極悪専用 作:大沢在昌
荒唐無稽といっていいのか、コメディといっても差し支えないような
危険極まりないマンションのお話でありました
なかなか楽しく読み終えたというか、こういうの嫌いじゃないなと
むしろ、大変好ましく読んだのであります
設定上仕方ないのだけども、主人公の成長という部分が
若干弱かったのが残念だったと思うんだが、
それはそれとして、面白い設定で、ひどい話だと
笑いながら読んでしまった
ブラックジョークというでもないが、なんといえばいいか、
漫画だなこれわ
短編というか、目的がないともいえるような
設定だけで完結してそうなコメディを堪能できるわけで、
個人的には、行き過ぎたファンに追われるアイドルの子の話が面白かった
実際ありそうなストーカー事例だけど、
解決というか、なかなかひどいオチながら、
とても笑ってしまった
そんなひどいとは思わないよな
好奇心が猫を殺す的なやつの行き過ぎた世界というのは
なんだろうか、面白いんだが、ふと、世の中案外そういうものにあふれているのかもと
ちょっとだけ怖くなったりもするのである
最終的には、壮大な痴話げんかになってしまうというのは
御愛嬌というか、著者の本領発揮と読みながら感じたのでありますけども
割とあっさりしているというか、惜しみなく終わるという感じが
後腐れなくて、読後感というか、スピード感がよかったと
思うのでありました
とはいえ、続編があってもよさそうな感じでと
ふわっとしているオチもあわせて、嫌いではない
楽しいバイオレンスアクションを楽しめた
そんな小説だったと思うのである
荒唐無稽といっていいのか、コメディといっても差し支えないような
危険極まりないマンションのお話でありました
なかなか楽しく読み終えたというか、こういうの嫌いじゃないなと
むしろ、大変好ましく読んだのであります
設定上仕方ないのだけども、主人公の成長という部分が
若干弱かったのが残念だったと思うんだが、
それはそれとして、面白い設定で、ひどい話だと
笑いながら読んでしまった
ブラックジョークというでもないが、なんといえばいいか、
漫画だなこれわ
短編というか、目的がないともいえるような
設定だけで完結してそうなコメディを堪能できるわけで、
個人的には、行き過ぎたファンに追われるアイドルの子の話が面白かった
実際ありそうなストーカー事例だけど、
解決というか、なかなかひどいオチながら、
とても笑ってしまった
そんなひどいとは思わないよな
好奇心が猫を殺す的なやつの行き過ぎた世界というのは
なんだろうか、面白いんだが、ふと、世の中案外そういうものにあふれているのかもと
ちょっとだけ怖くなったりもするのである
最終的には、壮大な痴話げんかになってしまうというのは
御愛嬌というか、著者の本領発揮と読みながら感じたのでありますけども
割とあっさりしているというか、惜しみなく終わるという感じが
後腐れなくて、読後感というか、スピード感がよかったと
思うのでありました
とはいえ、続編があってもよさそうな感じでと
ふわっとしているオチもあわせて、嫌いではない
楽しいバイオレンスアクションを楽しめた
そんな小説だったと思うのである