私の人生・日常が豊かになった!』そんな人をもっと増やしたい。ただ、これ以上(貢献活動の)回数を増やすことには限界があるのではないか? 活動の質を深め、届ける先を広げるために、より多くの人と協力していくしかない!

【Jリーグ理念】
・日本サッカーの水準向上及びサッカーの普及促進
・豊かなスポーツ文化の振興及び国民の心身の健全な発達への寄与
・国際社会における交流及び親善への貢献
【Jリーグ百年構想】
~スポーツで、もっと幸せな国へ~
【ホームタウン活動】
 Jリーグ規約第24条〔Jクラブのホームタウン(本拠地)〕第2項
「Jクラブはそれぞれのホームタウンにおいて、地域社会と一体となったクラブづくり(社会貢献活動を含む)を行い、サッカーをはじめとするスポーツの普及および振興に努めなければならない」
     

【Jリーグでいうシャレンの定義】
 共通のテーマ
「ダイバーシティを体感する」「教育でもっと面白く!」「健康でいきいきと!」「多世代交流」「子供の貧困」「農業」「防災」「環境」
 × 
 3者以上の協働
 「行政」「企業」「大学」「NPO」それらが重なった真ん中に「クラブ」が存在。
 
【Jリーグは「トリプルミッションの組織」】
 トリプルミッション(競技的、事業的、社会的)を背負っている。地域課題を解決し、豊かにしていく。スポーツを活用して、日本の、地域の豊かな生態系をつくる。
・Jリーグのホームタウン活動(Jリーグ革命)
・Jリーグ理念の真ん中がシャレン。
・Jリーグ百年構想は元川淵チェアマンの思い。本来あってはいけない、最近やっていないクラブがあれば、クラブへ言って欲しい。
 ホームタウン活動は増やす事に限界があるのでは? 数ではない、質を高め、届け先を広げるために、より多くの人と協力していくしかない。Jクラブでの限界が見えてきたので、2018年に社会連携活動としてシャレンを立ち上げた。
地域課題(例:沖縄の軽石問題)の解決は3者以上との協働。自分ごととして考えて、アクションを起こす人を増やしたい。SDGsのためにやっていない。手段や目的ではない。価値の交換モデル(ホームタウン活動)から共創モデル(シャレン)へ。誰とでも一緒に解決でき、Jクラブをかまさないといけない事はない。
 

【2030Jリーグ社会連携(シャレン)ビジョン】
 世界で最も地域を愛するJリーグへ ~私たちが出来ること~
・自分に出来ることはないかと一歩踏み出す人を増やす
・人と人が支え合う風景を増やす
・誰もが誰かのサポーターになれる世界観
・全国に笑顔を増やす
     ↓
「Jクラブは自分と関係がある、大切な存在だ」という人が増える。『サッカーそのもの以外にも関わり方がある』と知っていただくこと
     ↓
社会貢献だけでなく、経営戦略の1つとして追及できる。

 地域を愛される前に地域を愛するJリーグへ。応援されるだけでなく、誰かを応援しなければならない。Jクラブがハブになりたい。笑顔を増やせる。サッカーしか興味がない人も地域に興味が出れば、Jクラブの存在価値がある。経営戦略の1つなのに、未だにどうしてシャレンをやるんだと言うクラブがある。
   
【地域と経営のサスティナビリティ両方を追求】
「社会課題の解決に協働で取り組み、共通の価値・共感を生み出す」→地域の持続可能性
  ↓ 存在意義や‟価値”の発見・信頼
  ↓ 関係性の構築
共感でのつながり:「サポーター・ボランティア」「スポンサー」「Jリーグ行政」「行政」「住民・NPO」「企業」「メディア」「学校」
【消費行動・マインド(=消費潮流)の変化】
 モノ(所有)→コト(体験)→トキ(参加) =共感
「トキ消費」=その時・その場でしか味わえない、盛り上がりを楽しむ消費
トキ消費の3要件
・非再現性:時間や場所が限定されていて、同じ体験が二度とできない
・参加性 :不特定多数の人と体験や感動を分かち合う
・貢献性 :盛り上がり     
   
【Jリーグの‟強み”をつかおう!】
Jリーグのもつ強み
「発信力」「繋ぐ力」「コミュニティ」「公共財的」「ワクワク・熱」「活動実績」「地域企業ネットワーク」「各種ノウハウ」「ハレ舞台・実験場」「全国57リーグ/クラブ 構造」
シャレン!はオフザピッチのパスサッカー
「行政の強み(社会課題の理解、公共性etc)」「企業の強み(ブランド、技術力、サービスノウハウ、資金力etc)」「個人の強み(自由度、時間、ノウハウetc)」「Jリーグの持つ強み(上10種類)」
     ↓
「行政にとっての価値(行政コスト効率化etc)」「企業にとっての価値(Bランド/顧客接点、従業員/エンゲージetc)」「個人にとっての価値(経験、ネットワークetc)」「Jにとっての価値(ブランド、スポンサーや自治体との関係性向上等」
【Jリーグの使い方=シャレンはオフザピッチのパスサッカー】
Jリーグの‟何”をつかう?(例:つなぐ力)〕:シャレン事例
・スタジアムを復興支援、地域間交流、発表の場に(J2愛媛):東日本大震災復興=ブラスバンド
・地域のダイバーシティのために+企業の人材育成のために(J1川崎):障がい者就労体験
・学生発案:キャリスタ(J2甲府):=クラブ×自治体×大学
 クラブの「つなぐ力」をUターン・企業マッチングなど、地方創生に活用したケース
     事業(観戦付き同窓会&就活)
     ↑自治体 ↑クラブ ↑地方企業 ↑若者
 ・自治体:人口流出防止/若者層の人口増加
 ・若 者:旧友との再会・地元企業との接点/就職のきっかけ
 ・クラブ:新規顧客(若者層)、サポーターの獲得
      地域企業や自治体との連携強化
 ・地方企業:労働力の確保・採用コストの削減
・J1徳島:健康
・J1鹿島:医療

