さくらももこ様、どうぞ安らかにお眠りください。
夜、私は仕事の時間。その時のつかの間の休み時間にふと覗いたスマホのニュースに「号外」と打たれて、あなたが亡くなった事を知ったのでした。
ショックでした。だって若すぎます。
「ちびまる子ちゃん」。
そのアニメで楽しい家族の時間をたくさん持てました。
たくさんの人が同じ想いで、そして同じ悲しみを感じたと思います。
もうかなり昔ですが、住んでいるマンションのお友達が「もものかんづめ」という本を貸してくれました。
さくらももこさんのエッセイで、とても楽しい内容です。
読み終わって返すと言うと、「あげる」と言われたので、今も私の本箱にそれはあるのです。
可愛くて元気なまるちゃん。そんなちびまる子ちゃんには病気なんか寄せ付けないパワーみたいなものを感じていました。
だから余計にショックです。
乳がんでと言うのにも。
私にとっては、可愛い「ちびまる子ちゃん」と「もものかんづめ」の作者だったさくらももこさんですが、たくさんお仕事をされていたのですね。
53年と言う人生は、本当に短すぎます。
だけどその人生に残した仕事は、いつまでも輝き続けるのではないでしょうか。
※ ※ ※
昨日、私はお友達と二人でランチでした。
その時彼女は少し声を潜めて、別のお友達が癌だと私に告げたのです。
信じられないくらい今年の夏は暑いです。
それは昨日も同じ事。
だけどその時私は、人生の秋が忍び寄って来ている事を、感じざるを得ませんでした。