CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

3年ぶりの高雄旅行 04 十八地獄めぐり

2023-02-10 20:59:54 | 3年ぶりの高雄旅行(2022)
なかなか猛々しいモニュメントが多くてよい鍾馗様なんだろうか


さて、いよいよメインイベントである十八地獄めぐりをスタート
愚かなことに入口の写真撮ってくるの忘れてしまったので
なんとも締まらないスタートになってしまうんだが、
台北の金剛宮、彰化の南天宮につづいて、台湾随一と誉れ高い麻豆代天府の地獄に
ようやっと入ることができたのでありました
正直なところ、語ることもなく、写真べたべた貼るだけなの申し訳ないのだが
しばしお付き合いくだされ
ちなみに入場に際して40元とられる

閻魔的な人の講釈

なぜか鋸引きされる虎、手前の生首が素晴らしい


名前の通り18通りの地獄絵図が再現されていて、
薄暗い洞窟の中を進んでいくと、人形たちが喋りだして、
地獄の責め苦が始まるといった感じの古き良きお化け屋敷みたいな感じ
しかし18もあると、なかなか趣向もすごいし、途中から案内看板を発見して
漢字ばっかりながら、なんとなく読めるなぁと楽しんでいたんだが、
人形たちの声が迫真なのか、時折音割れするほど叫んだりしてて怖い怖い

熱した柱に貼り付けされる刑

眼玉くりぬきの刑

油で揚げられる刑


この熱した柱の刑は斬新だと恐れおののいたのでありますが、
柱が光りだすまで、なんかよくわからんなと思っていたんだけども、
下からごうごうと炎が出て、柱が熱せられていく感じが表現されていて
これはひどい、熱い、怖いと衝撃を受けたのであります

石臼でひき肉にされた後饅頭にされる刑

八つ裂きにされる刑、わかりやすく残酷である

瞼を削がれる刑の鬼、かみそり持ってて瞼を削いでいく様がえぐい


趣向を凝らした責め苦の数々だけども、
瞼を削がれる刑が地味だけど凄い嫌な刑だなと感心したのであった
眼を閉じられなくするというのが地獄の責め苦として描かれているというのが
リアルの拷問とリンクしているようで恐ろしいことこの上ない

これが説明看板、切腹刑

切腹というか切断じゃん



最終的にもろもろの地獄を経めぐった後に連れ去られて天国に送られていくという、結構いい話


もうちょっと天国にいかにも連れていかれるモニュメントがあったんだが、
その写真撮り損ねていたようで、暗がりでうまいこと撮れなかったのが至極残念なんだが、
とりあえず悪いことをして、ものすごく懲らしめられた後救われるというのはいいことだと
感心したのでありました

こんな地獄を堪能したあと、つづいて天国へといざなわれていくのであります
なお、天国でも40元とられる、しっかりしているのである

つづく
05 天国めぐり

前の
03 麻豆代天府

【読書】ストーリーが世界を滅ぼす 物語があなたの脳を操作する

2023-02-08 20:55:03 | 読書感想文とか読み物レビウー
ストーリーが世界を滅ぼす 物語があなたの脳を操作する  著:ジョナサン・ゴットシャル

思ったのとだいぶ違ったけど、
なるほどと思う内容でありました
てっきり、NETFLIXあたりの戦略とか、そのほかもろもろの企業に関するあれこれと思ってたら
もっと大きな、そもそも人間が「物語」を求めている、いわんや、物語が人間の社会を作っていると
そういうお話でありました
このあたりは、サピエンス全史だったか、ホモデウスだったかで書かれていた
共感想像というものが人類を地球でもっとも繁栄する種族にしたという
それを裏付ける内容だったと思うのでありました