【価値の「交換モデル」から「共創モデル」へ】
・交換モデル:交換するものに価値がある。(等価交換を求めがち)
     ↓
・共創モデル:プロセスからの学びと成果に価値がある。

 他に6つの防災事例、えがお共創プロジェクトを紹介。
ドイツと今のJリーグを一緒にしなくてもいい。Jクラブに強制はしていない。
   
 この辺りで締めくくられました。主にメモを見ながら記事に起こしたため、正確な終わり方がわかりません。まぁこういう感じで2部が終わりました。当ブログにとってはシャレンについて過去に聞いた内容もありましたが、学生さんなど初めてシャレンを知る人にとっては新鮮でインパクトのある内容だったのではないでしょうか。
 その後、質問があればチャットへという事だったので、どうしても鈴木さんに聞いてみたかった事(この時期はタイムリーな話題でした)として以下の質問を書いてみました。
「鈴木さんに質問です。ストレートになりますが、Jリーグシャレンの担当として、昨今のホームタウン規制緩和騒動についてはどう思われますか?」
 しかし、時間切れとなり、そのまま取り上げられることなく、ウェビナーは終了してしまいました。あぁ残念、中の人に真相を聞いてみたかったのにと思っていたら、
11月29日に上智大学ヨーロッパ研究所の事務担当の方から一本のメールが来ました。以下の内容でした。
「先日は当研究所主催講演会『ドイツのスポーツ文化を考える ~ブンデスリーガからJリーグ・シャレンまで』にご参加いただき、誠にありがとうございました。当日チャット欄にご入力いただいたご質問について、講師の鈴木さまよりご回答をいただきましたので、下記の通り情報共有させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
▼鈴木さまからのご回答:
「こちらに関しては誤解がある(誤解されるような報道があった)と思います。報道後、チェアマンが発表したように、Jリーグが掲げる地域密着は決して今後も揺るぐものではありません。今回はホームタウン外でのマーケティング活動(試合告知や、グッズ販売など)を開放しましょう、というものです。ECサイトなど、ネット環境が進んでいく中で、地図上の線引きはあまり意味がなく、かつクラブ単体ではなく、全クラブがJリーグ、サッカー、スポーツへの関心を協力してやっていきましょうと言うことです。また、ホームタウン活動はクラブに取り組まなくてはいけない活動であり、今後もそれに対しては変わりありません。」
という事でした。間接的にとはいえ、わざわざご回答いただきありがとうございます。わかったようなわからないようなご回答でしたが、とても参考になりました。また、機会があればこういうウェビナーに参加したいですね。上智大学サークルの方と交流ができたのも良かったです。
上智大学サークル「シャクル」ウェビナー関連②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220114
   〃                 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220103
シャレン(Jリーグの社会連携)関連: /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
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ようこそファジアーノへ102

2022-01-16 00:29:14 | ファジアーノ岡山

 リスペクトコラムです。
 ちょうど1年前くらいに。J2岡山が岡山市内のスポーツ施設の指定管理者になったと紹介しましたが、去年に総社市、そして県の施設である岡山総合グラウンドの指定管理者になったと、立て続けに発表がありました。地元のJクラブのいい情報なのでリスペクトしてみたいと思います。1年前の時に「今まで地元J2岡山が携わってきたスポーツ競技(メニュー)といえば、ずっとサッカー、フットサル、チアダンス。もう少し、スポーツ文化で広がりを見せるのではないか、見せて欲しいと期待するのは当ブログだけでしょうか」と書きましたが、どうだったのか。
   
【岡山県総合グラウンド 指定管理者 受託】
「株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブでは、一般社団法人岡山県総合協力事業団、公益財団法人岡山県スポーツ協会、一般社団法人岡山県レクリエーション協会、株式会社山陽新聞社と岡山県総合グラウンドコンソーシアム『チーム岡山』を構成し、岡山県総合グラウンドの指定管理者として指定を受け、令和4年4月1日より管理運営の一部を担わせていただくこととなりました。
 弊社では、岡山県民の皆さまの人生がスポーツを通じてより豊かになれるよう、岡山県内のスポーツ施設の充実を担ってまいりたいと考え、本年4月1日より、岡山市社会体育施設(25施設)の指定管理者として活動を開始しており、令和4年4月からは同指定管理者に加えて、総社市スポーツセンター等体育施設(5施設)の指定管理を受託することも決定しております。
 クラブの創設以来、クラブ理念『子どもたちに夢を!』と、Jリーグ百年構想の理念である『あなたの町に、緑の芝生におおわれた広場やスポーツ施設をつくること。』、『サッカーに限らず、あなたがやりたい競技を楽しめるスポーツクラブをつくること。』、『「観る」「する」「参加する」。スポーツを通して世代を超えた触れ合いの輪を広げること。』を念頭に活動してまいりました。クラブ理念に基づき、コンソーシアム構成5者の力を結集した『オール岡山』体制で、それぞれの能力と強みを最大限に生かすことにより、岡山県総合グラウンドの発展とにぎわいづくり、岡山県のスポーツ・健康づくりの推進、利用者の皆さまへのサービス向上等に一層努めてまいります。
 なお、弊社が管理するスポーツ施設は岡山市(政田サッカー場を含む)、総社市を併せて32施設となります。(発表日時点)
【岡山県総合グラウンド 概要】
所在地 : 岡山市北区いずみ町2-1
主な施設 : シティライトスタジアム、補助陸上競技場、野球場、ジップアリーナ岡山、テニスコート、水泳場、弓道場、自由広場、多目的広場」
引用:クラブ公式HP
   
