アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ウラシマソウ(浦島草)開花

2015-04-15 | 大堀川周辺の動植物

今年も大堀川遊歩道脇に、ウラシマソウ(浦島草)が開花。
ウラシマソウは雌雄異株だが、今日の写真からでは区別がつかない。
釣り糸をはねあげたような付属体の形を、浦島太郎がつりをしている姿に見立てた。
大きな仏焔苞の中に肉穂花序があり、花弁はなく雄しべのみまたは雌しべのみ。
サトイモ科テンナンショウ属
2015年4月10日午前11時

↓ 葉と花を出し始めたウラシマソウ
葉は大事にたたまれているのが分かる。
葉と花の位置も良くわかる。


↓ 花は雌雄異株だが、これらがとちらかは 分からない。



ムラサキケマン(紫華鬘)の花

2015-04-15 | 大堀川周辺の動植物

大堀川遊歩道で2株開花。以前は多数見られたが、最近はうんと数が減った。
山渓「野の花」によると、名は紫色のケマンソウの意味で、ケマンソウは中国原産の栽培種でコマクサに似た大型の花を付ける。この花が仏殿の飾りの華鬘に似ている。花は茎の先に総状に多数つく。花びらは4枚。葉の形は2~3回羽状に裂け裂片は卵形で細かく切れ込む。葉のつき方は互生、柄は長い。
ケシ科キケマン属
2015年4月10日午前11時





↓ ムラサキケマンの花弁を分かり易く撮りたいが、難しい。



ハンカチノキ 開花の準備

2015-04-14 | 柏の葉公園

柏の葉公園のハンカチノキの花が開花し始めた。
ハンカチノキの花はハナミズキのような頭状花序で、2枚の苞葉に包まれる。(ハナミズキは4枚)この2枚のハンカチは必ず太陽と花の間にあって、日傘の役割をし、太陽光の紫外線をカットし、有用な可視光だけを透過させる優れものだということが筑波実験植物園の研究で明らかになったそうだ。参考サイト 筑波実験植物園ハンカチノキ
ハンカチノキの(2014/4/20撮影)
ミズキ科 ハンカチノキ属
別名「ハトノキ・ハンカチツリー・ゆうれいのき」
2015年4月12日午後4時10分
↓ 新葉の中に花(苞葉と多数の雄しべが見える)


↓ 新葉に包まれたハンカチノキの花、ちょこっと顔を出し始める。

↓ 新葉に包まれている花


↓ 新葉。


↓ 新葉の展開


↓ ハンカチノキの樹形



柏の葉公園のアメリカフウ(亜米利加楓)・モミジバフウ(紅葉葉楓)の花

2015-04-14 | 柏の葉公園

柏の葉公園のアメリカフウ・モミジバフウにツボミが立ち上がった。
アメリカフウ・モミジバフウは葉の展開とともに花が咲き始める。
雌雄同株で雌雄異花。
花弁もなく小さいので目立たない。
マンサク科 フウ属
2015年4月12日午後4時30分

↓ 総状についているのが雄花序、下向きについている小さな花が雌花。


↓ 雌花序だけ拡大。


↓ 雄花序は上向きに総状、雌花は左側に一つ。


↓ 雌花拡大。


↓ 昨年1014/4/4撮影の花


柏の葉公園のクヌギ(椚、橡、櫟)の花

2015-04-14 | 柏の葉公園

柏の葉公園のクヌギ(椚、橡、櫟)。黄色いひものような雄花序が目立つ。
クヌギは雌雄同株で異花。高木なので花は撮りにくい。
ブナ科 コナラ属
2015年4月12日午後2時15分


↓ クヌギの花序
葉の展開と同時に開花。雄花序は長さ約10cm。
雄花の花被は直径約2.5mm、雄しべは3~6個。
雌花は新枝の上半部の葉腋につき、花柱は3個。
(以上山渓ハンディ図鑑樹に咲く花より)




