アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

セイバンモロコシ(西播諸越)の花

2011-11-05 | 植物

大堀川の遊歩道わきで、セイバンモロコシ(西播諸越)が群生し、開花。夏に一度草刈機が入り、綺麗に刈られたあとに、再び芽を出し開花した。遠くから見ると、赤茶色の花穂が帯のように見える。
イネ科 モロコシ属
撮影2011年11月1日
画像クリックで原寸

 


  茎頂に円錐花序をだし、多数の小穂をつける。


  小穂は柄のあるものとないものが一対になり、無柄の小穂にはノギ(芒)がある
小さくて、くっつきすぎているので、区別できない。
ブラシのような雌しべが目立つ。周りに茶色の雄しべ

 

 


  実

 



メモ

・地中海沿岸が原産の多年草。
・アフリカ、北アメリカ、アジア南部などに帰化し、ジョンソングラスの 名で牧草として利用されている。
・セイバンモロコシは台湾などに多いモロコシの意味。
・わが国では、戦後にその帰化が確認され、急速に広まった。
・大きな株を作り高さ1~2mになる。
・葉は線形で縁はざらつかない。
・8月から10月ごろ、茎頂に円錐花序をだし、多数の小穂をつける。
・小穂は柄のあるものとないものが一対になり、無柄の小穂にはノギ(芒)がある。
・世界的に有名な畑の強害雑草。
参考文献 山渓 「日本の雑草」