 Cスタ、ZIPアリーナを含む岡山総合グラウンド全体の指定管理者になるのは大きいと思います。たぶん、ファン・サポーターも含めてJ2岡山に関わるどの人もずっと期待していたはず。今回各団体とコンソーシアムを構成とあります。ZIPアリーナに県スポーツ協会が入居しています。どこまでかわかりませんが、今までは県スポーツ協会が指定管理者なのかなというイメージでした。コンソーシアムという形で、その管理業務にJ2岡山や山陽新聞さんが加わるイメージですね。個人的にはZIPアリーナを利用する他の3クラブ(シーガルズ、トライフープ、リベッツ)も加わるのが理想とは思いますが。
 スポーツ文化の更なる振興も期待できますが、個人的にはファジフーズの改善を期待します。確か、本来ならば1店ごとに料金がかかるが、ファジフーズは全体で1店とみなした料金にしているらしい。だから実店舗名をほとんど表記していない(店舗のプライスカードの隅にギリギリ読める程度の表記あり)らしいと聞いています。
 しかし、他のJクラブを見渡してみると、たぶん岡山以外に公式HP等で実店舗名を表記していないところは皆無ではないかなと。テント番号のみの表記で運営しているスタグルはかなり異色(また全クラブチェックしてみるとしましょう)かなと。もし、その辺りの規制があったとしたら、今回の指定管理者になる事によって緩和され、他の全国のJクラブのように実店舗名を表記し、地域振興、地域の飲食業の振興に貢献できると期待します。今後、当ブログとしてはそういう目線で注視していきたいと思います。
   
【総社市スポーツセンター等体育施設(5施設) 指定管理者 受託】
「株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブでは、このたび総社市スポーツセンター等体育施設(5施設)の指定管理者として指定を受け、株式会社エヌ・シー・ピーとともに(※1)、令和4年4月1日より管理運営をさせていただくこととなりました。岡山県民の皆さまの人生がスポーツを通じてより豊かになれるよう、岡山県内のスポーツ施設の充実を担ってまいりたいと考え、本年4月1日より、岡山市社会体育施設(25施設)の指定管理者として活動を開始しており、総社市での受託は初めてとなります。
 ホームタウン(※2)の一つである総社市が掲げる「乳幼児から高齢者まで、好みや志向、力に応じたスポーツとの豊かなかかわりにより、幸せな暮らし、豊かな人生を拓いていくとともに、誰にも居心地の良いまちづくりに貢献していく」ことに深く共感し、公募に参加いたしました。今後は、施設面の充実、そしてスポーツと総社市民の皆さまのかかわりの場を増やしていけるよう取り組んでまいります。」
■施設一覧
1 総社市スポーツセンター(きびじアリーナ等) 総社市三輪1300番地
2 総社市武道館 総社市真壁423番地1
3 総社市総社北公園陸上競技場 総社市福井1200番地
4 総社市山手スポーツ広場 総社市宿1778番地1
5 総社市高梁川河川敷グラウンド 総社市真壁1000番12地先河川敷」
引用:クラブ公式HP

 岡山総合グラウンドの前に、総社市の施設の指定管理を受託しました。総社の施設からコンソーシアムという形になっていっているようです。確かに1クラブだけでは手が回らないでしょう。今までのJ2岡山はアウトソーシングという部分では他県のJクラブに比べて疎い印象があっただけに、いい流れだと思います。これに限らず、どんどんやって欲しいと思います。サポートショップ制度とかぜひやって欲しい。
 ただ、J2岡山が岡山市の施設の指定管理を担ったこの1年、サッカー以外のスポーツ振興が何かできたのかと見れば、正直何も見えてきません。岡山市の時にも書きましたが、今後
どうなっていくのか。両面から個人的に予想してみたいと思います。

【ポジティブな展開】
①各施設でイベントや大会誘致、教室・講座の開催増加で活性化、利用者の増加
 今までは開催されなかったイベントや、大会の誘致で25の施設で開催され、利用者の増大につながる。
②総合型地域スポーツクラブへ向けた進化
 まずは教室だと思います。各競技の教室が大きく増加し、各地域で総合型地域スポーツクラブへの機運が盛り上がる。
③どこの施設でもファジアーノ色に溢れる景色
 職員の服装、ポスターの掲示、チラシコーナー等の露出でファジアーノ色が強調され、地域住民にPR効果が増す。
④各競技団体との関係強化
 岡山市体協、市の協会なり競技ごとに市の組織があります。そことの連携が強化され、市内のスポーツ自体が活性化。
⑤サービス面の改善
 J2岡山のネットワークを生かして、経験あるスタッフが管理を行い、サービスが良くなる可能性があります。ただ、前任者が両備さんで、同じく民間なので期待しすぎかもしれませんが。

 指定管理者はあくまで運営を委託されるので、そこまで自社の事をPRできないのではないかという見方もあります。ここでイメージされるのは、カシマサッカースタジアムであり、最近では富士通スタジアム川崎です。事例説明は省略します。当ブログではJクラブが公共施設の指定管理者になるという事はこういうものと思い込んできました。期待しすぎも酷なのかもしれませんが、指定管理者になる事自体が画期的で素晴らしい事だと思います。それではネガティブな予想をしてみましょう。

