CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【映画】TRICK トリック劇場版 ラストステージ

2014-02-01 20:36:10 | ドラマ映画テレビ感想
1000円だったので見てきました
考えてみると、1000円デーって、
3作くらい見ようと思えば見える日なんだな
3月は考えておこう
などと思いつつ、年末年始にかけて
番宣をかねたトリック祭を見ていたところ
案の定というか、やっぱり見たいかななんて
ほだされた感じで見てきたのであります

トリックだった

感想としては、それだけで十分でなかろうか
あの、10年以上も前のあのテンションというか、
雰囲気というか、良いも悪いもトリックのそれでありました
そして、最終回だからでありましょうという
様々な小ネタに満足しつつ
ただ、オチの部分については、知らない人は置いてけぼりという
なんというか、ちょっとだけ残念な按配でありました
あれは、年をとらない仲間由紀恵が悪いんだろうか
昔の画像とあわさってんのにまったく違和感がないというか、
終始、山田演技が完璧でありました
山田のままだった、あれは山田だ、凄いな
上田もずっと上田だったし、
二人の古い映像が出てきても、さっぱり古いとか思えなかった
だからこその企画だったんでありましょうね

さて、そんなわけで、あいかわらずの
さほど、そのトリック自体はどうでもいい、
というか話しの筋すらもどうでもいい
役者が、わざとデキの悪い喜劇を演じるという
あの独特の笑いが楽しい作品でありました
あの頃はあんなに先鋭的というか、先進的に見えたのに
今やられると、なんというか、食あたり気味になるのが
なんというか時代を感じさせるのでありました

とはいえ、さっぱり面白くないなんてことはもちろんなくて、
なぜかといっていいのか、NHK「七つの会議」メンバーが、
すらっと出てきて、それぞれがいいポテンシャルを発揮というか
まあ、吉田鋼太郎が怪演すぎて素晴らしかった
本当にあの演劇的な演技というのは面白い
しかも、それをわざとらしくやってほしいという要望に
演技で抜群に答えていたというのが
まぁ、本当、どうなってんだろうなと呆気にとられるのでありました
凄いよかった、上手い俳優さんが大根とはまた違う
上手いんだけども下手な演技をするという
高度すぎてわけわかんないところが
凄い笑えて仕方なかったのであります

ただ、以前のように、伏線につぐ伏線を回収というか
ちゃんとした種明かしに導かれていく感じがあんまりなくて
あのミサンガはどうしてなのかとか、
むしろ、下ネタ関係があんまりなくて残念だったりとか
ちょっと、時代によって許されなかったのかと
かんぐってしまうような内容でもありましたが
おおむね満足なのであります

ともあれ、やっぱり大殊勲というか
一番凄いのは、あれをちゃんとやりきった仲間由紀恵でなかろうかと
頭が下るというか、最後まで貞子が見られてよかったと
思うのでありましたとか