この話・・・・・なんか真ん中の所は、あまり面白くなかったです。
あっ、この言葉を付けなくてはいけませんね。「私的には」って言うのは、大事な言葉です。
だけど、真ん中が詰まらなくても、その側面は面白かったです。
特に中園参事官。
と言うか、今回はその中園さんに光が当たった回だったのですね。
光っておでこに・・・ いや、なんでもない。
彼は本当に「うっかり」を装うのが上手いです。
右京たちに目撃者が誰の娘なのか、(うっかり)言ってしまうー。
でもそれは本当に私などにはうっかりにしか見えなかったのだけれど、案外わざとだったのだと右京は見抜いていました。
今でも現場で闘う同期の刑事と再会をした、それが彼にそのような行動をとらせたのでしょう。
刑事部長にはへつらっても、一人になった廊下で
「刑事の初心に帰れ、犯人逮捕が第一だ」と、熱い気持ちを覗かせるのでした。
そして、刑事部長に対して「むしろ失脚しろ。その後に刑事部長になるのは俺だ。」とにやりと黒い参事官がほくそ笑むのでしたが…・に合わなかったですね ^^
娘や奥さんから大事にされているようには見えなくても、彼は家族を想っている人。他のエピソードでも言葉で出てきていましたよね。
同期の刑事に、殺された人は、娘の誕生日のケーキを持って帰る所だったと聞きます。
その娘さんは自分の誕生日が来るたびに、父親の死んだ日を思い出すことになるのです。そのような話に心が動く中園。
イエスマンであっても、憎めないのは人間臭さが溢れているからですね。
若い頃の写真が出た時には、
「あっ、意外とハンサムじゃん。」と・・・・意外とは失礼でしたね ^^;
目撃者の少女は警視庁副総監衣笠の娘でした。
その少女は自分の父を
「ただの役人です。」と言います。
もう少女の父は、娘の誕生日のケーキを持った人が殺されたのだと聞いても、心動く人ではないのかも知れません。
「私の見たことが役に立てた。」と涙する娘の心が届かない人なのですから。
家族の中の複雑な事情とか、衣笠の息のかかった青木の行動とか、みんな後に続くような感じでしたね。
特命係の終わりの始まりー。
なんだかカッチョ良い。
でも「終わりの始まり」はあっても「始まりの終わり」って無い?
まあ、関係のない話です。
そう言えば、記憶は徐々に蘇るって言うような所も、なんか良かったです。何気に脳は見ているんですよね。
そう言えばと言ったので、もう一つそう言えば、スタッフブログを読んで、
「そう言えばそうだなあ。」と思った事は、この11話は、1月11日と1並びだったのですね。
でもこれで視聴率が11だったら、泣いちゃいますよね。
「そう言えば」と書くと、いっぱい出てくる「そう言えばネタ」。別に言い方をするならば、「絞り出しネタ」 ^^;
夫が「くずもちが美味しそうで食べたくなった。」って。
あれ、幸子さんは作ったと言いましたよね。くずもちを作るなんて凄いですよね。
なんだかダラダラになってきたのでもう終わりにしますが、あと一つだけ言わせてくださいね。
映画の番宣で、
「激情」と書かれたダイイングメッセージ。
イタミンが「死に際だったので字を間違えたんだ。」と紙を外すと
「劇場」と言う文字が。
なにげにブラックよね~。