【ネガティブな展開】
①何も変わらない(特にサッカー施設以外)
 これでサッカー施設を含む、岡山市と総社市の主要施設、岡山県の岡山総合グラウンドの指定管理者になりました。先日、岡山市のある施設でファジカップが開催されていますが、サッカーイベント。どこかでサッカーを中心に考えているとのコメントを見かけました。そうなればサッカーやフットサル以外は特に活性化させようという動きが出ない恐れがあります。あと、あくまでサッカーに注視するのか、Jリーグ百年構想を思い浮かべて、サッカー以外の競技にもアクションを起こそうと思っているかです。前者であれば何も変わらないのでは。
②効率の優先、経費削減によるサービスの低下
 公営であれば、採算よりも公益性を重視しますが、民営になるとどうしても採算や費用対効果を重視する傾向があります。ここは無駄、あれも無駄という方針になり、気が付いたらボロボロになった用具、めくれ上がった人工芝コートなど、サービス面が低下してしまうという可能性があります。手が届かないところはコンソーシアムを組む企業等も頑張ってくれるので、まぁ大丈夫とは思いますが。

【気になる点】
①活動が凍結しているNPO法人岡山ヒューマンスポーツクラブは何も絡まないのか。
 J2岡山は2006年に法人化しましたが、その前までは県サッカー協会が設立したNPO法人岡山ヒューマンスポーツクラブがチーム(当ブログも広報委員として当時所属)の運営をしておりました。法人化の後は特に表舞台に出ず、長年凍結化していました。ただ、Jクラブはどこも公益法人を併用し、アカデミー+異競技の活動を実施しています。代表的な例はJ1湘南。今回の動きを起こすなら、そういうところもつい期待してしまいます。
②岡山総合グラウンドは結局ほとんど変化がないかもしれない。
 指定管理者で単独でなく、多くの事業者とのコンソーシアムのために発言力が高くないかもしれない。経験が長い事業者のやり方が通り、サッカー競技以外の声は反映されず、何も変わらない可能性もあるなと思っています。つまりファジフーズも改善されないという事かもと思ってみたり。
③サッカー以外のスポーツの部分
「サッカーに限らず、あなたがやりたい競技を楽しめるスポーツクラブをつくること」とありますが、岡山市でのこの1年を見ると、J2岡山得意の「口にしてみるだけ」だったりしてと、結局はサッカー競技しか取り組む気は無かったのではとつい思ってしまいます。なかなかすぐに物事は変わらないので、信じて個人的に期待するしかありません。

 では、どういうところを基準に今後の動向を見ればいいのか。よくわかりませんが、当ブログとしては一つ指標があります。「地域スポーツ振興活動および介護予防事業」というJリーグの補助事業があります。長年ここの岡山の名前を観る事はなく、2019年の資料(2020年度は見当たらず)も観ましたが、やはり無かったです。ここに名前を出せるようになって初めて、こういう面でJクラブとしてスタンダードな活動になるのではないでしょうか。
 イメージ的には例えば、「ファジアーノ岡山杯弓道大会」「ファジアーノカップ テニス大会」「ファジアーノ杯マラソン大会」「若雉杯相撲教室」とか。本当に実現したら素晴らしいと思います。あと、例えば近々トライフープが総社で試合がありますが、指定管理者として何かコラボはできないものなのかとも。

 ファジフーズが改善するかもしれないと期待を込めて記事に起こしましたが、実際はどうなのか。コロナ禍で県内の飲食業は大きな被害を被っています。他のクラブのように公共財として地域の飲食業を応援する事(公式HPでの実店舗名の表記)は当たり前の事。テント番号だけでは自分のところが儲かるだけで、地域に何の役も経ちません。ファジフーズがJ1にふさわしいスタジアムグルメ(例えばの1例)になって欲しいですね。そうなれば当ブログも全面的に応援するのですが。もう少し様子を見たいと思います。 
異競技交流(Jリーグ「地域スポーツ振興活動および介護予防事業」)関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190315

岡山市社会体育施設指定管理者受託関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210206
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湘南ベルマーレの事例84

2022-01-15 00:01:28 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 ここ最近のFOOT×BRAINは留守録して、記事にリスペクトするまでずっといくつも残っているという状態が続いています。特にここ最近は企画の付加価値が高くなったなぁと、個人的に感じています。今回紹介するアウォーズもそう。単なる話題作り企画ではなく、しっかり社会貢献性を持たせています。本当に「やるなぁ」と感心しています。今回の「アウォーズ」でもいくつも記事にすべき情報が出てきました。まずは湘南さんの面白い企画。
   
【2021 FOOT×BRAIN AWARS】
 Jリーグアウォーズが開催され、FOOT×BRAINは本家とは違う視点で一大イベントを開催。Jリーグを裏で盛り上げたクラブ・監督・選手・裏方を番組独自の目線で勝手に表彰。4つの部門(グッドアイディア、グッドSNS、グッドONEシーン、グッドサポート)で大賞を決めていく。
〔①グッドアイディア部門=斬新なアイディアでJリーグを盛り上げたクラブを表彰〕
【湘南ベルマーレ×キックベース大会】
 サッカー選手が野球場を占拠? なるほど!その手が! 目から鱗の仰天イベント! 初の試みで1予想を上回る500人が来場。選手が入場して来た場所は野球場。誰もがやった事があるキックベース。「Jリーガーが本気でキックベースに挑んだらどうなるか?」をテーマに去年7月に開催。選手も野球のユニフォームを着用してはつらつプレー。マスコットもプレー参加し、負傷退場。この企画は面白いと、何と40社以上のスポンサー企業が大会を後押ししたとか。
渋谷PR部長:「Jリーグの興行と違って、今回はエンジョイだったので、40社を超えるスポンサー・パートナーさんにご協賛いただいた。」
   
