森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

赤い星☆

2020-10-11 16:34:27 | 梢は歌う(日記)

もしかしたら、あれはあの赤い星の影響だったのでしょうか。

 

☆       ☆

ふとバイト先で、机から目を離して部屋中を見回してみました。

時々ふざけて、自治会などの自己紹介などをする時に

「夜のお仕事です。」などと言ったりすると、なぜかその段階でどよめかれたりすることもあるのですが、私は別に大人相手に飲食を提供する仕事ではなく、相手をするのはやはり中学生です。

顔をあげて見回した部屋の中にいるのは、19歳か20歳の子供。

そのぐらいの年齢の人を「子供」と称するのは如何かとも思うのですが、ワタクシの子供はその年齢よりもかなり上になってしまったので、イッパシの大人に見えるその年齢の若い方々もやはり子供に見えるのです。

そしてその他に部屋にいるのは、14歳13歳の子供。

その中に、彼らよりも10も20も年上の私が一人・・・・・・・(って、10とか20とかのはずはないけれどね・・・・わはは)

その時、ふとマスクで隠れている口元がフッと緩みました。

そして心の中で叫びました。

ー やったー、やったー、私ここまでちゃんと生きて来たぞ。ここまで生きてくることが出来たぞ。

頑張ったな、私。偉いぞ、私。―

 

生きてきた道を思えば、やはりそこには積み上げられた出来事の記憶があり、それを今風に言えば経験値が高いと言う事になるのではないでしょうか。

急に私は愉快な気持ちになってきました。

 

その帰り道、

まだ元気に咲いているミニ向日たちをしみじみと見て、

 

(この向日葵は3日の夕方に撮ったものです。)

そして空き地のばらばらと咲いているコスモスをしみじみと見る私・・・。

夏だから、秋だから・・・・?

何も関係がない風景です。

向日葵であり、コスモスであるだけ。

 

その帰り道、空には星がやけに輝いていました。

なんだか星が輝いていると、嬉しくなる私なのです。

だけどその星の赤さを見て、そう言えばと思い出しました。

2020年の10月6日は火星が地球に大接近する日だったのです。

それだって人が知ろうが知るまいが、星は勝手に輝いているのです。

 

「あー、なんか、励まされる !」

と、赤い星を見て私は心の中で言いました。

 

いつだって私は私。頑張ろう♪

 

 

コメント (2)
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