※ 日光浴ノート2020《湯ノ湖半周ハイキング》の続きです。
2015年にも「湯滝・小滝」には訪れて、「素敵な滝だ。」と感激していたはずなのに、なぜか私の中で早くも風化していました。
→日光浴ノート☆湯滝から戦場ヶ原までの道《2015年10月13日投稿》
特に小滝などは初めて見たような気さえしてしまいました。
星子さんに、「ここから写真を撮ったね。」と橋の上で言われて、そうだったかしらと思い、家に帰ってからブログで確認すると、今年撮ったのと同じような風景がそこには載っていて、思わず「忘却とは忘れ去ることである。」と哲学的な気分になったか否かはさておいて・・・・・^^
湯滝などが、「この滝は前にも見た滝だ。」と脳内で記憶と一致しなかったのは、脳内マップの方向が違ったからだと思いました。今回は、湯ノ湖から湯川に流れて落ちて行く滝の水を追いかけた、謂わばルートがUの字で滝を見たわけですが、以前は駐車場から右側斜めに入って来てそれを見て、たったそんな事で、記憶の混乱は起きたりもするのだなと思ったのです。
なるほどなぁ・・・・。
この小さな他の人に取ってはどうでも良いような経験は、私にとってはちょっと、俗に言う「いい経験」になりました。
落ちて行く湯滝の水・・・。
追いかけて、横の階段の道を降りて行きました。
そして下の展望台から見た風景です。
湯滝の展望台の所にはお食事の出来る所やコンビニがありましたので、そこで昼食のチマキやおにぎり、飲み物などを調達しておきました。
そして森の中に入って行く私たち。
そして記憶の中に完全に埋もれていた小滝。
こんなに美しいと言うのに・・・・!
ここに来るまでも、木道が歩き辛いなどと一度も思いませんでした(日光浴ノート☆湯滝から戦場ヶ原までの道)
今回は、あの木道じゃなかったような気もしてしまいます。違うルートから来たのでしょうか。それとも慣れ ?
美しい森の中を抜けて
泉門池に着きました。2015年に日光に訪れた時、私は「ここが一番」と言っていました。それほど心に残る風景だったのです。
ところが今回はなぜかそうは思えなかったのです。
何故かなと問う私に、星子さんが答えました。
「昨日の『裏見の滝』と今日の湯ノ湖の風景での感激は初めてで新鮮だったからじゃないかしら。」
そうかも知れないと、私は思いました。
ここの風景の美しさは変わらないと言うのに。
ここにはテーブルなども置いてあり、休憩する方も多数です。
私たちもここでお昼を頂きました。
そこに東京からやって来た修学旅行の小学生がやって来ました。
修学旅行が復活したのかと思ったら、何故か嬉しくなりました。
だけどだからと言って、スケジュールの都合などもあり、どの小学校も行けるわけではないと思うのです。
ちょっと心の中で、知っている小学生の事を考えてしまいました。
だけど今日、その子が今度行く遠足の話をしてくれて、やはりちょっとだけ嬉しく思った私です。
「日光浴ノート2020」はもう少しだけ続きます。