 これは知らなかったですね。いいところに目をつけられたと思います。キックベースか、遠い昔にやったかやっていないか覚えていないような競技です。各Jクラブのグッズにベースボールシャツがありますが、今回湘南さんのベースボールシャツは光っていましたねぇ。まぁいわゆる異色イベントになりますが、スポンサーなど反響も大きかったようで、話題性としてはかなり効果があったのでは。こういう異色イベントは楽しくていいですね。おっと、そういえば、湘南さんには女子ソフトボールチームがありましたが、そのノウハウも役立ったのかなと思ってみたり。
   
【7月31日(土)「湘南のShow timeだ!真夏のキックベース大会 in 茅ヶ崎 Presented by FIELD MANAGEMENT」開催】
「湘南ベルマーレでは7月31日(土)に「湘南のShow timeだ!真夏のキックベース大会 in 茅ヶ崎 Presented by FIELD MANAGEMENT」を初開催いたします。
 サッカー選手が本気でキックベースに挑んだらどうなるのか!? 全選手が2チームに分かれアツい戦いを繰り広げます!そして、来場者の方にはこの日のために製作した選手着用モデルのオリジナルベースボールユニフォームを全員にプレゼント! さらに当日はベルマーレフードパーク、特設グッズ売店を出店するほかECOや自然を身近に感じる一日として目の前に広がる海岸をキレイにするLTOゴミ拾い活動もいたします。」
「◆日時  2021年7月31日(土)15:00〜17:00(予定)
◆主催  株式会社湘南ベルマーレ
◆後援  茅ヶ崎市、(公財)茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団
◆特別協賛 株式会社フィールドマネージメント
◆協賛
 株式会社ウェブデモ / 医療法人財団倉田会 / さぎっちF.C. / 湘南電力株式会社 / 同郷建設株式会社 / 株式会社鳶相田 / 株式会社パイロットコーポレーション / ラチエンスムージー(五十音順、敬称略)
◆会場  茅ヶ崎公園野球場」
◆チーム編成
 【ユニフォームカラー】 ネイビー×ホワイト
 【チーム名】 「たたかえてるか!バチャミチーズ96」
 【キャプテン】 山田選手
 【メンバー】  三幸選手、古林選手、畑選手、富居選手、石原広選手、大岩選手、山本選手、平松選手、茨田選手
         平岡選手、高橋選手、オリベイラ選手、石原直選手、蓑田選手
 【ユニフォームカラー】 ライトグリーン×ホワイト
 【チーム名】 「たましいコメて”濱田精麦」
 【キャプテン】 大野選手
 【メンバー】  池田選手、町野選手、田中選手、堀田選手、岡本選手、舘選手、毛利選手、立川選手、名古選手
         柴田選手、大橋選手、タリク選手、ウェリントン選手、ウェリントン ジュニオール選手
◆タイムスケジュール(予定)
 10:00     海にゴミは行かせない!LTOゴミ拾い(茅ヶ崎の海岸を綺麗にしましょう!)
 11:00     イベントエリア 、フードパークOPEN
 13:00     開門
 15:00     プレイボール
 17:00     イベント終了(予定)
J1湘南公式HP該当ページ:https://www.bellmare.co.jp/263985
 〃    開催報告ページ:https://www.bellmare.co.jp/266412
   
 今回特別協賛でサポートしている㈱フィールドマネジメントに着目しました。実はこのコンサル企業は、各プロスポーツチームを支援し、並木代表はJリーグの理事及び㈱Jリーグの取締役、湘南さんの取締役にも復帰とありましたが、元々そうだったんですね。白井執行役員もB1横浜の代表を務めているという存在。
  こういう企業がサポートしているスポーツイベントというのは心強いですね。チームが思いついた単なる異色イベントではなく、有力コンサル会社がマネジメントした話題性の高いイベントだからこそ、多くのスポンサーが集まったという事ですか。更に湘南さんが素晴らしいのが、試合前にきちんとクリーン作戦をファン・サポーターと実施している点。これも湘南らしい、他のクラブではなかなかそこまでできない取り組みでしょう。激しいクラブ間競争の中、真壁会長が引っ張って来られた湘南さん、Jリーグ百年構想の優等生として、これからも頑張っていただきたいですね。
J1湘南関連:88878685
84838281807978777675747372717069686766656463626160595857565554535251504948474645444342414039383736353433323130292827262524232221  
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友情寄稿15

2022-01-14 00:01:41 | 友情寄稿

 リスペクトコラムです。
 かなり久しぶりの友情寄稿です。このカテゴリ記事は筆者ではなく、ゲストに記事を書いてもらう事になります。先日の上智大学のウェビナーに参加させていただいたご縁で、主催者である上智大学「Sircle」さんから「差し支えがなければ、ブログと記事を当団体から紹介させていただけないでしょうか」とご連絡をいただき、そこから交流が始まりました。そして、良かったら「友情寄稿」のカテゴリで投稿されませんか?とお誘いしたところ、ぜひ寄稿させていただきたいとご返事をいただいた次第です。謹んで紹介させていただきます。以下、原文そのままです。
   
