生還者 作:下村 敦史
カンチェンジュンガという、すげぇ山で起きた雪崩事故について、
その裏に、あるいは過去に、何かがあったと
そういうミステリ調のお話でありました
なかなか面白かったけども、読んでいて疲れた
雪山は怖い、それだけで十二分の価値がある
そういう内容だったように思うのであります
人間ドラマを含みつつで、
正直なところ、狂言回しであり、主人公である二人の考えが、
絶対間違ってんだろうなと思いつつ読んでしまっていたので
なんというか、素直に楽しめなかったのであります
ただ、それでも、というか、それだからこそ
本当はどうなんだろうと、真実に肉薄したい気持ちがわいて
なかなか楽しい読書でありました
蓋を開けてみればというか、結局、これは解決したといえるか
なかなか悩ましいところだと感じた次第
なんか、すっきりせんといったように思うのであります
登場人物それぞれが、何かしら反省というか
後悔を抱えて生きているので、
それが解決ではないが、ひとつの区切りをむかえる
そこで物語が終わるんだが、
そもそもの事件は、果たして解決したといえるか、
なんか、どうなんだろうかなこのもやっとした気持ちわと
そういうことを覚えてしまったのでありますけど
ともかく、山男たちの生き方と考え方、
そして、山の中だけで分かり合えるというか
ある種のルールに則って生きている姿が
かっこいいと思えるか、これだから山男わと
思ってしまうかの、なかなか考えさせられるところだわと
自分がそうじゃないだけに思ったのであります
誰を信頼するのか、信頼とはどういうものか
それを考えさせられる内容だったと思うのでありますが、
山特有の世界観というのもあるなと
一歩引いてしまうと、独善的と思える内容だったりもしながら
興味深い小説だったと感じたのでありました
カンチェンジュンガという、すげぇ山で起きた雪崩事故について、
その裏に、あるいは過去に、何かがあったと
そういうミステリ調のお話でありました
なかなか面白かったけども、読んでいて疲れた
雪山は怖い、それだけで十二分の価値がある
そういう内容だったように思うのであります
人間ドラマを含みつつで、
正直なところ、狂言回しであり、主人公である二人の考えが、
絶対間違ってんだろうなと思いつつ読んでしまっていたので
なんというか、素直に楽しめなかったのであります
ただ、それでも、というか、それだからこそ
本当はどうなんだろうと、真実に肉薄したい気持ちがわいて
なかなか楽しい読書でありました
蓋を開けてみればというか、結局、これは解決したといえるか
なかなか悩ましいところだと感じた次第
なんか、すっきりせんといったように思うのであります
登場人物それぞれが、何かしら反省というか
後悔を抱えて生きているので、
それが解決ではないが、ひとつの区切りをむかえる
そこで物語が終わるんだが、
そもそもの事件は、果たして解決したといえるか、
なんか、どうなんだろうかなこのもやっとした気持ちわと
そういうことを覚えてしまったのでありますけど
ともかく、山男たちの生き方と考え方、
そして、山の中だけで分かり合えるというか
ある種のルールに則って生きている姿が
かっこいいと思えるか、これだから山男わと
思ってしまうかの、なかなか考えさせられるところだわと
自分がそうじゃないだけに思ったのであります
誰を信頼するのか、信頼とはどういうものか
それを考えさせられる内容だったと思うのでありますが、
山特有の世界観というのもあるなと
一歩引いてしまうと、独善的と思える内容だったりもしながら
興味深い小説だったと感じたのでありました