CLASS3103 三十三組

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鎌倉殿の13人  義盛、お前に罪はない

2022-10-30 21:06:13 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
視聴完了しました
和田合戦を描いたわけだが、コミカルな部分もあるしと、
まとまったよい一回だったなと、
最近、誰が死のうと心動かない感じになってきて視聴してしまっていると
衝撃を受けながら見たんだが、ともかく、よい回だったのであります

メインの和田あれこれもよかったところではあるんだけども、
今作では巴の使い方が尋常なく好待遇で、
このドラマにおいて、巴御前と北条政子の二人だけが
何か異なる寵愛を受けているような感じで、
なんとも、やるせない気持ちにさせられるのでありました
巴がずっとかわいい感じで描かれるというか、
ここまで引っ張って出てくるとは、まったく想像してなかった
最初から予定通りだったのか、役者さんがよかったからそのままきたのか
そのあたりはさっぱりわからんけども、
出陣を断られたときの、泣き笑いみたいな表情が実によかったなと
あれだけで見た甲斐があったとか思わされたのであります

あと、謎の好待遇というか、突然ドラマが違う時空に飛び立ったようになってた
大江殿の単独行が面白すぎたんだが、なんで急に殺陣が必殺仕事人風になったのか、
さっぱり理解できないとういか、そもそも、
あのシーン必要だったか?と思うような感じだったわけで、
あの感じは、北条からすると兄が死んだシーンと重なるそれだったと思うんだが、
そういう前振りというか、なんか、かなと思ったのに、
よく考えたら、その瞬間にいた北条の人が小四郎しかいなくて、
その小四郎がそれどころではないとか、なんとも
なんのためのシーンだったかさっぱりわからんのだが、
大江がかっこよかったから、すべてよしみたいな感じで満足でありました
時代劇殺陣というか、いい感じでコテコテ感があって
ある種コントっぽかったけど、かっこよかったなぁと眼福眼福

起請文吐くくだりとかは、NHKに投書がいきそうだなと
時間帯から考えてしまったんだが、まぁ面白かったし
さばさばと和田殺しをくみ上げていく、小四郎と指示に従う平六がよろしくなくて
実に素晴らしかったと思うのでありました
殺陣といえば、平六もさらっと居眠りっぽい動きになってたのが、
セルフオマージュ的なものだったのかわからんが、
かっこいいのに、あんまりかっこよく撮ってもらえないのがかわいそうだなと
思ったりしたのである
こう考えると、殺陣ってのは、カメラワークと演出も重要なんだなと思い知るのであった

と、まぁ、何見てた感想なのかわからん感じだけど
さほど、情動を揺さぶられることもなく、楽しく見終えたと
そんな感じなのである