CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

軍師官兵衛  信長の賭け

2014-02-09 20:03:57 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
ようやく官兵衛が表舞台に近づいてきた
そんな感じがいたしますところ
しかし、信長を描かないといけないのはわかるんだが
あまりにも中途半端な描き方すぎて
大丈夫なのかと不安を覚えてしまった次第
あれだと、信玄がどこいったかわからないじゃないか
なんというか、変に雑だな

ま、そんなことを思いつつも
収穫であったというか、いいなと思ったのは
荒木村重でありまして、これはずいぶんとよかった
前回の出会い方に、ものすごい不安を覚えていたものの
今回ので、あれよあれよと出世したところは
違和感というか、説明不足を思いましたが、
饅頭食わすくだりからのやりとり、
そして、官兵衛へのもてなしのあたりは
なかなかどうして、いい塩梅で今後のブラックさと
対比というか、官兵衛が説得にいく動機になってて
すばらしいと喜んだのでありました

ただ、あの茶碗がなんというか頂けなかった、
まずNHKともあろうものが、荒木高麗をあんな茶碗で済ますとは、
せめてちゃんと染付けにしておけよと
こんこんとしかりつけたいところであります
一瞬、あれでテケトーに褒めてる官兵衛に、
それは偽者だとか出すんじゃないかと思うほどでありました
その前に飲ませていたのも井戸茶碗だったし
なんというかな、もうちょっとあるだろうにな
NHK美術班に猛省を促したいところであります

あと、官兵衛に素養がないというくだりかなと思って、
茶碗をあんな高く、しかも、片手で持たすという部分については
目を瞑ろうかと思いましたが、
それをされて、さほどに驚かない荒木は駄目じゃないかしらと
なんというかな、細かいところが偉い目についてしまったのでありました
残念至極

そんなところがありながら、
さりげなく、太兵衛の酒自慢が盛り込まれたりして
半年くらいしたら、利いてくる複線だといいなぁと
楽しみも増やされたりして
なんだかんだ、楽しめたのであります
しかし、どうにも信長シーンがしっくりきてないので
早いところ本能寺を迎えてもらって、
秀吉時代に入ってほしいかなと
思ったり願ったりするのでありました

そういえば、餅焼いてた半兵衛のくだりは
ひとつコントみたいにしてもよかったんじゃないかなと
ちょっと思ったりしたのであります

【追記訂正】
今調べたら、荒木高麗で、利休から荒木に渡ったのは「大井戸」だったようで、
あれで合っていたようであります、猛省は私のほうであります、恥ずかしい。
ごめんなさいNHK美術班ならびに、考証の皆様。
染付けの荒木高麗は、荒木から利休に渡ったということだそうで、
大井戸茶碗なら、あれでよかったのでありました