古代から、何かしら想像や空想を描いたり、
また、その伝承によって、大切なことを伝えるということを続けているので
なんでもないものを見ても、なんとなく、物語を勝手に想像してしまう
そういう、ストーリーが存在する、それをナラティブと呼ぶんだそうだが
ともかく、人間生きていると、何かしらに意味というか
物語を感じてしまうというお話で、
言われてみればなるほどでもあったし、
有名らしいが、初めて知ったハイダー=ジンメル実験だったかという、
〇△□が、うろちょろしているだけの動画を見せられて
千差万別、パニック映画だと思う人もいれば、ラブストーリーだと思う人もいるとか、
はてまた、アクションストーリーだと思ったりもしたというのが
言われてみたら、そういうのめっちゃありそうと興奮して読んだのでありました

この話のキモとしては、そういう物語を想像するにあたり、
解りやすい悪役と善玉を用意しがちで、
それぞれの役割を純粋にこなして、最終的には悪役が負けるというお話になるというのが
一番よいというか、そういう想像になりがちなんだそうで、
これらの要件を満たしたものが、いわゆるベタな映画であり、
かつ、大ヒットの重大要因であろうというのは、
これまた、なるほどなぁと納得の多い内容でありました

脳が勝手にあれこれを想像して、物語にしてしまい
そこに感情移入して、自分の行動や性格、感情なんかが動いてしまう
このあたりを利用して、嘘ストーリーで世界が分断されたり、
いや、分断するためにストーリーが用いられることもあれば、
別にそんなつもりがなくても、そうとらえられてしまったりする
そんなことの繰り返しによって、
今世界にある、様々な問題や対立というのが、なくならないのだというのが
ものすごく面白い内容だったと思うのである

陰謀論の楽しさというのは
原初ともいうべき、人間の根本に訴えかける何かによるんだと思えば、
世界はなかなか安寧を得るはずがないのでありますなと
わかったようなことを書いておくのであった

【映画】レジェンド&バタフライ

2023-02-07 21:23:27 | ドラマ映画テレビ感想
久しぶりに映画を見に行った気がする
さておいて、名古屋と岐阜で事前に大盛り上がりしていた話題作であります
大友監督作品ということで、これは見ておかなくてはならんと
ようやっと見ることができました
人気の「おだちん袋」は、配られてなかったので手に入らなかったがいいのだ

3時間近い長い映画なんだが、まぁ、なんとなし見られるもんだなと
それなりに楽しんで見終えたのでありました
正直なところ、微妙な出来栄えというか、自分の趣味にははまらん感じの物語だなと
斜に構えたでもないけど、ちょっと冷めてみてしまったのが
よくないようにも思うが、様々な媒体に登場してきた信長だけど、今回のアプローチは
あんまり知らないというか、色々苦心して生み出されたそれなんだろうなと感じたのでありました
歴史ものではなくて、あくまで、信長と濃姫の物語という感じに仕上がってて
このあたりは主演の使い方とか、もろもろを勘案した結果なんだろうと思わされるところ
そういう意味では、すごくいい線をついてて、よくできてると思うんだが
物凄い面白い時代大作という感じではないのが
ちょっと残念でありました

序盤から、信長よりも、濃姫の方が主役と描かれているかのようなシーンも多くて、
これがW主演で、かつ、そういう扱いでも存在感が消えないキムタクを使った最大効果だなと思わされた
信長が桶狭間で、一か八かの賭けに出る大演説シーンを
あえて描かないというか、描かないのにそれがどういうものだったかわかる
この作りは見事だなと感心してしまったのでありました
ネタバレしないように書くの難しいな

また、信長映画なのに殺陣が凝っててよかった、しかも濃姫の動きが完全に暗殺者のそれで
流れるように人を殺しまくるのは、話としてどうなんだとも思うんだが、
異世界ファンタジー的な面白味というか、まぁ、そういうこともあるかと思わされる
凄い絵面の説得力を感じたのでありました、
マムシの娘だからって、その身のこなしは違うだろうというツッコミを寄せ付けないすごみがあったわ
まだ、信長の方がまっとうに動いていると思ったんだが、ともあれよかったわ

