CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

花燃ゆ  風になる友

2015-06-21 20:38:24 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
視聴完了であります
最近は、色々と考えすぎずに
ぬぼっと見て、これわというのをキャッチしようと
まぁ、そんな視聴思考であります
歴史がどうしたとか、こういうのが見たいとか
そんな期待が、目を曇らせると思い至ったのである
このドラマのよいところを見ようと
まぁそういう話だ

と、のっけから何言ってんだと
自分でも思うものの、最近自分の趣味というか
面白いとかそうでないの基準を見失っているので
なんというかな、このドラマについて、
5年も前なら邪魔で仕方ないと思っていた
夫婦がどうしたこうしたパートも
しっかりと見入ってしまったというか、
夫婦二人の演技がいいなぁと飲み込まれたのでありました
別段、話はさほどのこともないんだけども
二人の会話というか、いい、雰囲気がいいと
なんか持ってかれたのであります
これはこれで、時代劇めいてて素敵でありますと

久坂については、いつ見ても同じような演技だなと
勝手にみなしておりましたが、今回の、
稔麿の仇のため慟哭する様は
正直、ぐっとくるものを感じたのであります
あの慟哭はいい、感情の発露する演技がいいというか
そういうのが俺は好きなんだろうかな
思ったりしながら、いつだったかの
逆切れしている演技もそうだったなと思い出したり
そんななのであります

さておき、今回はほぼ主役級扱いであった
吉田稔麿が非業の死を遂げたわけでありますが
まぁ、池田屋のシーンはまったく期待してなかったので
あんなもんかなと、新選組の描き方
ひいては、古高がつかまってからの描写が
雑すぎると思ったりするんだけども、
そういうのをうっちゃって、
稔麿の殺陣がよかった、全然期待してなかったせいか
思った以上に綺麗に動いているし、
槍をさばいている様に慄いたのであります
これはいい俳優さんが出てきた(いまさらか)

せっかく裁き方がうまいのに、なんというかな
あっという間に殺陣シーンが終わってしまったのが
残念で仕方なかったのですけども
ちょっと興奮をもよおすほど
見事な立ち回りだったと、個人的に感激したので
これが今日のMVPと記しておくのでありましたとさ
いい役者さんだったのに、もう退場というのが
切ないのでありますね