7月18日、WOWOWで「ムサシ」を見た直後、すぐに家を出ました。
向った先は東京厚生年金会館。水谷豊、23年ぶりのコンサート
「TIME CAPSULEツアー 2009」に参加するため。
そう。まさに「参加する」と言う言葉がぴったりのコンサートでした。
思っていた以上に楽しかったです!!
ただ一つ私のマイナスだった所は、会場が遠く感じたことぐらいです。JR秋葉原から徒歩6分で都営地下鉄新宿線「岩本町」に行く予定だったのに、迷って倍は歩いてしまいました。
ついでですが、同じ頃姉もJR新宿から丸の内線を探すのに迷ってしまったと言うのです。二人して、なにげに「おのぼりさん」をやってしまいました。
「新宿三丁目」から徒歩5分はあっているような気もしますが、この道でいいのかと不安に思いながら歩くので、これまた遠く感じてしまいました。
再び行くときはもう平気ですが、看板や矢印が途中で欲しかったところです。(地下鉄の方も)
これは会場の感想ですね。でも続けて場所の感想ですが、中は非常に良かったです。何処からでも良く見えるのです。舞台もですが、たぶん舞台からもです。舞台から観客が良く見えていると思えることは、何か嬉しいものがありました。手を振られたら手を振り返す楽しさ、彼の会話に応える楽しさ、そんな一体感のようなものを感じることが出来ました。
凄いなと思ったのは、声が会話のように飛び交った事です。
「東京に帰ってきました。」と彼が言えば
「お帰り~」
「ゆたかさーん、かっこいい~」
「嘘でも嬉しい。」と彼。
「素敵~」
「サンキュ」
私、ちょっとドギマギしてしまいました。だって、お返事が返って来るのですよ。なんて言うか、私のミーハー魂が燃えてしまいます。
でも無理
何が無理かって言うと、私には無理と言う事です
ホントウハネ、声を掛けたかったんです。超ミーハーだから。前から5列目ぐらいにいたら、やってしまいましたね。で、得意気にここに書いていましたよ。でも、ニ階席だったのですよ。そこから声を飛ばしたら腹式呼吸じゃないと無理でしょう。しかも私の場合ソプラノになってしまいそう。加えて声の線が細いし、途中で声が擦れたら白けてしまうじゃない・・。だから「明日死にます。」と分かっていたとしても出来ないなと諦めたのです。
ああ、そんなことを考えていたのかって言われそうですが、まあ、そうなんですよ。ほんの数秒ですがね
その掛かる声ですが、二階席からもバンバン掛かります。充分な声量です。慣れているんだなあと思いました。良く見るとライト持参の方も多数いました。
彼女たちは一様に
「豊さーん!」です。
彼はいきなりブレイクしたわけではなくて、若い時からずっとカッコ良かったわけですから、そういうファンの方が多数いらしても可笑しくはないのですね。後になって、違う可能性もいろいろ思ってしまったりもしたのですが、とにかく私達が楽しめるように、舞台の美しさ、ライトの動き、選曲など良く練られたコンサートだったように思いました。
「このコンサートは歌と、ちょっとしたお芝居と雑談で成り立っています。」と水谷さん。
北野先生にも右京さんにも会えました。子供たちが出演のシーンではちょっとウルッと来てしまったりして・・・。
TIME CAPSULEの意味が良く分かる様な気がしました。私は北野先生には条件反射で涙ですからね。
PTAには悪評高かった「アニキ~」キャラは、その頃PTAには縁がなかったので、本当に好きでした。でも「あんちゃん」は知らなかったし、「赤いシリーズ」は興味なかったし、彼に見向きもしなかった時代がたくさんあったわけです。
でも、そんな私でも、水谷さんはカッコイイ~と、ヨロリときてしまいました。
ちょっとメモですが・・
100曲以上、曲を送り出している。
自然に転ぶ演技が出来る人に魅かれる。
右京さんの紅茶技。
物真似上手の水谷さん―校長先生から、携帯電話のマナー時の着信音、ラストの神様・・(これは真似と言うわけじゃないですね。)
またコンサートはありそうですね。
※ ※ ※
地下鉄のホームにて・・・
「今日私、忙しかったわ~。」
←姉。「うん、そうみたいね。」
「だってさ、昼間はお若い良い男(竜也君)、夜はちょっとお若くない良い男に心ときめかせて、もうクタクタ。」
「なんだあ。またベランダの掃除がどうとか食事の支度がどうとか言うのかと思ったら、そっちかい」
はい。やっぱり「好き!」と言う思いは明日への活力、明日へのエネルギーになるというものですよ。
会場内展示。紅白やレコ大の時の衣装だそうです。
やっぱり、CDは会場で買いました。だってこの差し替えジャケットが欲しかったものですから。