CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

どうする家康  真・三方ヶ原合戦

2023-05-14 20:53:13 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「どうする家康」
視聴完了しました
今更ながら、このドラマの方針はオチを先に見せてから、
掘り下げで巻き戻るを大小あわせてやっていくから、
途中から入っても、案外みられるとか
そういう作りなんだろうかと思ったりするところ
最近はこういうのが流行りなんだろうか、まとめ動画っぽくはあるなと思うのである

さておいて、いい話だったのは間違いなく
まぁ、どうやっても家康死ぬわけないしなぁと、でもでも、物語としては
死んだかどうか怪しいとしないといけないところなので、
こういう展開なのは、納得でもあるんだが
想像以上に、夏目のクローズアップがすごくて驚いてしまった
そんな鬼滅の鬼の最後みたいなシーンまで挟んで、ものすごく好待遇じゃないか
そのせいかわからんが、すっかりシリアスで通ってしまったので、
しかみ面とか、銭取とかの話がなくて、ちょっと残念ではあったんだが
押しつけがましいとも感じつつも、いい話だったと思うのである

しかし、見事な負けっぷりだったんだなというのが
よくよくわかって、大変楽しかったわけであるけども、
武田の急転、その直前の織田の対応というのは、
非常に興味深いところであったし、家康の生死不明を聞く信長、秀吉というのは
ドラマとして、こういうシーン見たかったかもなぁと思わされて
いい感じだと、史実とかうっちゃって楽しいと思ってみたのであります

将軍付きとしての明智という立場なんだと、
今回明らかになったのはなかなか興味深いところで、
どのタイミングで明智が見限るような感じになるか、
そこの酷薄さによって、このドラマの明智が完成するんだなと
ちょっと楽しみが増えたと思うのである
徹底的に悪役でいかず、ちょっと、明智なりの理を出してきそうだなと思うんだが、
いっそ清々しいまでに嫌な奴でもいいなぁと
楽しみなのであった

本多の叔父貴も見事な死に花火をあげたし
まぁ、おおむね満足という感じで見終えたのであった