「上智大学公認団体『Sircle』と申します。シャクルと読みます、『シャレン!』と似ているなと思われた方がいらっしゃれば幸いです。Sircleはサッカーを通じた社会貢献・社会連携の実践と、単なる競技以上の価値を持つサッカーの可能性の発信を行っています。前者の中でもJリーグの行う『シャレン!』活動をSircleは考案し実践することを目標としています。

 Sircleは創設当初、メンバーを集めるため同大学生に声をかけたところ『なにをやっている団体かわからない」『子ども向けのサッカースクールをするの?』と言われ、世の若者がサッカー×社会貢献の概念を理解できないことを痛感したことから、発信し理解してもらう必要性があると感じました。ましてサッカーファンですらなぜサッカークラブが社会貢献を行うのかよく理解できてない現状も感じています。

 この現状こそが、日本のサッカー文化の発展に影響しているのではないかと考えています。つまり、日本サッカー文化の発展のために、サッカー×社会貢献の概念が一般化し、社会基盤レベルでサッカークラブが必要とされるようになれば真の意味で日本サッカー文化が存在しているといえるのではないかと考えています。そのために情報発信し理解してもらうだけでなく、サッカー×社会貢献を自分事化してもらうことで、その活動が生活の一部に組み込まれ、そういった人が増えていくことで、次第に文化にできると考えます。

 その考えの中で、シャレン!活動は特別な意味を持っています。Jリーグのシャレン!公式サイトには『アイデアを応募する』というページがあり、個人や団体に問わず自由に応募しJクラブと共に社会貢献を行うことで、『社会連携』活動を成立させて実践できます。まさに前述のサッカー×社会貢献の概念を自分事化させることができる取り組みです。
 事実、地域に根付く企業が発案し、その地域にあるjクラブが連携し、実現したシャレン!活動が多く存在しています。そのJリーグの姿勢はシャレンのスローガンとして掲げられる『Jリーグをつかおう。社会のために』にも現れています。

 そしてシャレン!活動では、サッカーファンがクラブと関わり社会のために実践できるだけでなく、サッカーファンでなくとも地域をより良くしたいという思いがあれば同様に活動を実践できるということも素晴らしい特徴と言えるでしょう。サッカー×社会貢献の概念をその枠を超えサッカーに関係のない人ですら巻き込むことができるシャレン活動、これこそが日本のサッカー文化の形成において重要な一つの要素だと考えています。

 そのシャレン活動の推進のため、Sircleは活動しています。大学生は最後の学生生活でSDGsやボランティアワークを実践することが多く、そういった点においても『シャレン!』と『大学生』には親和性が高いと言えます。また大人と子どもの中間地点にいる大学生からシャレン!を通じてサッカー×社会貢献の概念を『文化』へ昇華させていくことで日本社会全体へ広まっていくと考えています。そのためSircleは上智大学のある東京のみならず、他地域の大学生にも所属してもらい活動範囲を広げていくことで、日本各地の大学生がシャレン!やサッカー×社会貢献の活動を積極的に行えるようになるのではないかと考えています。数多くある日本サッカー文化の形成と発展の手法の一つとして、シャレン!とその推進を行う学生団体Sircleを応援していただけると誠に幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。」

 という内容でした。シャレンへの思いがよくわかります。また、ここまで前向きにシャレンに取り組んでいる大学生がいるという事で驚きではありました。岡山でもSPOC機構を主催されている岡大のT岡准教授と連携されたらいいのにともちょっと思いました。また、岡山でもJリーグシャレンがもっと広がったらいいのにとも思いました。上智大学さんのウェビナーですが、先日のは第1部で、まだ第2部があります。それはJリーグの鈴木社会連携室長の講演です。また、後日リスペクトさせていただきます。
上智大学「Sircle」公式HP:https://sites.google.com/view/sircle/
当ブログ該当記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220103
シャレン(Jリーグの社会連携)関連:
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優勝の味66

2022-01-13 00:01:44 | スポーツ文化・その他

 TV観戦レポです。
 9日の夕方開催された全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)決勝戦。のTV中継を観ました。就実(岡山)対古川学園(宮城)。今回も岡山から就実が出ていました。前日の準決勝も留守録で少し観ましたが、金蘭会を3-0で一蹴したくらいに、今年のチームは強いと思います。
 就実は3年生の深澤めぐみ(主将)、つぐみの前回大会優勝に導いた最強ツインズ「めぐつぐ」。古川学園は抜群の高さ(195cm)を誇るドミニカ出身のスーパー留学生、他タピア・アロンドラ選手(2年生)。
 就実は選手としても監督としても日本一を経験している西村監督。現場解説席にメグカナコンビいます。春高時代は知りませんが、メグさんは元シーガルズの選手なので、馴染みが深いです。お元気そうですね。去年の決勝も観ていますが、その時の相手は大阪国際滝井高校(シーガルズの下部的存在)で、この中から岡山に誰か入団しそうなイメージで観ていましたが、今回はちょっと違うかな。就実からシーガルズに入団しませんかね。監督が替わらないと変化は起こらないか。何で昔から全国的な強豪校があるのに、入団ゼロなのか・・・ 以下、実況を聞きながら、要所要所のポイントをリスペクトいたしました。
   
