アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ミズヒキ(水引)の花

2012-07-12 | 植物

ピラカンサスの木の陰に植えたミズヒキ(水引)が開花。直径約4mm位の花。花弁のように見えるのは萼片で、4個。半分は赤く 半分は白くなっている。花の上下で赤白の染め分けになっているので、ミズヒキと命名された。雄しべは5本、雌しべは1本で花柱が二つに分かれる。
タデ科タデ属
撮影2012年7月11日
画像クリックで原寸

 


  左側のミズヒキの茎には細かい毛がびっしり
右側のミズヒキの花の二つに割れた花柱の先が円く見える。


  縦に二つ並んだミズヒキの花
鞘状のところから開花


  開花後は、雌しべの花柱が飛び出したまま花を閉じる(萼を閉じる)。
果実はこの状態を維持する。種はかぎ状の突起で何かにくっついて移動する。


  ピラカンサスの木陰で開花しているミズヒキの全形(午前7時過ぎ)
葉の模様も美しい。


  同じく午後5時過ぎのミズヒキの全形。花は殆ど全部閉じて、
雌しべの花柱だけのぞいている。



小さなミズヒキの花が開花している状態を撮ろうとしたら、午前中が良い。午後になると、殆ど萼片を閉じている(雌しべの花柱だけは見えるが)