今日、面白かったですね。こういうのって好きですよ。
あらすじは→こちら
ある日差出人不明の杉下右京の告白文が監察室に届けられました。
それによって、出張中の大河内に変わって監察官の栞が調査に入ります。
この栞さん(堀内敬子)、声がとっても綺麗で理知的。融通も利きそうもなくて手強そう。
調査しながら、ひとつの事件の内容が明らかになっていきます。
右京たちに捜査権がないのに捜査に関与している事を鋭く突っ込んできますが、言われてみると、彼らはかなりヤバイ・・・
でも、いきなりラストの右京さんの台詞に飛びますが
「今更ですよ!!!」
ですよね~。
そんな事言っていたら、「相棒」、終わっちゃいますよね。
このラストの台詞も良かったし、ラストの展開も満足ですよ。
一人ずつ呼び出されて語る場面も面白かったです。何気に前回大河内に呼び出されたときに語った事が、今回資料として生きていたのも嬉しかったです。暇か課長は、隣室から実は特命を見張っていると、前の時に語っていましたものね。
イタミンもかっこ良かったですよね。犯人逮捕の為にはなんでも利用すると言葉は悪くても、正義の熱い男ぶりは健在です。
元の事件はどんどん真相に近づいていきましたが、もうひとつの事件、つまり誰が告白文を送ったのかはなかなか見えてきませんでした。でも尊が呼ばれた辺りから、「ハハーン」と思いましたよ。だって、尊、右京に不利な事を言い過ぎ。そんなわけはないもの。と言う事は対決しているのはこの女(違う意味でも)。調査以外にもこの調査に目的があるのだと思えば、おのずと答えが見えてきましたが、堅物そうな雰囲気に騙され掛けていましたよ。
今回ちょっと驚いたのは、「後ろ盾を失った。」と言う言葉。映画での事件をほのめかし・・・と言うより、かなりはっきり言っていました。もう解禁なのでしょうかね。
「官房長~~~!」