森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

2011年のバレンタインデーのバタバタ

2011-02-22 12:50:30 | 梢は歌う(日記)

なんだか節分とバレンタインデーが過ぎると、次のイベントは桃の節句で春がぐっと近づいてきたような感じがします。季節のイベントは出来るだけ大事にしたいと思っていますが、まあ出来る範囲でという事で楽しんでいます。

今日は、そのバレンタインデーの日のお話。

あら、今頃ってなものですが、パソコンが壊れたり雪が降ったりお出かけしたりと忙しかったものですから、いろいろとずれ込んでいるわけです。

 

まったくうちの男どもは私から貰うだけ貰っておきながら、「お返し」と言う事を知りません。それを不満に思っている自分が、なんとなく小さい人間に思えるのも気に入らないと言うか・・・。その事は前にもテーマにして記事を書きました。
でも最近になって、それは「お返し」がないと言うのが悲しいと言うセコイ根性が嫌なのではなく、ホワイトデーと言うイベントが大切にされていないのが嫌なんじゃないかなと気がついたのです。

私はお出かけ好きのイベント好きですが、夫も何でかそこだけ夫の遺伝子を受け継いだ子供たちも、お出かけ嫌いのイベント興味なし人間なのですから、私に合わせろという事がある意味私の我侭なのかもしれません。なんたってうちの夫ったら、結婚するまで自分の母親の誕生日をちゃんと覚えていなくて、「確かこの辺・・」と教えてくれたのです。だから私は確かこの辺と言われた頃になると、誕生日のプレゼントを渡しに行くと言う訳なのです。

まったく~とか言いたいけれど、そんな事私も言えないかもですよ。誕生日こそはしっかり覚えてはいますが、結婚する前は父や母に何かしたと言う記憶がないのです。本当に何もしなかったのか・・・・、うーん、わかりません。

だけど今はそうじゃないし、こういう事にもいろいろなその人なりの時代があるんじゃないのかなと思うのですね。

で、我が家の歴史なのですが、一昨年辺りから家族チョコは止めて、いろいろなチョコレートケーキを買ってきて、みんなで仲良く食べるようにしています。もちろん私も一緒にです。イベント嫌いな夫でも、実は極々稀に(強調)ホワイトデーのお返しがあった事はあったのです。でももう何も期待したくない。私が勝手にやりたいのだから、全部私が勝手にやって勝手に楽しむのですと言う居直りとも言えるのかもしれません。

 

ところが今年、12日の土曜日に、タバコを買いに行くと言う夫が「何かほかに買ってくるものはないか。」と聞くので、
「カステラ系のなんかおやつ。」と言いましたら、またもケーキを四つ買ってきてくれました。しかもチョコレートケーキをいろいろ・・・

美味しかったし嬉しかったのですが、これをバレンタインデーの前にやられてはどうする私・・・。
しかし夫よ、どうしちゃったわけ。そんな珍しい事しなくてもいいから長生きしてよ~♪

ケーキを買ってきただけで寿命さえ疑われる夫。

 

私としてはケーキと思っていたのでチョコレートの準備もしていなくて、それでは14日に「それなりのチョコ」を買ってこようと思いました。ところがその日は朝から、どうしても部屋の模様替えをしたくなり、取り付かれたように張り切ってしまいました。「それなりのチョコ」を買いにいく時間もなくなってしまいましたが、それでもどうしても「キットカット」は買いに行かなければなりません。

このキットカットのお話は、「雪の朝」と言う記事の中にもちょっとだけ書いたのですが「キットカット」は「きつと勝つ」と言うげんかつぎみたいなものです。毎年、受験生にはあげています。でも今年は受験前日が14日になりました。

それで子供たちは、バレンタイン義理チョコと勘違いをしたみたいなのです。

でも私の渡し方も
「どうせ、学校では何も良いことがなかったんじゃないかなと思って。」と言う失礼極まりない台詞つき。

えっー、そんな可愛そうな事言っちゃうのってなものですが、お付き合いも長いのでみんなヘッチャラです。

「ええ、ありませんとも!!!」ときっぱりと言う様はかえって潔いものを感じました。

「そうよ。義理チョコなんか貰わないほうが良いのよ。前に来ていた女の子は、『お返しは倍返しなんですよ。楽しみだなぁ。』なんて言ってたくらいですからね。」

君たちよ、いつか貰いたまえ、本命チョコを。

 

で、また我が家のお話。

夫よ、子供たちよ、すまぬ。今年はコンビニチョコで間に合わせですよ・・・・

と夕方近く、近所のコンビニに行ってみたら・・・・

な、ない!!

バレンタインチョコレートらしきものが。
フツーのチョコレートしかないのです。とりあえずキットカットは確保したのでホッとはしたのですが、家族に上げる分がないと詰まりません。実は彼らは、バレンタインの「それなりのチョコ」より普通のチョコレートの方が好きなような気がするのですね。でも、あげるほうにしてみたら、何か面白みに欠けるような気がしてしまうのですよね。

なんでないんだ。外にはデカデカと「バレンタインデー」とのぼりのような物が立っているじゃない。呼び込んでおきながらこの様かい。
どうも後から聞いた話によると、14日が平日だったために、義理チョコレベルのものが売れに売れたそうですよ。それで私の行ったコンビニにはフツーのチョコと手作りキットしか売っていなかったらしいのです。

仕方がない。近所のケーキ屋に走って手作り風チョコでも買ってこようかな(実は、そういうのはあまり家族の受けが良くない)と諦めかけた時、目に留まったのは

これ、

私の心の中の呟き・・・・チョコチップアイスクリーム。GODIVAじゃない。ああ、これ良い。話題性もあるし。でも一個420円。タカッ!いや高くないか。「それなりのチョコ」に比べたら、安い。

と言うわけで、我が家の今年のバレンタインデーはGODIVAのチョコチップアイスクリームでした。予想通りウケました。しかも
「それ高かったのよ。」と恩着せがましくも言ったりもして。実は高くても一個ずつなら安上がりにすんだ事は内緒です。

 

コンビニエンスに済ませたバレンタインデーでしたが、なかなか楽しかったです。

 

ちなみに夫の会社は数年前から義理チョコは止めようと言うことになりました。禁止になってホッとしている人多数ですよ、きっと。
こういうのはお付き合いの潤滑油と楽しめばと言う考え方もあるけれど、そうとばかり言えないのは現実ですよね。

 


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