 第1セット。アロンドラ選手強烈です。まるでVリーグの外国人選手みたい。アロンドラ選手は力が入っていると実況。スパイクは古川学園はほとんどがアロンドラ選手ですが、就実は複数の選手が打っており、最初から就実がリードしています。やはり前回大会MVPのめぐみ選手(№4)のスパイクがどんどん決まっていきます。古川学園は春高で一昨年は準優勝、去年は3位でしたが、夏のインターハイは8強で、今回ノーシードから勝ち上がってきたそうです。
 3年生の曽我選手もいいですね。岡山に入団しませんかね。就実はやはり攻めの姿勢が光り、どんどん決めてきますね。25-18で就実の勝ち。やっぱ強いです。
   
 第2セット。CMを挟んで中継スタートすると8-8の同点。古川さん、やりますね。リードされました。最近繰り出している新兵器という古川学園のブロード攻撃が光っています。しかし、ツインズはパッと見たらどっちかわかりませんね。まぁ双子ですからしょうがないですね。すぐに区別できるようになれば、就実バレー部をしっかりリスペクトできた事になるのでしょうが、たぶんこういう大きな大会しか観ないので、この試合後は当分無しk。
 第2セットは一転スリリングです。ずっと同点で競り合いながら、古川学園がちょっとリードという感じ。会場はどこかわかりませんが、やはり無観客ですね。就実はやはりスパイクの攻撃力が圧巻ですね。就実がリードするが21-21に。曽根選手いいなぁ、岡山に入団しませんか?(笑) 23-23。締まった試合です。デュースでリードされては追いつくという展開がずっと続く。27-29で就実の負け。
   
 第3セットはなぜかダイジェスト版になっていました。生中継ではないのか。そのままリスペクトします。序盤からポイントを数えたのは就実。躍動したのはやはり深澤ツインズでした。就実のリードが続く。6点差を付けたパッチポイントですが、しっかり決めました。25-18で就実の勝利。
 
 そして勝負の第4セット。就実の背番号4は伝統のエースナンバーだそうです。就実のスパイクは角度が鋭く見えます。アロンドラ選手は結構疲労が来ている様子。古川学園の説明テロップが出ました。「17年連続42回目。'99年高校三冠を達成した東北の名門。3年連続のセンターコートで悲願の日本一へ」と。そうは問屋は卸しません。めぐみ選手は足が吊ったようで、コート横でケアをしてもらっています。20-15と勝利が少し見えてくるスコアになってきました。
 ここでめぐみ主将がコートに戻ってきました。21-17と詰めてきました。つぐみ選手のバックアタックが決まる。就実はスパイカーが複数いるのが強みですね。そして、25-20。就実優勝です! 8年連続45回目の春高全国大会出場。学校史上初の連覇を達成。おめでとうございます。
     
 10日の山陽新聞朝刊の「就実 初の連覇」というタイトルの記事の抜粋です。
「2年連続4度目の日本一に輝いた。45度目の出場で連覇は初めて。高校総体、高校選抜を含め全国制覇は7度となった。就実は攻撃力で上回った。」
「就実はセットカウント1-1で迎えた第3セットの出だしで4-0としたのが大きい。第2セットをジュースで失った悪い流れを深沢めぐみの強打などで完全に断ち切った。その後は深沢つぐみ、曽我のアタックも効果的に決まり、25-18で奪うと、第4セットも25-20で振り切った。相手の高さに一歩も引かず、強気に戦い抜く姿勢が攻守両面で光った。」
「最優秀選手賞(MVP)は2年連続で就実の深沢めぐみが受賞。就実勢では優秀選手賞に、深沢めぐみ、つぐみの姉妹ががそろって選出され、ベストリベロ賞に井上凛香が選ばれた。」
     
 いやぁ就実さん強かったですねぇ。全国大会連覇って、岡山のチームを思えない強さですね。ツインズは久光さんとかV1のそっちのチームに入団していくんでしょうね。今回のチームメンバーから1人でもシーガルズに入団してくれたらいいのに。どうして地元チームに行かないのか。その辺りの古い慣習を修繕しないと、いつまでもねじれ現象は続きますね。コロナ禍の暗い世の中で、一時だけ明るい気持ちにさせてくれたシーンでした。就実さん、黄金時代を伸ばしちゃいましょう。
就実高校バレー部関連②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210111
  〃        ①:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190925
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ようこそファジアーノへ101

2022-01-12 00:01:12 | ファジアーノ岡山

 リスペクトコラムです。
 毎年同じ説明になりますが、オフシーズンになったこの時期に、毎年お届けするこの企画。「J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)」の年間MOMです。新加入会見は昨年は1/16に開催されており、今季は1週間早かったですね。一応ザーっと観ましたが、リスペクトする前に昨季を振り返れていないので、まずはこの企画が先。昨年は1/24にアップしているので2週間早いアップとなりました。ただ、ファン・サポーターでは頭はすでに今季モードでしょうから、早くしなきゃと。
 過去に山陽新聞さん(一昨季は「当社選定」で復活したのに今季は消滅)、OHKさん(スポeもん:昔は毎回、年イチだったのも一昨年番組打ち切り)が過去に取り組まれましたが、いずれも長続きせず終了と去年書いていますが、昨季に山陽新聞さんで年間MVPとして復活しています。なので、今回取り入れさせていただきました。ぜひ少しでも長く継続してください。
 語る会メンバーを中心とした委員(募集中)で当ブログで地味~にやってきましたが、観戦している委員さんの試合勘アップにもつながっているようです。なぜなら試合後、当然のようにMOMを聞いてくるのがわかっているから、試合後のMOMコメントを頭に思い浮かべながら試合を観る。当然、見落としをするまいと、その目も鋭くなると。今回は3つの部門から集計しております。とにかく、Jリーグの一つの楽しみ方として、読者の皆さんに提案したいです。という事で、以下が2021年シーズンの年間MOMの結果です。

