森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

彼岸花と蝶―赤と黒のミニ旅

2017-09-27 01:17:01 | お出掛け日記

巾着田のミニ版みたいな・・・松戸の祖光院の彼岸花を見に

 リンクしている記事は、いつも素敵なところを教えて頂いている「写真で綴る気ままな日々・・・・」様からです。

またも、まったく知らなかったところを教えて頂きました。

※         ※         ※

花追う人でありたいと思っている私。

だけど経験がある人も多いのではと思うのは、花の都合と自分の都合が合わなくて、一番きれいな時を逃すと言う事を。

 

※        ※       ※

9月25日に松戸に行く用があったので、その帰りに行ってみたかった「祖光院」に行ってみました。

松戸には何回も行った事がありますが、新京成電鉄に乗ったのは初めてです。

「えっ、どっち側のホームなの。」と心の中で戸惑いましたが、よくよく路線図を見ると

「なーんだ、始発駅か。」と、一安心。

 

思うに「旅」と言うものは、遠くに行くものばかりを指すのではないのではないでしょうか。

さながら遠くに行く旅と同じような事が、始めて行く場所では起きたりもするのですから。

 

新京成電鉄は可愛い電車だと思いました。

思わず撮り鉄。

 

  

本当は常盤平の駅手前が急カーブで、そこに入ってく又は出て行く電車の姿が、凄くカッコ良かったのですよ。でもそういうのを撮るには、構えていないと撮れませんよね。

松戸から9分。常盤平の駅から徒歩、ほぼ10分で、「祖光院」に着きました。

 

「祖光院」手前に咲いていたサフラン

 

覚悟していましたが、ここでの彼岸花の盛りの時は終わっていました。

花は「いいな」と思ったら、即、行動に移さなければ、その一番美しい時を見逃すことになっているのです。

 

 

  

 

だけど群れて咲く花の美しさにはかなわなくても、個で咲く花の美しさに変わりはないわけではなかったのでした。

 

 

 

それでも本音を言えば

「ああ、来年はもっと盛りの時に来たいものだわ。」とがっかりした気持ちがも、少々あったのです。

だけどその時、そんな私の気持ちを慰めてくれるかのように

黒い蝶がやって来たのです。

 

   

 

盛りを過ぎて、思い描いていた風景は見る事は出来ませんでしたが、この黒い蝶のお蔭で満足することが出来ました。

 

さあ帰ろうと出口の所に向かいましたら、しみじみと花たちをとお目で見ている男の人がいました。

その人は私に、

「もう今年は終わりだなあ。」と言いました。

写真でも撮りに来たかと思って、

「それでも何とか撮れるものもありますよ。」と答えると、

「いや、私は近くの者で、毎年見ているのだが、本当にここは見事なんだよ。そう言えばまだ21世紀の森公園には咲いていたよ。」と教えてくれたのでした。

 

行ってみようかと、途中まで歩きだしたものの、松戸からずっとお昼抜き。いい加減にお腹が空いた私は、その後おひとり様ランチを頂く事にしました。

 

ココスにて。

 

 

 

ふと時計を見ると、既に4時近くになっていました。

 

主婦の自由時間も終わりです。

欲張らずに帰る事にしましょう。

(夜、仕事ありですし。)

 

ただいま~。

玄関を開けたら猫緒たちが飛び出してきました。

 

彼女たちと一緒に見たその日の空です。

 

美しいと言うよりは・・・・

 

その日の夜遅く、雷が凄かったのです。久しぶりにドッカーンドッカーンと言う音を聞いたように思います。

 

 

コメント (4)
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