森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ふるあめりかに袖はぬらさじ

2009-07-02 22:58:58 | 観劇・コンサート日記
6月30日にシネマ歌舞伎「ふるあめりかに袖はぬらさじ」を観て来ました。

シネマ歌舞伎 ふるあめりかに袖はぬらさじ - goo 映画


私、正直な所「歌舞伎」と言うものが分かりません。それなのに友人と歌舞伎座に着物でお出掛けと言うささやかな夢を持っています。
歌舞伎座をリサーチしてみると、演目やチケットの求め方もちょっと違うような・・・
別の友人の話では、せっかく高額なチケットを買ってもらったのに寝てしまったと言うのですね。

とりあえず、シネマ歌舞伎でちょっと初体験してみようかなと・・・
ショタイケンと読んではいけませんよ。あっ、失礼、余計な事を。


でもシネマ歌舞伎は、私が思っていたようなやたら難しげなものではありませんでした。

詳しいストーリーとか解説などは、goo映画を参考にしてください。

とにかくこれ、面白かったです。一つ前の記事にも書いたのですが、そんなに映画館で笑ったのは久し振りです。あんまり面白いと、思わず手とか打つなどリアクションしてしまう事ってあるじゃないですか。

そう言えば、「剱岳」を見た後も拍手したかったのよねえ。でもしないじゃないですか、映画って。

笑う時もあんまり露骨にガハハと笑っている、おばさんのグループが側にいると、
―うるちゃいわね、もう~
と、ちょっとムッとしちゃったりもすることもあり。

でも、私、このお芝居があまりにも可笑しくって、手を叩いて笑ってしまいました。

みんなも笑っていたと思うのですが、
―うるさいな、あのおばさん。笑いっぱなしでさあ。
と思われていた方がいらしたらごめんなさいよ~。(玉さまのまね。)



でも笑いっぱなしと言っておいてなんですが、このお話は喜劇ではありません。起きてしまったことは、悲劇だったのです。でもその悲劇に人々は振り回され懸命にその場その場を生きていこうとします。
悲劇のその最中でも、人は笑う。図太く人生を生きて行く。その一生懸命さを距離を置いてみていると、残酷なまで可笑しく感じてしまうのです。

賑やかさの中の孤独、か弱さの中のしたたかさ、そんな女を坂東玉三郎がしっかりと見せてくれます。

噂はかくのごとく尾ひれを付けて広まり、そうして伝説は生まれていく。

そんな奥深いお話でした。


ところで、このお芝居、なんと贅沢なキャストなんでしょう。下に予告編を貼っておきます。メンバーが凄い事をご確認下さい。

でもでも、このシネマ歌舞伎はうちらの地域では明日(3日)まで。急げー!!









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7月1日にした事、思った事。

2009-07-02 01:42:06 | 梢は歌う(日記)
気分は、
「おこんばんは~♪」ってな感じです。

ふう~、やれやれ。やっと休憩で、今パソコン前に座った所で、時刻は今日から明日へと変わるところです。

何か特別な事をしていたわけでもなく、普通に夜家事していただけ。

たまにちゃんと主婦をやると、当たり前なのにエヘンとかえばっちゃう。

今日は朝からなにげに働いていました。せっせと主婦業とか自治会の仕事とか・・・

勢い付いて、普通の主婦業に徹して、本来はパパさんがやってくれることになっている布団敷きとかホイホイ自分でやって、遅く帰ってきた人は勝手に食事を食べる事になっているのですが、お給仕をしてあげて、いつもなら私の分まで入れてと頼むアイスコーヒーまで入れてあげちゃった。

「私、今日、親切だから。」と言いましたら、ラッタ君いわく。
「そうか、あなたは冷凍庫の状態にいろいろ比例するんだな。冷凍スパゲティがたくさん入っているときは機嫌が良く、綺麗に片付いているときは優しい。」

―じゃあ、優しい時はめったにないんだな・・・
と、ふと思いましたが、敢て語らず。

でも、そう!!

