機嫌のデザイン まわりに左右されないシンプルな考え方 著:秋田道夫
70歳くらいになるそうだが、デザイナーである著者が、
ぽつぽつツイート(X’s!)してたらバズってたという体験から、
対談風の本ができあがったというもので、
まぁ、ぱらっと読んで、あっという間に終わっちゃう感じの
確かにシンプルで、真意をつかんでいる言葉を紡ぐ人なんだろうなと思うのだが
これは、受け取り手にずいぶんレベルを要求するでもないけど、
色々と難題のある言葉を出すなという印象を受けたのでありました
とはいえ、端的にかっこいい言葉というのを記したことが何度かあったそうで、
「機能を増やすには技術がいるが、機能を減らすには哲学がいる」というのが
かなり大きな反響を生んだそうで、なるほどというか、
かっこいいなと思う言葉であって、そして、これは危険な言葉というか、
わかってる側のレベルがそのまま言葉の強さに反映されるというべきか、
いや、凄いなという感じであるわけだが、なんというか、
そういうのだけで走ってしまうのではなく、
シンプルさが機能というものの最善だというデザインポリシーを
違う言葉で語っただけっぽく、あんまりこのつぶやき自体には意味というか、
思いがなさそうなところがよいなと感じたのでありました
とはいえ、つぶやきは反響を見たり、自分が言った言葉がどういう影響を与えたか
しっかり調べて、よいことよくないことを反省しているというのは
大変立派なことだなというか、もはや、デザイナーというか、
その部分だけはマーケターだなと思ってしまったんだけども
まぁ、そういう趣味が実益と、絶妙にマッチングした人なんだろうと
思うのでありました
言葉がどうしたというところは、まぁ物珍しく読むところではあったものの
デザインの仕事として、交通系ICカードリーダーがなぜ斜めになってるのか、
券売機のコイン投入口が大きいにはなぜなのか、
そういったところを実はこの人がデザインしていたというのが衝撃的で
そういう仕事をしている人だからこそなんだなと、
改めて、言葉の派手さは関係なく、その仕事で語っている部分が大だなと思ったのでありました
使いやすいということ、誰かの便利をどうさりげなくというか、
違和感なく機能とできるかは、極めて汎用的な思想だなと
よい話を聞いたみたいな気分になって、さらっと読んだ割りには
ずいぶん楽しんだように思うのである
70歳くらいになるそうだが、デザイナーである著者が、
ぽつぽつツイート(X’s!)してたらバズってたという体験から、
対談風の本ができあがったというもので、
まぁ、ぱらっと読んで、あっという間に終わっちゃう感じの
確かにシンプルで、真意をつかんでいる言葉を紡ぐ人なんだろうなと思うのだが
これは、受け取り手にずいぶんレベルを要求するでもないけど、
色々と難題のある言葉を出すなという印象を受けたのでありました
とはいえ、端的にかっこいい言葉というのを記したことが何度かあったそうで、
「機能を増やすには技術がいるが、機能を減らすには哲学がいる」というのが
かなり大きな反響を生んだそうで、なるほどというか、
かっこいいなと思う言葉であって、そして、これは危険な言葉というか、
わかってる側のレベルがそのまま言葉の強さに反映されるというべきか、
いや、凄いなという感じであるわけだが、なんというか、
そういうのだけで走ってしまうのではなく、
シンプルさが機能というものの最善だというデザインポリシーを
違う言葉で語っただけっぽく、あんまりこのつぶやき自体には意味というか、
思いがなさそうなところがよいなと感じたのでありました
とはいえ、つぶやきは反響を見たり、自分が言った言葉がどういう影響を与えたか
しっかり調べて、よいことよくないことを反省しているというのは
大変立派なことだなというか、もはや、デザイナーというか、
その部分だけはマーケターだなと思ってしまったんだけども
まぁ、そういう趣味が実益と、絶妙にマッチングした人なんだろうと
思うのでありました
言葉がどうしたというところは、まぁ物珍しく読むところではあったものの
デザインの仕事として、交通系ICカードリーダーがなぜ斜めになってるのか、
券売機のコイン投入口が大きいにはなぜなのか、
そういったところを実はこの人がデザインしていたというのが衝撃的で
そういう仕事をしている人だからこそなんだなと、
改めて、言葉の派手さは関係なく、その仕事で語っている部分が大だなと思ったのでありました
使いやすいということ、誰かの便利をどうさりげなくというか、
違和感なく機能とできるかは、極めて汎用的な思想だなと
よい話を聞いたみたいな気分になって、さらっと読んだ割りには
ずいぶん楽しんだように思うのである