今作では、信長の覇道は濃姫と二人で作り上げたといっても過言ではないシナリオになってて、
そう強く思わされる前半から、やがて遠くとなり離れてきた二人というのの描き方がよろしく、
その作り上げたものに苦しめられる二人みたいな感じで、
やはり歴史ものというか、二人の男女の物語だなと、信長濃姫であるからこそできる(見られる)物語じゃないかしらと
感心したのでありました
ラストシーンなんかは、ものすごくベタな感じで、ああ、そういうのを今時見られるかと
正直、二週くらい回って新鮮に感じたりしたんだけども
これもまた、二人の花のある主演だから許される〆方だなと思ったりしたのでありました

苦言でもないが、個人的に方言指導が気になったというか、
無理して尾張弁とか美濃の言葉とか喋らせる必要なかったんじゃないかと感じたのである
序盤の小勢力だったからという理由付けとして、どうしても国言葉をしゃべらせるという演出なんだろうけど
正直この発音がみんな違和感アリアリで、序盤で没入できなかったのが個人的に痛かったように思う
知らない人なら、気にならないんだろうけど、
こういうのはうそ関西弁で阿鼻叫喚というのと似た感じなんだろうが
東海地方舞台の場合、結構軽んじて使われているような、変な被害妄想があるところ

あと、徳川家康がちょろっとしか出てこないし、誰だろうと思ってたら
クレジット見て慄いてしまった
あれ、凄い特撮というか特殊メイクしてたんだよなと、そこだけもう一度見直したいとか感じたのである
見事だった
ところで、表記は、レジェンドアンドバタフライなのか、レジェンド&バタフライなのか
揺らぎがあるのはかなわんなとごちる

【読書】方舟

2023-02-06 20:55:13 | 読書感想文とか読み物レビウー
方舟  作:夕木春央

話題作ということで読んだけども、かなり面白かった
ずっと違和感あるなというミステリだと思ったら、
ああ、そういうオチだったのかと、快哉でもないが、
物語は悲惨極まりないのに、面白さにやられたと楽しんでしまった
ミステリと思いながら読むと、見事に裏切られてしまったなと
うなってしまった
こういうのも結構手あかがついている手法なんだろうけど、
そうと気づかせないようにというのが
こういうジャンルのキモなんだろうなと、数を読んでないことを痛感したのである

さておいて、オチを知ってしまうと、話の進み方への違和感みたいなのが
そういうことかと合点がいってしまうので、
これは一回こっきりの読書というか、最初に色々考えてよく読むのが正解なんだなと思わされる
あんまりミステリだから、謎に挑もうと読んだことなかったけど、
先日読んだ別の本で、シリーズ連作と知らずに主人公を犯人だと思っていた反省をふまえて、
ちょっと頑張って当ててみようと読んでいたのが
結果としてよかった、
考えて読んだ方がよい、そういう小説というか、
そういうものだと思うのである

怪しげな山奥の施設で、唐突に閉じ込められるという事件が起きて
その密室状況下で殺人事件が起きる
そんな感じで、どうしたらいいかと主人公とその相棒の探偵役があれこれ話を進めるという
ありがちな、いかにもミステリという具合に進むのがいい
この導入というか、こういう内容だからこそ、
なんとなく、解こうという気分になったというか
そう仕向けられていたんだなとか思ったりしながら読んだのだけども
状況がややこしいので、それを解説するように、
あれこれがあり、また、変化も早くてと、なかなか考えるいとまを与えてくれない
いいスピード感で読書が進むのもいい

そのスピード感のおかげで、なんかおかしいな、
どうもしっくりこない、けど、とりあえず先へといざなわれてという感じが
多分、この小説の一番よいところ、
物語というよりも、作りにあるんじゃないかと
なんか、すごく考えさせられたというか
楽しかったのでありました、よかったよかった

どうする家康  瀬名奪還作戦

2023-02-05 21:23:03 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「どうする家康」
視聴完了しました
そうか、とりあえず失敗するというのに一回使うのか
そんな感じで、家康の一生をこんな悠長にやってて大丈夫かと
いらぬ心配をしながらだったんだが、
それでも、この回によって、正信と半蔵の紹介と因縁がつけられて
伊賀越えが、今から楽しみになってくる展開でよかったと思うのである
とはいえ、あまりにも、漫画的というか、
講談的な忍者をいっぱい連れてきたなというのが
面白いといえば面白かったんだが、大河であの絵面で一戦というのは
思い切ったなと感じたのである

