「おえかきツール練習中」
(前の絵の続きです。)野の花を手折ってきて、器に入れてみました。風も吹いてきました。
もう先週の事ですが、7月18日は夜までは仕事も休みだったので、朝からお出かけしました。近頃、はまっている「陶板浴」に行って、その後、もう一人の友達と合流して,ランチと買い物に行きました。
最初予定していたお店が、出向いてみたらお休みでした。定休日が祭日で営業したので、その振り替えでという事で、アン・ラッキー。
友達が、近くに蕎麦屋があったような・・と言ったのでそこを探して行く事にしました。「あったような・・」の店に行くのかと、テンションも下がり気味でした・・・が。
行ってみると、なにやら広い駐車場の奥のほうに鶏が何羽もトットトットと歩き回っています。何とはなしに心惹かれる光景です。平飼いで卵を生ませているのかと思いましたが、見ると全部オスではないですか。
「鳥そばがウリかな。」と友達。
―もしもし、それはちょっとね~
お店の名前は「すずめ庵」。なるほど読めてきたぞ。お店は結構モダンなつくりなんだけれど、奥の窓が一枚ガラスで庭が見通せて、竹林に紫陽花の風景がいい感じに広がっているのです。そして、蕎麦も田舎蕎麦。あまり知られていないお店なのか、お昼時だと言うのに4組ぐらいしかお客が入っていないなんて、何か勿体無いような素敵なくつろぎ空間でした。
お店から出てくると、さっきの鶏達が幸せそうに花壇の草をついばんでいます。君達、役に立っているね。田舎家風のイメージをしっかり作っているものね。思いがけずにここにこれて良かったです。
行こうと思っていたお店が休みで、ラッキー!!
その後、春頃オープンしたのに一度も行ったことがなかったジャスコに行って買い物したり、(なんかジャスコに行ってお買い物よ~って、妙に照れるなあ・・)そこに入っているプリンで有名な「パステル」のお店に行ってケーキでお茶したり、でも夜には仕事もして、充実の一日だったのです。
ちょっと待って、いら子さんは何時来たの?
来ましたよ。朝、「陶板浴」に行くまでの途中でです。運転している友達の話を聞いていたら、もう、イライライライラしてきちゃったのです。どうしてなのか考えたくても、彼女の話は止まらない。お願い5分黙ってなんて言って、ぽいっと車から放り出されても困るしなぁ。
彼女の話の中にキイワードはあったのだけれど、でもこの人は関係ないですよ。自分自身の問題です。車に乗っているだけなのに、私は焦りまくりイラつきが止まりません。心の中は久しぶりの大嵐なのに、にっこり笑っている私ってなんなの。
「陶板浴」は低温サウナです。50分トドのように転がっていれば良い訳で、寝入ってしまうこともしばしばですが、その日のように内臓がつぶれるような気分では、そんな訳にも行きません。
ー考えろ、私。見極めろ、私。―
ジワーっとする暑さの中で、足掻いて見ました。
ヤッホー!いらいらのいら子さん。
私ずっとあなたを待っていたのよ。あなたが来てくれて嬉しいわ。
だって心動かなければ、何も始まらないわ。
悩みがあるから、乗り越えようとする。
欲望があるから願いが叶う。
惨めな気分や妬みの思いもなくて、だからと言って起伏する思いもなくて、安穏な毎日に危機感を感じていたでしょう。
だから、私はあなたを歓迎する。
この焦り、この焦りを心の何処にしまっておこうか。
忘れないで、家まで持ち帰って、この焦りを。
そして明日、そして次に繋げて。
私はあなたを明日を動かすエネルギーにする。
帰りの車の中では、私はニコニコでその後は先に書いたとおりの楽しい一日だったのですよ。私の立ち直り時間、45分かかったかなあ。