6月30日にシネマ歌舞伎「ふるあめりかに袖はぬらさじ」を観て来ました。
シネマ歌舞伎 ふるあめりかに袖はぬらさじ - goo 映画
私、正直な所「歌舞伎」と言うものが分かりません。それなのに友人と歌舞伎座に着物でお出掛けと言うささやかな夢を持っています。
歌舞伎座をリサーチしてみると、演目やチケットの求め方もちょっと違うような・・・
別の友人の話では、せっかく高額なチケットを買ってもらったのに寝てしまったと言うのですね。
とりあえず、シネマ歌舞伎でちょっと初体験してみようかなと・・・
ショタイケンと読んではいけませんよ。あっ、失礼、余計な事を。
でもシネマ歌舞伎は、私が思っていたようなやたら難しげなものではありませんでした。
詳しいストーリーとか解説などは、goo映画を参考にしてください。
とにかくこれ、面白かったです。一つ前の記事にも書いたのですが、そんなに映画館で笑ったのは久し振りです。あんまり面白いと、思わず手とか打つなどリアクションしてしまう事ってあるじゃないですか。
そう言えば、「剱岳」を見た後も拍手したかったのよねえ。でもしないじゃないですか、映画って。
笑う時もあんまり露骨にガハハと笑っている、おばさんのグループが側にいると、
―うるちゃいわね、もう~
と、ちょっとムッとしちゃったりもすることもあり。
でも、私、このお芝居があまりにも可笑しくって、手を叩いて笑ってしまいました。
みんなも笑っていたと思うのですが、
―うるさいな、あのおばさん。笑いっぱなしでさあ。
と思われていた方がいらしたらごめんなさいよ~。(玉さまのまね。)
でも笑いっぱなしと言っておいてなんですが、このお話は喜劇ではありません。起きてしまったことは、悲劇だったのです。でもその悲劇に人々は振り回され懸命にその場その場を生きていこうとします。
悲劇のその最中でも、人は笑う。図太く人生を生きて行く。その一生懸命さを距離を置いてみていると、残酷なまで可笑しく感じてしまうのです。
賑やかさの中の孤独、か弱さの中のしたたかさ、そんな女を坂東玉三郎がしっかりと見せてくれます。
噂はかくのごとく尾ひれを付けて広まり、そうして伝説は生まれていく。
そんな奥深いお話でした。
ところで、このお芝居、なんと贅沢なキャストなんでしょう。下に予告編を貼っておきます。メンバーが凄い事をご確認下さい。
でもでも、このシネマ歌舞伎はうちらの地域では明日(3日)まで。急げー!!
シネマ歌舞伎 ふるあめりかに袖はぬらさじ - goo 映画
私、正直な所「歌舞伎」と言うものが分かりません。それなのに友人と歌舞伎座に着物でお出掛けと言うささやかな夢を持っています。
歌舞伎座をリサーチしてみると、演目やチケットの求め方もちょっと違うような・・・
別の友人の話では、せっかく高額なチケットを買ってもらったのに寝てしまったと言うのですね。
とりあえず、シネマ歌舞伎でちょっと初体験してみようかなと・・・
ショタイケンと読んではいけませんよ。あっ、失礼、余計な事を。
でもシネマ歌舞伎は、私が思っていたようなやたら難しげなものではありませんでした。
詳しいストーリーとか解説などは、goo映画を参考にしてください。
とにかくこれ、面白かったです。一つ前の記事にも書いたのですが、そんなに映画館で笑ったのは久し振りです。あんまり面白いと、思わず手とか打つなどリアクションしてしまう事ってあるじゃないですか。
そう言えば、「剱岳」を見た後も拍手したかったのよねえ。でもしないじゃないですか、映画って。
笑う時もあんまり露骨にガハハと笑っている、おばさんのグループが側にいると、
―うるちゃいわね、もう~
と、ちょっとムッとしちゃったりもすることもあり。
でも、私、このお芝居があまりにも可笑しくって、手を叩いて笑ってしまいました。
みんなも笑っていたと思うのですが、
―うるさいな、あのおばさん。笑いっぱなしでさあ。
と思われていた方がいらしたらごめんなさいよ~。(玉さまのまね。)
でも笑いっぱなしと言っておいてなんですが、このお話は喜劇ではありません。起きてしまったことは、悲劇だったのです。でもその悲劇に人々は振り回され懸命にその場その場を生きていこうとします。
悲劇のその最中でも、人は笑う。図太く人生を生きて行く。その一生懸命さを距離を置いてみていると、残酷なまで可笑しく感じてしまうのです。
賑やかさの中の孤独、か弱さの中のしたたかさ、そんな女を坂東玉三郎がしっかりと見せてくれます。
噂はかくのごとく尾ひれを付けて広まり、そうして伝説は生まれていく。
そんな奥深いお話でした。
ところで、このお芝居、なんと贅沢なキャストなんでしょう。下に予告編を貼っておきます。メンバーが凄い事をご確認下さい。
でもでも、このシネマ歌舞伎はうちらの地域では明日(3日)まで。急げー!!