正信が思ったよりもさわやかな感じなのが驚きというか、
まぁ役者が男前だとこうなってしまうんだなと思いつつ
このはらわたが腐った男は、曲者よりも、切れ者という感じで
今後がんがん活躍するんだろうと
楽しみではある、三河者がみんな、むしろお前らが芋すぎるんだと
そういう存在になってくれると、なおよいと思うんだが
そういうの、案外、今川育ちの家康と相性よさそうだよなと
思ったりしたのでありました

瀬名の方も、よもやよもやという裏切りといったらいいか、
なかなか過酷な運命にまっしぐらとなっていて面白い、
誰が裏切り者というのに、フェイクが二つくらい入ってて
凝ってるなと面白く見ていたんだが、
案外、そういうのって、うかつなお母さんのちょっとした世間話からという
ものすごくありそうなそれに落ちてるのは
なかなか、残酷な展開だったと思うのである
ま、先を考えると、これは虚仮というか、そんなでもないけどなと思うのは
あんまり考えてはいけないところでありますね

とりあえず水野の家が、明るそうに見えて
物凄くブラックというか、流行でいう、サバサバしている感じなのが
今後、どれくらい面白く作用してくるか楽しみでならんのだが
服部の家で、一本別の話が進んでいるかのような今回が
なかなか面白く見られたと思うのでありました
どう見ても、服部半蔵を主役にした講談のノリだよなと思うのである

【読書】夜に星を放つ

2023-02-04 21:10:09 | 読書感想文とか読み物レビウー
夜に星を放つ  作:窪美澄

不安を抱えていたり、何かを失っていたりと、
傷んだ人たちが主人公の短編集
それぞれが、そういう心の傷ともいえるようなものを抱えている話なんだが、
内容に星座や、星にまつわるエピソードがちょっとだけ出てくる
そういう話になっていて、別に連作ではないのだけども、
共通して、落ち込んでいた人生のターニングポイントともいうような
変化を予感させる物語になっていて、なかなかよかった
でも、すごく地味なんだけども、ありそうなというか
心の機微がよくわかる物語で、なんとなし身近に感じる内容だった

正直なところ、とても普通の物語というか、
起伏が優しいにすぎるといった感じで、多分俺は、来月には内容を覚えていないんじゃないか
そう思ってしまうような印象が薄い物語なんだけども、
双子の妹が死んでしまって、その彼氏と月命日を過ごすだとか、
再婚した家族とうまくいってない少年の話、
隣に越してきたシングルマザーとなんかあるのかないのかという話
そんな感じだけども、それぞれ切ないとも違う
なんともいえない、落ち込んでいるときにある妙なイベントに遭っている
そんな瞬間で、そこを抜けると新しいことに慣れてくるんだよなと
思わされる内容だった
なんか、直木賞とったそうだが、芥川賞っぽい雰囲気というか
人間を描いているなと思ったのでありました

変化は描いているんだけども、明るい兆しとも異なる、
でも不穏や、不安ではないという
不思議なそれだったと思うのである

3年ぶりの高雄旅行 03 麻豆代天府

2023-02-03 20:55:12 | 3年ぶりの高雄旅行(2022)
隆田の駅からタクシーで200元ちょっと、15分くらいだったと思うが
無事、今回の目的地麻豆代天府に到着
大変立派な門


結構有名になってしまったようなんだが、
台湾に数ある地獄めぐりができるスポットでも、南部屈指、いや、
台湾随一とも誉れ高い十八地獄に加えて、極楽浄土まであるという
仏教系アミューズメントパーク廟であります(大間違い)

