CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

鎌倉殿の13人  罠と罠

2022-10-23 20:55:20 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」視聴完了しました
和田合戦前半戦という感じで、
なんか誰の思惑でこれが動いたのか、
さっぱりわからんというか、政治って案外そういうものなんだなと
何かが起きるときのきっかけは、なんでもよいというか、
なんかあれば、何かしら起きるという
政治の面白さみたいなのを見たようにも思うのである

とはいえ、朝廷の思惑と、泉という謎の人物はさておき、
それを発端にして、鎌倉内部で粛清が始まるというのは
ある意味面白いというか、これって、チンギスハーンが生まれた時と
まったく同じことじゃないかとも思ったりしてしまう
蟲毒が行き過ぎて朝廷すらも食われてしまう
まんまじゃないかと思ったりするんだが、その元が攻めてくるというのもまた
面白い話だと感じるのである

三浦の郎党が唐突にいっぱい出てきたのに笑ったんだが、
あんなに子供いっぱいいたんだと、その生みの母の方はどこいったんだと
ちょっと考えてしまうんだが、それはもう些末な話なんだろう
巴の子がいるわけではなさそうなので、
来週どういう感じになるか楽しみだが、
巴がこんなにクローズアップされるキャラになるとは思わなかったのが衝撃的なところで、
義村に詰め寄るところとか、いかにもよかったし
来週の久しぶりの武者ぶりもよさそうで
楽しみが増えるのである
まぁ、死ぬんだろうけどな、いや、死ぬのかな、どうなんだ

御家人という存在が、この物語において
実はあんまりちゃんと出てきてないということに
今更気づかされたわけだけども、
有力御家人が減っていくほど、登場人物の密度が減って
そんなにすごい集団なのか、むしろわからなくなってしまうもんだなと思いつつ
すっかり小四郎派閥になってる鎌倉中枢を見ていると
なんとなく、嫌なものを見たような気分になってしまうのであった

とはいえ、転がりだした話は止まるはずもなく
そして、三浦の思惑通りだったのか、
誰にとっての、罠の罠だったのか、さっぱりわからんまんま
ひょっとすると、誰も思い描いていなかったのに
最終的には小四郎が得した形になったと
そういうことなのかわからんけども
来週を楽しみに待つのである

結構戦風景撮ってる、よい大河だなと今更ながらに思ったのである