【J OKAYAMA 2021年間MOM(マンオブザマッチ)】
   
  年間MOM: 上門選手  
 次点: 石毛選手    

【①②総合集計結果】 
順位:  合計(EL.SAN.JO)  選手名    ※ELはエルゴラッソ、SANは山陽新聞月間MVP、JOは当ブログMOM。  
1位: 52点(36.6.10)   上門選手       (2022年J1・C大阪へ完全移籍
2
位: 24点(9.12.3)     石毛選手       (2022年期限付き移籍満了・J1・G大阪へ)  
3位: 22点(12.6.4)     デューク選手  (2022年契約更新)  
4位: 16点(6.6.4)       梅田選手       (2022年期限付き移籍延長)  
5位: 15点(15.0.0)     白井選手       (2022年J2徳島へ完全移籍)  
6位: 12点(12.0.0)     喜山選手       (2022年契約更新)  
7位: 12点(6.6.0)    井上選手        (2022年J1京都へ完全移籍期限付き移籍満了)  
8位: 12点(3.6.3)    川本選手      (2022年育成型期限付き移籍期間延長)   
9位:   9点(9.0.0)    濱田選手      (2022年契約更新
9位:   9点(9.0.0)    山本選手        (2022年J3長野へ完全移籍
9位:   9点(6.0.3)    木村選手        (2022年契約更新

 今回も上の順位の選手から行っちゃいましたね。上門選手、石毛選手、井上選手は個人昇格。白井選手も前年J1チームか。個人的にはデューク選手も夏の時期までだったりしてと気にしています。今回はJ1からJ3まで見事に移籍の動きが激しく、もはや岡山だけでなく、どこのクラブでも激しく入れ替わりが激しい時代になってきました。

※J2岡山の公式HPの該当ページを上の「契約更新」等の部分にリンクで貼って行きましたが、ニュースを遡っていき、アドレスをコピーして貼った一つ前へ戻ろうとしても、ニュースの最初のページに戻ってしまうので、かなり不便でした(何度もですが、最多で7回「+READ MORE」を押しました)。今年に限った事ではなく、数年前のリニューアル時から、全く改善していません。よそも観に行きますが、そんな公式HPはたぶん他には無いなぁ。このクオリティの悪さ、いい加減何とかならないものでしょうか。
    
  
【EL(エルゴラッソ)(速報!サッカーEG)】  
 どの試合も「採点&寸評」で、1名ピックアップされます。続きはプレミアムサービスで見れるという事で、有料なのかな。他の選手の採点もあるようです。当ブログではこの1名が一番上位の選手として取り扱っております。
【山陽新聞月間MVP】
 2・3月から11月まで9ケ月分選出されています。月間なので重みを持たすために6点を付与しています。まんべんなく選出された印象はあります。
【J OKAYAMA MOM】
 ホーム戦に限った評価です。MOM1位:3点、2位:1点で計算。実は今回裏の1位としてダントツ29点の該当者なしがあります。 昨季は16点だったので、該当者なしが倍近く増えたシーズンでもありました。

 という結果でした。今回は当ブログMOM、エルゴラッソの「採点&寸評」に加えて、更に山陽新聞の月間MVPを組み込んでいるので、更に客観性が増していると自負しています。参考に過去の年間MOMを列記します。ちなみに、このMOMは2009年から12シーズンやっていますが、年間MOMは2011シーズンから10シーズン実施しています。記念すべき第1回のMOMは2009年3月の試合でした。他にどなたかMOM企画やりませんかねぇ。

2020シーズン: 年間MOM: 白井選手 / 次点: ヨンジェ選手
2019シーズン: 年間MOM: 仲間選手 / 次点: ヨンジェ選手
2018シーズン: 年間MOM: 仲間選手 / 次点: 後藤選手
2017シーズン: 年間MOM: 赤嶺選手 / 次点: 豊川選手
2016シーズン: 年間MOM: 中林選手 / 次点: 押谷選手
2015シーズン: 年間MOM: 中林選手 / 次点: 押谷選手
2014シーズン: 年間MOM: 上田選手 / 次点: 石原選手
2013シーズン: 年間MOM: 押谷選手 / 次点: 荒田選手、ミンキュン選手
2012シーズン: 年間MOM: 中林選手 / 次点: 川又選手
2011シーズン: 年間MOM(5人): 植田選手、妹尾選手、ストヤノフ選手、チアゴ選手、岸田選手

 さて、ファジアーノにとって、2022年はどんなシーズンになるのでしょうか。木山新監督に期待。気になるのは外国人選手達。2月中は外国人は入国できないという報道が流れています。昨季J1では、その影響で戦力ダウンになって低迷したチームがいくつもあります。J2岡山の外国人入団選手が開幕に揃えば安泰ですが、もし間に合わなかったらまずいかも。やはり、蓋を開けてみなければわかりません。余り期待し過ぎもよくないかもしれません。まずはプレーオフ進出からか。当ブログ的にはJ2優勝でなければ何も意味が無いと思っています。
 去年も言った言葉ですが、大事な事は「盲目的にならない事」。我が家しか見なければ「良い」としか思えなくても、よその家を見て初めて「違い」を知り、足らない事も見えてくる事もあるのではないかと思います。確かに「支える」事は大切な事ですが、一歩下がって広くフェアな視点で物事を見定める事も有用と考え、当ブログは今後もそういうスタンスでやっていきたいと思います。昨季の振り返りでした。 
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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