まずは觀音寶殿へ

名前の通り、当たり前だが、観音様が鎮座



とりあえず水色のドーム状の建物に入って観音さんに拝拝
これの発音が、パイパイなのか、バイバイなのか、わからんのだけども
前に台中行ったときは、パイパイ言われたから、今回タクシーでそう言ってみたんだが、
バイバイ?と言い直されてしまって、なんだろう、そもそもの声調が違うんだろうかと悩んだんだが
どうでもよい

四天王のうち2体

四天王の残り2体

布袋様も


仏教寺院だからか仏像が多くて、なかなか眼福でありました
四天王が、結構鬼顔というか、面がそうとう怖いんだけども
こっちの仏教ではこういうもんなんだろうかと、文化の違いが感じられて
なかなかよかったのでありました
この造詣では、奈良あたりには並べられんよなぁ

外壁には偉人らしき彫刻も彫られている

麻豆名物、文旦くん


とりあえずお参りそこそこに、いよいよ仏教施設内へと入っていく
建物の写真をあんまり撮らなかったからよくないんだが、
ここ自体は、信徒が宿泊できるような施設になっておりまして、
かなり大きいものでありました
この日平日だからか、あるいは、そもそもイベントがないからかわからんが
レストラン的なものは開いていなかったんだが、そういう設備も当然整っているようで
以前いった仏光山と似た感じになっている

鳳凰

なんとか橋、以前厄除けしてもらた時に渡ったやつだと思って感激


道々に、仏教伝承の絵解きじゃないが、一場面のモニュメントがいっぱいあって、
見ていると面白いというか、きりがないくらいでありました
そういうエントランス的な道をずっといくと、本来目的にそろそろ到着

ドラゴン


しっぽまで入りきらなかった、すさまじくでかい
見ているだけだと、ただの龍のでかいモニュメントなんだが、
当然のように中に入ることができて、おそらくは、十八地獄ではないかと思ったんだが、
こっちは極楽の方かもしれん
ともあれ、この内部に入るため、いよいよ地獄めぐりに移動するのである

つづく
04 十八地獄めぐり

前回
02 朝食に飯団食べて隆田まで

【読書】〈叱る依存〉がとまらない

2023-02-01 20:55:06 | NHK大河ドラマ感想
〈叱る依存〉がとまらない  著:村中直人

そういうものなんだ、結構素直に信じてしまう内容でありました
「叱る」を通して、様々なものを得ていて、それが依存を引き起こすというのは、
ああ、なるほどと思ってしまうくらいの説得力があって
なかなか衝撃的だったのであります

叱るの効能というか、効果については限定的であるという話、
もうちょっとエビデンスというか、データで見たかったなと思うんだが、
説明を聞いているとなるほどと思うことばかりで、
叱るというトリガーが、その場しのぎを誘発するというのが
立ち上がりになるわけで、それが一見するとうまいこといくように見えるし、
なんか、叱る信仰めいたものがある、厳しくするのが正しいという
妙な話になるというのも、そういやそうだなという感じで
顧みるところが多いのでありました

そして、本題というか、叱るという行為をすることに依存してしまう、
叱り続けてしまうというのが、ある種の疾患として語られているというのが
興味深いところでありまして、
叱る→人がいうことを聞く→支配する喜び
みたいなのがクセになっていく、そして、叱られる方が耐性を持ち出すと
報酬が得られないから、より強く叱るようになるというのが
世の中に蔓延する、DVやら、ネグレクトやらに通じていくというのが
ちょっと飛躍してないかというか、なんか、
それは別のことも併せての結果じゃないかと思ったりもしたんだけど
おおむね納得できる内容だったと思うのでありました

自分の周りにも、怒りっぽい人いるよなと思うんだが
あれは叱るというよりも、怒るという行為に酔っているというか、依っているんだなと
ちょっと解釈間違えている気もせんでもないが、
すごく納得できたのであります、めっちゃ納得しとるな俺

そういうクセになってしまうことだから、注意して叱るという行為の前に
ちょっと立ち返ってみなさいというお話で、
自分でも気を付けていかないとなと、誰かに腹が立つというか、
何か叱る行為に挑みそうになるときに、思い出そうと反省したのでありました
こわやこわや