森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

世界に愛は溢れている&中途半端じゃ時空は超えられない

2008-09-11 00:22:46 | テレビ・ラジオ

今日は「ゴンゾウ」と「正義の味方」の最終回でしたね。

前に「テレビの都合」で書きましたが、映画に行く予定を変更してもらって良かったです。

「ゴンゾウ」の最終回、「夏の終わり」は良かったですね。物語がサクサクッと進み、時計を見たらまだ15分。短い間にテンポ良く、犯人乙部の容疑が固まっていきます。

乙部が気持ちを変えなかったら、彼は高飛びに成功してしまったかも知れないという甘さは感じましたが、後は本当に面白かったです。

シナリオの古沢さんは流石ですね。

犯人の背景、動機、今までの状況、全ての謎を一気に最終回に持ってきたというのに、詰め込み感がありません。

余裕の時間割と言うか、最後のもなみのコンサートは「相棒」の優しさと通じているなと思いました。

 

 物語の感想ですが、
「愛」を教えてもらわないで育った子供は、「愛」を知らない。
「愛」を求めて苦しんでも、知らない「愛」に気が付くこともない。

「この世界に愛はあるの?」と問うて
「どうせこの世界に愛なんてないのよ。」と答えた者に、望むものを与え続けた不条理な愛の幻。

自殺は究極のエゴと聞いたことがありますが、乙部の母の絶望は分かりますが、まったく持って共鳴できません。なぜ、罪を背負ってしまった子供を見捨てて死んでしまったのかと、腹が立ちました。死ぬことによって子供を守ったわけではないですし、殺人犯の乙部がかわいそうにさえなってしまいました。

彼はその時から時が止まり、子供のまま。

だから、血まみれの黒木が切々と今までの物語に出てきた人々のことを語り「この世界に愛は溢れているよ。」と言うと、本当にあっさりと
「ごめんなさい。」と言って、人質だった理沙を手放したように感じました。そして黒木は自殺を図ろうとする乙部を隠し持っていた(自分の自殺用)銃で阻止する見事さでした。(でも、予想通り)

乙部の大人に叱られた子供のような誤り方が印象的でした。

 

佐久間との絡みも良かったですね。

私としては鶴の「バッチィー!」が嵌りどころだったのですが・・・(笑)

またいつか続編をやって欲しいと思います。

あらすじはコチラ

 

 ところで、もうひとつのドラマ、「正義の味方」の感想はいつも「アハハのハ」で終わりです。お気楽で楽しいドラマでした。でも最終回、私はちょっと涙ぐんでしまいました・・・(コホコホ)

容子と陸の告白&別れのシーンです。特に電車の中から
「俺もお前が好きだ。」と口が動く所です。それを見て、頷く容子。

なんて言うか、「青春は麗し」ですよ。遠い遠いさらに遠い昔を思い出してしまいました。

あらすじはコチラ

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする