ニヤニヤ見ていたらあっという間に終わってしまって感想と言うものがあるか否かが問題なわけですが、なんとなく惰性で書きます。
この「ニヤニヤ見ていたら」と言う言葉は、なんか記憶にあると思ったら、やはり「#1」の時も書いていました。だけれどこれ、まさに毎回「ニヤニヤ見ていたら」で終わりそうです。
竜也さんがたくさんお酒を飲む人だと言うことは周知の事実。だけどいつもどんなふうに飲むのかなと、ちょっとだけ思っていました。一を見てすべてを見通せるわけではありませんが、ほんの少しだけ垣間見たような気がした彼の仕事でありながらプライベート的なお酒飲みの風景だったと思います。
堤ディレクターが
「あなた今年忙しいでしょ。だからこんな風に楽しい仕事もあってもいいかなと思って。」と企画されたらしい「一回道」。
「受けてない」と言う竜也さん。受けていないのに入っていた「一回道」のお仕事。
まさかの衝撃発言ですが、場所が場所なのでそうは全く感じないのでした。
彼は今年忙しかったのは、凄く分かります。
一時期映画館に行くと、竜也さんが映っている違う映画のポスターが三枚あったのを見た時には、うわああとテンションが上がりましたよ。あとちょっとずれていたり、「るろ剣」が早々と宣伝を始めていたら4枚もあり得たかもとか思ってしまいます。
バラエティと言っても、普通はなーんとなく計算された構図が出来上がると言うもの。
でもこれは本当に行き当たりばったりです。
お酒が入ると動きたくなくなるのも無理はないと言うもの。
すると堤ディレクターの脳裏には、そのなーんとなくの構図が生まれます。
ー地図を広げて真面目顔で居酒屋会議。行く場所をきちんと決めて、ホッとしたのでお酒も二杯三倍と進む。そしてラストシーンは
「まさかまさかの大阪泊!!!!!」どーーーーん
という感じでしょうか。
あっ、なんかこれ面白いじゃん、と彼が思ったかどうかは定かではありませんが、いやたぶん思ったと思います。ただ飲み続けたいわけじゃなくて、だからその案が出たら大阪泊にこだわっていたものね。
あーいや、違うかな。ゆっくり飲み続ける事に拘ったのは竜也君じゃなくてやっぱり堤ディレクターだわよね。竜也さんだって大阪泊に乗り気でまじめに居酒屋作戦会議の映像に参加していました。でも何気に「自分では受けなかった」と言った仕事だったのに、何でもその根底は真面目なんですよね。明日の朝は8時出発と聞いても、それじゃダメだなと6時出発を提案したり・・・・。そして堤ディレクターの思惑通り大阪泊になるのかと思ったら・・・
ところが相手が竜也さんだとそうはならないのでした。
彼を先に行かそうと思ったのは「つちのこ」の存在だったように見えるんだけれど、それだけじゃないと思いました。要するに先に行かなくちゃ面白いものは撮れないよと言う無意識の計算が作った無意識の今後の構図だったような気がしました。
だけれど見た目・雰囲気とも、なんか行き当たりばったりに見えるのは、この番組に関してはちょっとお得な感じです。
ツチノコなんかの未確認生物談義、髭談義も面白かったですね。
そしてカイドウ君の差入れ道の続き。
芸人さんじゃないんだから、「ここは食べなきゃ進めないだろう。」なんてたっちゃんが思うわけないでしょ。
だし巻き卵の缶詰は「フツーに美味しい。」と受け入れられたけれど、蜂の子や蚕の甘露煮って、無理でしょ、フツー。
「健康に良いんだよ」と女性の声。
だけれど勘弁してよの顔で終わったのも可愛かったですね。
しかしこの居酒屋で髭は意外とよく似合うと言うことに気が付いたから、アントニーの髭は誕生したのかしらなんて思ってみたり・・・・
というわけで次週も楽しみです♪