今日は冷凍庫と冷蔵庫の掃除をしたのです。

別に威張る事でもないのですが、主婦業って結構地味なお仕事じゃないですか。やって当たり前と思われるのも嫌なので、ささやかな事でも頑張った時は
―ホラッ、お母さんエライでしょ、褒めてね。―そんな雰囲気全開です

で、みんなは
―ヘイヘイ、エライエライ―ってな感じ。

でもね~、そんな程度でいいからそういう言葉って大事ですよね。
なんたって、主婦にはボーナス査定みたいなものはないですしね。


で、働いてばかりいたかというと、フフフ、さにあらず。

劇団☆新感線の『蛮幽鬼(ばんゆうき)』のチケットをゲットしちゃいました。
ちゃっかりやることはやっているんだよ、すまないねえ、みんな。
だけど、これに関しては家族に報告はもちろんしませんって


ところで今日、ルート君に振られました。
早く帰ってきたら、一緒に映画に行こうと言っていたのに、友人に誘われてアキバに言ったのですって。
「だって友だちが一人で行けないからブチブチ、奢ってくれてブチブチ・・」
「何言ってんだか。友人に誘われたら、そっち優先で良いにキマリじゃない。おっかあなんて見捨てて良いんだよ。」
「ええい、もう、姥捨て山にでも棄ててくれてかまやしないんだ。」←嘘。そんなことは言いませんよ。今思いついたの。
「だけど、ちょいとお前さん。電話の一本ぐらい、メールをチョコチョコって入れるぐらいやれるってもんだろうに。あたしゃ、今帰ってくるかもう帰ってくるかと、買い物すらいけない始末さあ。今日の夕餉がなにげに貧しくても、そいつはお前さんの身から出た錆とお思いな。」←もちろんこんな言い方はしませんって。でも内容は同じ。

いつも思うのですが、なんかこういう時の子供との会話って、ちょっと痴話げんかぽいですよね。
と言うことは、いつか私は・・・・
でもそれは、私はまったくもってO.Kなのよ。


それで、今日は映画はナシだったのですが、本音を言うと行ったら行ったで楽しかったと思うのですが、ナイならないでも助かったかも知れません。

まだ感想を書いていませんが、先週の土曜日に「ターミネーター」を観に行ったばかりで昨日(もうおととい)は友人と、シネマ歌舞伎の「ふるあめりかに袖はぬらさじ」を観に行ったのです。

こちらも感想は間に合っていませんが、本当に面白かったですよ。あんなに映画館で笑ったのは久し振りです。流石ですよ~、歌舞伎役者様たち。玉三郎は凄い!!

まあ、その影響を受けて、つい「ちょいと、お前さん」になってしまうという訳です。

ついでに言うと、今週末もだんなと「MW -ムウ-」を観に行く予定です。なんたって、私は手塚治虫氏に愛があるものですから、ちょっと楽しみにしていたのですよ。でも昨日(だからおととい)、それのスピンオフドラマがあったのですね。
その時まで家族で行こうかという話まで出ていたのに、それの最初を見ていたラッタ君がリタイア宣言。

でも私も思ってしまいました。このドラマは映画の宣伝になるのかしらって。足を引っ張ったような気もスルノですね。
手塚氏に愛のある年代は、もしかしたらターゲットから外されているのでしょうか。若くてもラッタ君のような人もいますけれど。だって彼は「トランスフォーマー」より「剱岳」をチョイスする人なんですよね。

予告編では、今乗りまくっている玉木宏と演技派山田孝之のがっつり組んだ感じに期待が出来そうだったのですが、さてどうでしょうか。



さて、寝ようかな・・。
と思いつつ、どうでもいいことなんですが、カテゴリーに「遣りたい事リスト≪遊び編≫」を作りました。しばらくは記事一つです。字数いっぱいまで追記していく予定です。
コメント (2)
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