私がいくら映画好きでも、見たい映画を軒並みに見るということは、叶う身分ではありません。でも、映画好きなのでやっぱり見る予定のない映画でも、面白そうなものはチェックしてしまいます。
例えばある日、
こんな画像をチェックしていました。「セクシーボイス&ロボ」から松山ケンイチのファンです。(『L』じゃないのよね。)でも、この映画は「いつか」のお楽しみです。
後ろからルート君(我が家の次男です)が、ちらりと画面を覗きましたので
「意外とこの映画、好評らしいよ。漫画が原作なんだよね。」と、私が言うと、彼は一言
「あるよ、それ。」と言って持ってきてくれました。
と言うわけで、「デトロイト・メタル・シティ」の感想です。
一番最初に、この帯のコピーに笑えます。
「申し訳ありませんが・・・・クラウザーさんが苦悩する度に笑えます。」
by ハロルド作石
そしてこの漫画の感想は、この一言に尽きると思います。
はっきり言って、私の得意な漫画分野ではありませんが、思わず誰もいない深夜の部屋でプハハと笑ってしまい、思わず周りを見回してしまったと言う思い出が出来ました。
余談ですが、そういう自分らしくないことをしてしまった時に、なんで周辺確認をしてしまうのでしょうね。後ろに誰かが立っていたらそれはそれで、とっても恐ろしいことですが。
インディーズ界デスメタルのカリスマ「クラウザーⅡ世」のその実態はお洒落な音楽が好きな心優しき青年根岸崇一.。
一番の嵌ってしまった場所は、その根岸君が実家に帰って、すっかり崇拝者になってしまっている弟に、クラウザーさんになって勉強を教える所です。
「信長を殺したのは?」
「クラウザーさん!!」
「確かに裏で糸を引いていたのは我輩だが・・」
と言うわけで、最初に言ったコピーの感想にまたも行き着くと言うわけです。
いつものジャンルと違うものを読むと言うことも楽しいことですよ。
疲れて閉じたノートパソコンの上に、行儀悪くあごだけ載せて休憩している所を子供に目撃されても
「クラウザーさんの生首。」とボケることが出来ますから。
しかし・・・
なんでもあるのね、子供の本箱。
デトロイト・メタル・シティ 1 (1) (ジェッツコミックス) 若杉 公徳 白泉社 このアイテムの詳細を見る |