↓ クヌギの樹皮は縦に深く割れる。


なお、クヌギ(椚)は雑木林の代表種。椎茸の原木、薪炭材等に利用。樹液にはカブトやクワガタが良くあつまる。


柏の葉公園のサクラ(桜) その20_カンザン(関山)開花

2015-04-13 | 柏の葉公園

柏の葉公園のカンザン(関山)が開花しはじめた。
Wikipediaカンザン によれば、サトザクラ群のサクラの園芸種。花期は四月中旬から五月上旬にかけて。花や蕾の色は濃い桜色、八重咲き。花弁は多い場合は50枚を超える。花は大輪で5cmを超えることもある。雌しべは2本葉化しており、花の中心から突き出る。花の時期には葉が生えている場合が多い。花は長い期間持つのも特徴。生え始めの葉は赤味を帯びる。塩漬けの桜は桜湯の素。
バラ科サクラ属
別名「セキヤマ(関山)」
2015年4月12日午前1時50分

















柏の葉公園のサクラ(桜) その19_ギョイコウ(御衣黄)開花

2015-04-13 | 柏の葉公園

柏の葉公園のギョイコウ(御衣黄)開花。
ギョイコウ(御衣黄)は、サクラの栽培品種。色は白色から淡緑色、中心部に紅色の条線があり、開花時には目立たないが、次第に中心部から赤味がましてきて(紅変)、散るころにはかなり赤味をましてくる。葉の緑色は葉緑体によるもの。濃緑色の葉の裏側には、ウコンには無い気孔もある。参考サイトWikipediaギョイコウ
バラ科サクラ属
2015年4月12日午後2時45分












↓ 若い葉は、赤味を帯びているので、木の全形は茶色っぽく見える。


↓ おまけ
イベント開催中




柏の葉公園のサクラ(桜) その18_カスミザクラ(霞桜)

2015-04-13 | 柏の葉公園

柏の葉公園のカスミサクラ(霞桜)開花。
このはなさくや図鑑によると、北海道・本州・四国に自生している。ヤマザクラに良く似ているが。花期が遅く、同じ場所だと容易に見分けがつく。ヤマザクラに比べ、葉柄や小花柄に毛があるため、ケヤマザクラ(毛山桜)と言われる。花の満開寺、遠くから眺めると、霞が罹ったように見えることから命名。花弁どうしはくっつかない個体が多い。
バラ科サクラ属
別名「毛山桜」
2015年4月12日午後2時25分



















ニワトコ(接骨木・庭常)の花

2015-04-12 | 樹木

近くのお寺さんで、ニワトコ(接骨木・庭常)が開花。
ニワトコの花は新枝の先に直径3~10cmの円錐花序をだし、小さな花を多数つける。5深裂して反り返る。雌しべの柱頭は暗赤色で3列する。前回東大で撮った時、小さな花の撮影は今後の課題だったが、やっとクリアできた。
参考サイトWikipediaニワトコ
レンプクソウ科ニワトコ属
別名「接骨木、庭常」
2015年4月10日午前8時35分












↓ ニワトコの一つの小さな花は、直径3~5mm。
5深裂して反り返る。雌しべの柱頭は暗赤色で3列する。




柏の葉公園のハナズオウ(花蘇枋)

2015-04-11 | 柏の葉公園

柏の葉公園の日本庭園で、ハナズオウが満開。
ハナズオウは葉に先立って開花する。花には花柄がなく、枝から直接に花がつく。花は紅色から赤紫、白花もある。長さ1cmほどの蝶形花。開花後。数cmの豆果をつけ、秋から冬に黒褐色に熟す。花蘇枋の名は花弁の色がスオウ(蘇芳)で染めた色に似ているため。参考サイトWikipediaハナズオウ
マメ科ジャケツイバラ亜科ハナズオウ属
2015年4月9日午後3時30分









↓ ハナズオウの蝶形花




↓ ハナズオウの果実と花芽(2015/3/20撮影)







柏の葉公園のミツバツツジ(三葉躑躅)

