当然のようにして、見たのであります
ようやっと、連勝記録も止まって
ちょっと熱が冷めてきたんじゃないかと思われる
将棋界隈でありますが、
先日、本当に最後の対局が終わってしまった
加藤一二三九段について、NHKが半年密着取材したという
ステキな番組でありました
Eテレということもあって、実験的というか
見せ方が斬新すぎるなというところが
若干鼻についたんだけども、それはそれ、
内容の3分の1くらいは、以前にやってたノーナレの使いまわしでありましたが
十分に面白いドキュメンタリを見られたと
大変満足なのでありました
どうにも、最近将棋知らない人の間にも
人気というか、存在が浸透しているのだそうで
加藤先生も大変だなと思わされたのでありましたが、
先生の面白おかしい部分と、
将棋に対して、本当にどれほど真摯であったか、
そして、どのような棋士人生を歩んでいたかを
説教臭さや、説明、年表みたいなのではなく、
口伝かのように映像にしていたというのが
凄いまじめで、いい番組だなと感動したところでありました
エピソードの紹介には事欠かないというか、
面白いところはきりがない感じではあるけども、
天才として遺憾なく力を発揮していた頃、
その状況を渡辺竜王に語らせたりしたあたりが
凄いかっこいいというか、説得力を感じて
前のめりで見入ったのであります
当時、加藤先生は強すぎた、ただそれなんだというあたりが
内藤先生や、先崎先生なんかも交えて語らせていたのが
かっこよすぎちゃって素晴らしい
そうかと思うと、そこからが長いスランプといってもよい
名人戦から遠ざかる日々について、ここが
決して重たくならないけども、そして
ひとつのスランプだとか、ありていの言葉や単語で表さずに
加藤先生の内面描写だとか、当時の思うところを語らせることで
悩んでいたという事実が浮かび上がるようで
感動的でありました、さらにいうと、
そこからの、名人奪取で自宅にすぐ電話したという話
あれも一二三伝説のひとつでありますが、
ぐっとくる、いいエピソードだなと思わされたりしたのでありました
あとは、そこかしこで言われている
敬虔なクリスチャンであるという姿について、
また、初めて見たんだけども、家族の姿が印象的というか
なんとも微笑ましくもあり、家族が女ばっかだなというのに
衝撃を受けたりしながら、とても楽しく見守ることができたのでありました
升田、大山、米長、中原、谷川といった
私のような駆け出し将棋にわかには、垂涎の人たちとの戦いというか
その人たちからの加藤評が興味深いというか
かっこいいと思わされたり、うなぎ美味しそうだなとか、
ありていなことも思ったりしながら
本当に、とても充実した、加藤一二三先生を解説した番組でありました
将棋ファンとしても、ドキュメンタリ視聴者としても
とてもとても楽しめた、そう思うのであります
ようやっと、連勝記録も止まって
ちょっと熱が冷めてきたんじゃないかと思われる
将棋界隈でありますが、
先日、本当に最後の対局が終わってしまった
加藤一二三九段について、NHKが半年密着取材したという
ステキな番組でありました
Eテレということもあって、実験的というか
見せ方が斬新すぎるなというところが
若干鼻についたんだけども、それはそれ、
内容の3分の1くらいは、以前にやってたノーナレの使いまわしでありましたが
十分に面白いドキュメンタリを見られたと
大変満足なのでありました
どうにも、最近将棋知らない人の間にも
人気というか、存在が浸透しているのだそうで
加藤先生も大変だなと思わされたのでありましたが、
先生の面白おかしい部分と、
将棋に対して、本当にどれほど真摯であったか、
そして、どのような棋士人生を歩んでいたかを
説教臭さや、説明、年表みたいなのではなく、
口伝かのように映像にしていたというのが
凄いまじめで、いい番組だなと感動したところでありました
エピソードの紹介には事欠かないというか、
面白いところはきりがない感じではあるけども、
天才として遺憾なく力を発揮していた頃、
その状況を渡辺竜王に語らせたりしたあたりが
凄いかっこいいというか、説得力を感じて
前のめりで見入ったのであります
当時、加藤先生は強すぎた、ただそれなんだというあたりが
内藤先生や、先崎先生なんかも交えて語らせていたのが
かっこよすぎちゃって素晴らしい
そうかと思うと、そこからが長いスランプといってもよい
名人戦から遠ざかる日々について、ここが
決して重たくならないけども、そして
ひとつのスランプだとか、ありていの言葉や単語で表さずに
加藤先生の内面描写だとか、当時の思うところを語らせることで
悩んでいたという事実が浮かび上がるようで
感動的でありました、さらにいうと、
そこからの、名人奪取で自宅にすぐ電話したという話
あれも一二三伝説のひとつでありますが、
ぐっとくる、いいエピソードだなと思わされたりしたのでありました
あとは、そこかしこで言われている
敬虔なクリスチャンであるという姿について、
また、初めて見たんだけども、家族の姿が印象的というか
なんとも微笑ましくもあり、家族が女ばっかだなというのに
衝撃を受けたりしながら、とても楽しく見守ることができたのでありました
升田、大山、米長、中原、谷川といった
私のような駆け出し将棋にわかには、垂涎の人たちとの戦いというか
その人たちからの加藤評が興味深いというか
かっこいいと思わされたり、うなぎ美味しそうだなとか、
ありていなことも思ったりしながら
本当に、とても充実した、加藤一二三先生を解説した番組でありました
将棋ファンとしても、ドキュメンタリ視聴者としても
とてもとても楽しめた、そう思うのであります