セイバンモロコシ(西播諸越)の花穂から雄花と雌花が見え始めた。
セイバンモロコシは台湾などに多いモロコシの意味。
黄色い色をして沢山ぶら下がったように見える雄花、小さなブラシのような雌花。
イネ科モロコシ属
2014年8月23日午前6時50分
↓ セイバンモロコシ(西播諸越)の花、先ず雌花の柱頭があらわれる。
雌しべ(1)⇒雌しべ(2)⇒雄しべ
↓ セイバンモロコシ(西播諸越)の群生、
駒木橋から上流 新駒木橋・北千葉導水注水所方面を見る
↓ 振り返って、新駒木橋から下流駒木橋方面を見た時のセイバンモロコシの群生
↓ 交差点信号機近くで群生するセイバンモロコシ
メモ
・地中海沿岸が原産の多年草。
・アフリカ、北アメリカ、アジア南部などに帰化し、ジョンソングラスの 名で牧草として利用されている。
・セイバンモロコシは台湾などに多いモロコシの意味。
・わが国では、戦後にその帰化が確認され、急速に広まった。
・大きな株を作り高さ1~2mになる。
・葉は線形で縁はざらつかない。
・8月から10月ごろ、茎頂に円錐花序をだし、多数の小穂をつける。
・小穂は柄のあるものとないものが一対になり、無柄の小穂にはノギ(芒)がある。
・若い葉は青酸を含みときに家畜が中毒を起こすことがある。
参考文献 山渓 「日本の野草」