アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

広池学園で見た「楷の木とドウダンツツジの紅葉」と「ツワブキの花」

2011-11-27 | 植物

広池学園には、大きな「楷の木」がある。雌雄別株で、紅葉し始めていた。雄株の「楷の木」は、ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)の黄葉とイチョウの黄葉に並んで色づき始めが目立った。
ウルシ科 カイノキ属
別名「カイジュ、トネリバハゼ、ランシンボク(爛心木)、ナンバンハゼ(南蛮櫨)、クシノキ(孔子の木)」
撮影2011年11月25日
画像クリックで原寸

 

 

 


  「楷の木」の雌株


  枝の上の方には、果実が沢山見える

 


  熟した果実は濃い紫色になっている



ドウダンツツジの紅葉も見事
ツツジ科 ドウダンツツジ属
別名「灯台躑躅・満天星」



広い学園の構内のあちこちでツワブキ(石蕗)の花が満開
キク科 ツワブキ属
別名「イシブキ・ツワ」

 

 


  ハチが吸蜜に



メモ
楷の木

・楷の木は直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っているこから楷書にちなんで名付けられたとされる。
・別名のクシノキは、山東省曲阜にある孔子の墓所「孔林」に弟子の子貢が植えたこの木が代々植え継がれていることに由来する。また各地の孔子廟にもうえられている。
・孔子と縁が深く、科挙の進士に合格したものに楷の笏を送ったことから、学問の聖木とされる。
・日本には1915年に孔林で採られた種子が伝えられ、東京都目黒区の林業試験場(現在の林試の森公園)に植えられた。
・雌雄異株で樹高は20-30m、幹の直径は1mほどになる。
・葉は偶数羽状複葉だが、奇数の葉が混じることがある。小葉は5-9対で倒卵披針形で濃い緑色をしている。
・秋には美しく紅葉する。
・花は円錐花序で、4-5月に葉に先立って花を咲かせる。雄花は淡黄色、雌花は紅色を呈する。
・秋には5-6mmの赤い球形の果実を房状につける。実は熟すると紫色になる。
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