2015-04-11 | 柏の葉公園

柏の葉公園のミツバツツジ(三葉躑躅)の花満開。
Wikipediaミツバツツジによると、近縁のミツバツツジの総称でもある。ミツバツツジは、関東地方から近畿地方東部の太平洋側に分布し、主にやせた尾根や岩場、里山の雑木林などに生育する。他のミツバツツジ類の多くは雄しべが10本なのに対し、5本であることが大きな特徴。
ツツジ科 ツツジ属 落葉低木
2015年4月6日午後3時













↓ 近縁のミツバツツジ類が雄しべ10本に対して、この花は雄しべ5本であるのが特徴。


柏の葉公園のハナモモ(花桃)

2015-04-11 | 柏の葉公園

柏の葉公園の純白のハナモモ(花桃)満開。
原産地は中国。花を観賞するために改良されたモモ。サクラの咲く時期に前後して最盛期を迎え、色もピンクや赤や白と豊富。ハナモモの花は、五弁または多重弁で、多くの雄しべを持つ。花柄は非常に短く、枝に直接着生しているように見える。
観賞用の品種(花桃)は源平桃(げんぺいもも)・枝垂れ桃(しだれもも)など。庭木として、あるいは華道で切り花として用いられる。
参考サイトやさしいえんげいハナモモ
バラ科モモ属
2015年4月9日午後2時50分










柏の葉公園のサクラ(桜) その17_ウコンザクラ(鬱金桜)

2015-04-10 | 柏の葉公園

柏の葉公園のウコンサクラ(鬱金桜)開花。
このはなさくや図鑑によると、東京の荒川堤で栽培されていた品種。花が淡黄色で珍しいことから全国で栽培されており、欧米でも好まれている品種。花の色が鬱金色(染物)からウコンと呼ばれている。茶芽の若葉と花のコントラストが美しい桜。つぼみ、花弁の外側は赤い。散り際、花は赤く染まる。
バラ科サクラ属
2015年4月9日午後3時45分



↓ ウコンサクラ(鬱金桜)とギョイコウ(御衣黄)所々にショウゲツ(松月)が植栽された並木。
ウコンサクラ(鬱金桜)の茶色の新芽と淡黄色の花で木が淡く色づいて見える


↓ 開花し始めたウコンサクラ(鬱金桜)。












↓ ウコンサクラ(鬱金桜)の花弁は10~25枚







柏の葉公園のサクラ(桜) その16_再度オオシマザクラ(大島桜)

2015-04-10 | 柏の葉公園

柏の葉公園のオオシマザクラ(大島桜)満開。
このオオシマザクラ(大島桜)は、さくらの広場で柵に囲われて開花。
山渓ハンディ図鑑3「樹に咲く花」によると、オオシマザクラは本州(房総半島・三浦半島・伊豆半島・伊豆諸島)以外のものは、かつて薪炭用に栽培されていたものが、野生化したものと言う説もある。伊豆大島の桜株は、国の天然記念物。葉は塩漬けにして桜餅に使用。実生苗はサトザクラの台木に使用。名前の由来は伊豆諸島の大島などに多く産することによる。
バラ科サクラ属
2015年4月9日午後2時55分

↓ プレートと比較してみると、大きさがわかる。




↓ 反対側から見ると






↓ 花弁5枚、散る間際には中心部が赤くなる。


↓ 萼片は鋸歯のあるタイプから不明瞭なタイプもある。





柏の葉公園のサクラ(桜) その15_ヤエベニシダレ(八重紅枝垂桜)

2015-04-09 | 柏の葉公園

柏の葉公園のヤエベニシダレ(八重紅枝垂桜)満開。
このはなさくや図鑑によると、エドヒガンザクラの枝垂れるタイプで八重咲きのサクラ。関西では平安神宮に多く植栽されている。
バラ科サクラ属
別名「遠藤桜」
2015年4月9日午後2時45分
↓ 日本庭園前のヤエベニシダレ(八重紅枝垂桜)






↓ これは2015/4/6午後4時15分撮影




↓ 南入口近くのライトアップされるヤエベニシダレ(八重紅枝垂)






↓ ヤエベニシダレの花は、淡紅紫色で花弁15~25枚。
小花柄が長く花は下垂する。
萼筒は太い壺形で紅色、毛が多い。